西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

立ち入り調査阻止2日目

2015-09-03 21:47:11 | 石木ダム
昨日に引き続き、今日も収用採決申請書作成のための立ち入り調査が行なわれた。

午前9時40分、県は昨日と同じように、石木、岩屋、木場の三方から測量調査のために70人体制でやってきたが、どのルートでもすべて地権者・支援者によって阻止され調査することは出来なかった。








私は、午前中の阻止行動はダム小屋の前で、午後は木場まで上って阻止行動を行なった。


晴天で暑いくらいだたが、風はもう秋の気配を感じさせ、田んぼは実りのときを待つ青々とした稲の波が続いている。



ダム建設予定地のこうばるも美しいところだが、一部が水没する木場も棚田が続き石木川の流れも早い。こちらもとても美しいところだ。





午後1時40分、県職員7名と調査をやる業者15名が虚空蔵山に通じる道を下って私たちが阻止線を張っている下木場の停留所までやって来た。



「何とか調査をさせて下さい。」とこのルートの責任者であるダム事務所の次長が言うけれど、それぞれに、佐世保の水は足りていてダムは必要ないこと。誰も土地を売るつもりは無いので調査しなくていいこと。等々を話した。

また、明日お願いに来ますと次長は言うが、誰もお願いに応じる者などいないのだ。



もう何年もこうばるの住人たちと接触してきて、それは自分たち自身が一番よくわかっていることなのに。

仕事とはいえ大変だな~と思わず同情してしまった。

明日も一歩たりとも足を踏み入れさせないぞ。