京大植物園TODAY

京都市左京区の京都大学北部キャンパス内にひっそり佇む現代の杜、京都大学理学研究科附属植物園の日々の風景を紹介します。

第93回観察会「植物園内樹木のナラ枯れ」

2010年12月10日 09時30分16秒 | Weblog
第93回観察会は「植物園内の樹木のナラ枯れ」。案内は農学研究科の二井一禎さん。いつも東山を見ている。広葉樹が枯れている。何故だろうと思った。それがナラ枯れだった。吉田山にも顕著にそれが現れた。しかし、京大植物園に来るとは思わなかった。結果的には、コナラ7本、ピン・オーク2本、アラカシ1本が伐採となった。写真のクヌギはカシノナガキクイムシがあけた穴に殺虫剤を入れて閉じているところ。丹後半島は1996年がピークで、それが南下して来たと二井さんは云う。(ムカイノカッパ)

 楢枯れの切株新らし苔の床