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家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

寒さ

2007-01-12 10:21:23 | Weblog
比較的暖かい日であったが着脹れしてオートバイに乗った。

用事を済ませた後友人の陶芸家のところにお邪魔した。

ちょうど友人のお父さん(先代)が居合わせたので御挨拶させていただいた。

私がオートバイで来たのを見られて寒さに関して思い出したようであった。

「私は満州に出兵しシベリアに抑留されていたので寒さには強いです。
日本兵は支給された防寒帽を被っていても凍傷にかかって鼻や耳たぶの一部がなくなってしまった人が多いですよ。そんな中、現地の人は顔が出ていたり子供なんかお尻の一部を出して平気で遊んでいた」と言われた。

そして私の履いていた革パンツを見て「それなら暖かいでしょう」と言う。

身動きが取りにくいほど着込んでいた私は少し恥ずかしくなった。

当時の衣料からしたら今は格段と暖かく軽くなった。

だが寒いものは寒い。


帰りは気合を入れて走った。

でも寒さとは全く関係ない。