梅雨に入って、マクキヌガサタケの幼蕾が顔を出しだした。幼蕾の段階ではキヌガサタケとマクキヌガサタケは見分けがつかない。子実体となってはじめて判明する。キヌガサタケはレースが細かく裾まで伸びる。マクキヌガサタケはレースの目が粗く、半ばあたりでとどまる。
第51回観察会は「ナミテントウの観察」。ガイドは農学部の大澤直哉さん。大澤さんは植物園のナミテントウを研究して学位をとった方。植物園には詳しい。写真は池のそばのコリヤナギにいるナミテントウを説明する大澤さん。
第51回観察会は『ナミテントウの観察』。ガイドは農学部の大澤直哉さん。植物園を「昆虫生態園」に名称変更したら、という意見が出るほど昆虫が多い。私たちがテントウムシで思い浮かべるのは「ナナホシテントウムシ」だが、身近な所では「ナミテントウ」の方が多いらしい。「赤地に細かい黒紋」とか「黒地に大きな赤紋」、また「全体の色が黄赤色」とバリエーションが多くなかなか同一種とは思えない。
案内の画像が前回と同様、余り芳しくない。上等な機械を使うとムカイノ・カッパの力量がついていけない。次回は単純だけが取り柄のスキャナーを使おうかな、と考えています。
案内の画像が前回と同様、余り芳しくない。上等な機械を使うとムカイノ・カッパの力量がついていけない。次回は単純だけが取り柄のスキャナーを使おうかな、と考えています。