京大植物園TODAY

京都市左京区の京都大学北部キャンパス内にひっそり佇む現代の杜、京都大学理学研究科附属植物園の日々の風景を紹介します。

木陰の通路

2023年07月20日 16時19分47秒 | Weblog
緑陰の小径(©ツチノカッパ)

ヤブミョウガ開花中。

2023年07月20日 16時17分38秒 | Weblog
ヤブミョウガの群落。(©ツチノカッパ)

ヤマコンニャク開花

2023年07月20日 16時14分43秒 | Weblog
夏の京大植物園といえば、ヤマコンニャク。(©ツチノカッパ)

池の様子。

2018年12月17日 09時30分00秒 | Weblog

ハゼノキ紅葉。

2018年12月17日 09時29分08秒 | Weblog
ハゼノキが紅葉しています。


木道現る。

2018年12月17日 09時16分11秒 | Weblog
倒木被害で出た木材を利用して、園内のあちこちに木道が作られています。植物園の新しい風景です。





おまけ:倒木近くのモニュメント。







濡れ落ち葉。

2018年12月17日 09時00分10秒 | Weblog
すっかり葉が落ちて、植物園は冬の風景です。




倒木跡。

2018年12月17日 08時52分52秒 | Weblog
クヌギ、チャンチンモドキなど、台風による大型の倒木跡は、ほぼ残されていて風の力の大きさを伝えています。多数が被害を受けたチャンチンモドキは、材がとても柔らかい樹種であるようです。










分解を待つ丸太たち。

2018年12月17日 08時51分59秒 | Weblog
9月の台風被害から3ヶ月。園内はかなり整理されて園内にも立ち入りできるようになっています。植物園のあちこちに傷跡が残っています。そして積み重ねられた丸太たち。園丁さんによると、これらは搬出して廃棄するのではなく、園内で分解させて一部は堆肥として使う方針なのだそうです。「生態植物園」のコンセプトとしては台風による倒木も自然現象なのですから、なるべくそのままにして観察できるようにしておくのがふさわしいのではないでしょうか。








9月4日の台風21号

2018年09月10日 06時49分26秒 | Weblog
比叡山に棲んでいるカッパ仲間からの報告です。

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9月4日の台風21号は記憶に無いほどの激しい風が吹き荒れました。誰に会ってもその時の恐怖を話さずにはいられないほどでした。

植物園の樹木たちのことが気になり7日に様子を見に行きました。前日に大変な状況を知らせてもらっていたので覚悟はできていたつもりでしたが、実際に見て想像以上の被害に身体が震えました。人的被害がなかったこと、まわりの民家に被害が及ばなかったことは不幸中の幸いでした。

植物園はすでに90年以上経ち老木も多数あります。これまでに倒木もたくさんありました。しかし今回のような一度に多数の樹木が倒れることがあったでしょうか。園内の様子にただただ呆然とする他ありませんでした。しかし後で吉田山や如意ヶ岳の状況を知り、50年、100年に一度はこのようなことは起こり得るのだと納得せざるを得ませんでした。

入り口でいつもたくさんの実を落として出迎えてくれたチャンチンモドキ。無数の子どもたちに命をつないで逝きました。ユクノキは枝をもぎ取られてはいましたが、しっかりと立っていました。池の畔のラクウショウもメタセコイアもまだまだ頑張っています。これからも世代を超えて変容していく樹木たちに植物園の行く末を託したいと思いました。
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植物園入り口


クヌギの被害


チャンチンモドキの被害