京大植物園TODAY

京都市左京区の京都大学北部キャンパス内にひっそり佇む現代の杜、京都大学理学研究科附属植物園の日々の風景を紹介します。

芽吹く―カリン―

2007年03月26日 19時18分59秒 | Weblog
農学部の門の分離帯にカリンが植えられている。植えられて10年位になるだろうか。秋にはたわわの実をつける。知らない内に実はどこかに消えて行く。家庭の「カリン酒」にでもなっているのだろう。ただ、危惧する。もっと木が大きくなってあの実が上から落ちてきたら人ならば脳挫傷、車ならば天井がへっこむのは請け合いだ。いくら考えても、門の分離帯にはまずいのではないかと考える。ただ、カリンには責任がない。

番外編:岩倉はいま

2007年03月07日 19時15分57秒 | Weblog
前に岩倉のマツタケ十字軍運動を紹介した。今回は地域の子供たちとの交流を紹介したい。総勢72名、ヤマがはちきれそうな数だ。「マツタケ探し」をしたり竹トンボを作ったり、餅つきをしたりと子供たちは多いに遊んだ。吉村さんは「今日は、気がついたら始まり、気がついたら終わっていた感じである」と表現している。子供の存在は、矢張り大きい。

メダカ

2007年03月04日 17時53分19秒 | Weblog
池の水面がゆれた。何もいない。なぜだろう、と目を凝らして見るとメダカがいた。ムカイノ・カッパが近づいたので動揺し水面に波紋を残したのだろう。メダカは絶滅危惧種になっている。これも半分は人間の都合だ。メダカはおうように池のなかを泳いでいる。

イカルの死

2007年03月02日 12時41分33秒 | Weblog
トラツグミがガラス窓に激突してなくなったのが1月10日。今度はイカルが犠牲になった。奈良の法隆寺周辺を「斑鳩の里」という。この斑鳩(いかるが)が訛って「イカル」という名前になったそうだ。黒い羽根の風切部分に白い模様が入っている。綺麗な鳥だ。斑鳩の里はこの鳥が沢山飛び交っていたのだろう。