京大植物園TODAY

京都市左京区の京都大学北部キャンパス内にひっそり佇む現代の杜、京都大学理学研究科附属植物園の日々の風景を紹介します。

『団栗団報』第3報・第4報をいただきました。

2008年12月04日 12時26分41秒 | Weblog
亀岡の河童グループ、「かめおか団栗団」さんから活動報告『団栗団報』(第3報・第4報、ともに2008年発行)をいただきました。

団栗団は、京都学園大学バイオ環境学部の学生さんを中心メンバーに、亀岡盆地のあらゆる分類群の生物相の解明とデータベース化を目指して居られるグループだそうです。地道な勉強会と野外観察の結果が、ほったらかしにされずに丁寧にまとめられているのに敬服です。

「2006年7月の発足時の目標は『生物500種を記録する』ことでしたが、1年後には730種以上を記録するに至りました。現在、植物ではイネ科やカヤツリグサ科、動物では両生類にも調査対象を広げ、記録集数は840種を超えました。それでも、私たちが調査できたのは亀岡の自然の一部に過ぎません。」(かめおか団栗団学生スタッフ、『団栗団報』第四報「第五報に向けて」p.60.)