京大植物園TODAY

京都市左京区の京都大学北部キャンパス内にひっそり佇む現代の杜、京都大学理学研究科附属植物園の日々の風景を紹介します。

カジノキの葉っぱ。(第2回 NF京大植物園観察会スペシャル)

2012年11月27日 20時00分00秒 | Weblog
ガイドの小吹さんは、長年カジノキに関心を持って調べられてきたという。カジノキは、一見地味な植物だが、繊維材料として用いられ、縄文遺跡からも出土している古くからの有用植物。京都では、とくに寺社で見ることができる。

カジノキの葉っぱの標本を見せながら説明するガイドさん。



植物園に生えているカジノキ。


「そして、アベマキは残った。」(第2回 NF京大植物園観察会スペシャル)

2012年11月27日 19時49分45秒 | Weblog
カシノナガキクイムシによるナラ枯れ病でコナラがなくなり、すっかり明るくなった園内東北部のブナ科ゾーンですが、クヌギとアベマキは薬剤注入が施され、枯死することなく残りました。そのヒントは、戦時中にはコルクの原料としたという厚い樹皮にあるのかもしれません。


第2回 京大植物園観察会スペシャルが開催されました。

2012年11月27日 19時27分58秒 | Weblog
京都大学11月祭・北部祭典企画の一環として、2012年11月25日(日)午後に、第2回京大植物園観察会スペシャルが開催されました。

ガイドは、自然観察指導員の小吹和男さんで、テーマは、『木の葉の物語』でした。



秋晴れの素晴らしい天気の下、老若男女、大勢の参加者が集まりました。