倒木被害で出た木材を利用して、園内のあちこちに木道が作られています。植物園の新しい風景です。
おまけ:倒木近くのモニュメント。
おまけ:倒木近くのモニュメント。
クヌギ、チャンチンモドキなど、台風による大型の倒木跡は、ほぼ残されていて風の力の大きさを伝えています。多数が被害を受けたチャンチンモドキは、材がとても柔らかい樹種であるようです。
9月の台風被害から3ヶ月。園内はかなり整理されて園内にも立ち入りできるようになっています。植物園のあちこちに傷跡が残っています。そして積み重ねられた丸太たち。園丁さんによると、これらは搬出して廃棄するのではなく、園内で分解させて一部は堆肥として使う方針なのだそうです。「生態植物園」のコンセプトとしては台風による倒木も自然現象なのですから、なるべくそのままにして観察できるようにしておくのがふさわしいのではないでしょうか。