生だろうと乾燥品だろうと、日本の食卓にはかなり馴染みのものだと、私はそう思っています。
だけどこれがカジメと聞けば んっ? となる場合が多々ある。 まぁ~そう言う自分だって実際腹いっぱい食べたことないですからね。
数年前「漁師料理金谷」によったとき、そこで小さなビニール袋に入れられていたのを購入し、自宅で料理?して食べたのがお初でした。
ありがたや
すでにして「ぬめって」いるその海藻を細かく叩いてから味噌汁に入れて食べてみる・・・おおっ、美味いじゃない!
メカブとはまた違った驚異のぬめりと香りで、これはコレで良いったら良い。
でもそれ以前からその存在は知っていた。 南房辺りでキャンプやっていてですね、波に打ち上げられたそいつを山渓のポケット図鑑で調べてみたらカジメだったと。
でもその時は口に入れなかったのね。食べられると判明はしたけど率先して拾うことはありませなんだ。
あっ書いてていま思い出したぞ。
ブリトロ?
横須賀の「なかさん」から一度、海の上でこのカジメの乾燥品を頂いたのでした。いや嬉しいプレゼントだと嬉々として自宅に持ち帰ったのですけど、これは私が留守中に家族が全部食っちまって・・・ひでーじんかよ、全くよ~~。
そういえばいつだったか・・・国道127号を南下し、勝山漁港の交差点を港のほうへ曲がると右側にスーパーが何店かある。 そこでメカブはありますか?と店の人にたずねたところ
うめ~
メカブ? なんですかそれ? 聞いたこともないね ⇐一語一句まんま
もう何軒か隣のスーパーでも売っていなかった。
輪ゴムで
今でも不思議に思います けんもほろろと言うか・・・なんか聞いてはいけないことを聞いてしまったかのような そんな態度をとられてしまって。
おっかしいな? 勝ちゃまには生えていると思うんだけどな?
先日は鳥海氏とらーめん三孝で飲んでいたとき、このカジメの話になり・・・アレはな向こうの漁師が言うにはよ
「んなもんアワビの餌であって人が食うもんじゃねーーー」と、のたまわれたそうな。
ちなみに場所によっては固くて美味くないのだそう。
う~ん、地域性があるのかしら? それにしても扱い方がちょっとアレですよね?
もしかしてカジメではなくて、アラメと間違っているのじゃないのかい?
今回は竹岡の知り合いから大量の、そして本物のカジメを頂きまして、感謝感激でございます!
ちょうど一年前「欲しいのだ」という、私とのたわいもない会話を覚えておいて下さり、しかもそれを実践してくれて。
樽で一杯分ですよ! いや自分だけではなく各々出回る量はみな樽一杯が基本なのだとか。 ふはははは、すげー量ですこと(笑)
ああそうだ、自宅へ持ち帰る前にラーメン三孝によって一杯飲ったのだっけ。
俺はな、カジメは生が好きなんだ!と、こさえてくれたのが上記の写真。
逃げないように輪ゴムで束にまとめて刻んでいく⇐技ありですね ・・・鰹節と刻みネギを乗せ、上からしょう油をかきまわして出来上がり。 あっポン酢でも可だってさ。
自宅で
しかし生で食えるなんて知らなかったな~。 生ですぜ、生? 生で食えるたぁ~よ。
味噌汁に入れるのは鼻水みたいで嫌れーなんだ・・・とはマスターの談。
乾かない
いや流石は木更津一のワンダーランド、もはやラーメン屋の範疇を越えている。 なに食べても美味いし、しかもこうやって勉強にもなるし。
今現在カジメは外で乾燥中。 天気悪いから四苦八苦してますが、ちと荒技使って天日干しじゃ
アジサイの株に
完成品をもみ海苔よろしく、こうくしゃくしゃして味噌汁に入れると美味いのですって。
うふふ今から楽しみです。
海へ出たいにゃー
それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!