木更津あだ波団

碧丸とゆかいな仲間達!

東京湾金谷沖タイラバ便釣果報告!

2014年12月29日 10時35分37秒 | 釣り
12月28 日曜日中潮



この日は極私的忘年会に使う(鯛シャブのことね)赤いやつを仕留めるため、最初から大物一発ポイントへと、わき目もふらずに直行です。




この時間まだちょうど良い感じで上げ潮効いてるので、お気楽にかまえていたら・・・3流し目までは全くの無反応、外道のアタリさえ無し。




これはちょいとまずい、ポイント移動すっかと一瞬ちらっと脳裏に閃いたのだけど、ここは我慢して正解でした。




最初のヒットは久しぶり登場の羽鳥ジイに、そうぼやきの父っちぁん、テンションMax!




来たぞ~と、オタケビ上げたまでは良かったが、スピニングリール巻く速度が速すぎて、あっけなくバレ




ゆっくり巻けと言っているのによ、聞く耳持たないのだよ。いい年して興奮しすぎなんだって



空気頭ヒット中




いやはやの騒動であったが、続いてのヒットはこの私




上がってきたのは刺身で美味しい1.5kgの本命です、うははのは



食べるならこの大きさがベスト。



その後、間をおかずまたまたこの空気頭にヒット。ゴンゴンとロッドを叩くこの引きは・・・良型2.3kgの赤いやつ




いやえがった。これで忘年会の料理「鯛しゃぶ&刺身」に使う本命が早々に揃ったので、みごと作戦コンプリートでしょう



鯛は良い。




あとは今回のチャレンジャー達が、ポンポンと鯛を上げてくれれば言うこと無しなのだが・・・。




次のアタリまでしばし間があったが約40分後、久方ぶり登場の田山氏に、ゴンゴンと



鯛の引きを楽しむ田山氏!




田山氏はこの工作船に乗る回数そう多くないのだけど、遊びに来ればかなりの確率でデカイの上げていきますね。




きっとこの工作船と相性がよいのでしょうや



よい良い!



ハイお見事!この日最大の2.7kg良型をゲットです。




さぁ~てここまでは調子よかったけど、下げ潮になってから、とたんにぱったりとアタリがなくなって、午後の12時30まで、ひたすら巻き巻き修行の数時間でした。





下げ潮ってけっこう自分好きなんですけどね






ラストまたまた田山氏がやってくれてしかし本命の引きと違うので、なにが掛かったと思ったら、なんとこれがドラゴン級のタチウオ



このデカさ・・・初めて見たよ!



う~むタチウオ船団は神奈川よりの、はるか向こうに固まっているの承知していたのだが、まさかココで食ってくるとは思ってもいなかったです。





このご「柳の下のなんとやら」を期待したのだけど、日ごろの行いが祟ったとみえて、まったくもってアタリなし





結局、時間30分延長したPM13:30分、後ろ髪引かれる思いで納竿したのでありました。いやお粗末!








まぁ~しかし、当初の目的は果たせたわけだし。良い良いのショート便だったと思います。




ハイハイ帰港してからは、今晩の私的忘年会に共出すべくわが自宅にて、鯛もタチも「乱切りなで切り」の刑に。



凄げ~ぜドラゴン!




魚たちを食べやすいよう調理第三形態(柵にしたりとか)にしてから、それらをクーラーボックスに詰めて、いざ私的忘年会の会場へ。



でかいまな板が欲しいです



別に俺が声かけたわけじゃないが、よくも自分達の様なある意味「無法者集団」を、自宅に招きいれましたな田山氏よ。




ありがたいコトこの上ないのだが、世の中にはとんでもないヤツがいるからよ。



けっこう素早く無くなったな・・・。




高価なリールをいじくりまわして、あげく押し入れに隠してみたりとか、ぶふっ





しかし今回の私的忘年会は、美味いものづくしでよかったですなー。



いただいた最後の鬼ヒレです




写真に撮り損ねたが、猪鍋・・・ぼたん鍋もこさえたよな。





あっ、mary-anna氏から頂いた最後の「鬼ヒレ」を使った熱燗なんか、もう絶品でしたし





鬼ダシよく出るので、イレギュラーとは思ったが計4回も燗したとここに報告する次第。








みんな、タチウオ&真鯛の刺身いかがでしたか?毎日毎晩、ああいった美味し肴で一杯飲りたいものですね。





うふふ、機会あればまた海の幸でパーチーやりましょう。





それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!






東京湾タイラバゲーム 遅ればせながらの釣果報告!

2014年12月25日 12時10分05秒 | 釣り
12月6日の土曜日は、半ドンでPM13時までお仕事。




そのご猛ダッシュで帰宅し、嵐のような勢いでタックルを整え、なんとか14時すぎには海の上の人となりました。




久しぶりの午後便、しかも真鯛とメバルのリレーです。




第一海堡の北側でナブラ発見




しかし結果的に、タイラバの方はそう上手くはいきませなんだ分かってはいたけれど、日が暮れるのがえらい早くてよ。



まさみ君、トップで掛けるの上手だわ



近場を右往左往するしかない、そう実質2時間の勝負ではちと無理があったと、今では反省しておりますです、はい。



このフッコは美味かった!



う~む・・・「フッコのナブラ打ち」なんかしている場合ではありませなんだの、いやお粗末。



真鯛はこの1枚のみ、寒いよな。




だけど日暮れてからのメバル便に関しては、初めてのポイントだったわりに好勝負できたと思います



月も出た




喰いはイマイチ悪かったが、そこはソレ。あの手この手の誘いにて、一時間強でバケツ一杯分をお持ち帰り。



コンビよ、まともに狙うなら奥は深いぞ!



うふふ、この「夜メバル便」は近々、本格的に出してみようかしらね。









では翌日の12月7日 日曜日の釣果。




タイラバ初挑戦の方2名を含む、チャレンジャー4名を乗せて出船。




最初のアタリは・・・わ~ぉ、この空気頭に




船中最初の一枚となる本命は4.3kgのビッグワン。うははは、酔いどれとは言えなめんなよな~



長澤君・・・ラスト頑張りましたね。




その後すぐにまたまたこの私にヒット。これ(両方とも写真撮ってもらう暇ありませんでした)は先ほどよりずっと小ぶりの1.7kgでしたの。



しかし船上おおいに盛り上がったのは言うまでもなし。



りゅうじ君、小型ながら初タイラバ初ゲット



いるよいるよ~、遠慮せずみんなバシバシ釣ってくれたまえ!




だが悲しいかな、ここから11時ぐらいまではかなり厳しい状況が続くことに。僚船からの情報も、そろって苦戦中とのこと。



江口君ヒット中。



アタらないときのタイラバは、まさにストイックで修行的な釣り方でありますな、いやはや全く




まっだけどそこからは「ぽつぽつ」アタりを逃さず拾い、なんとか初タイラバの2名様も本命上げることに成功。



お見事、出来過ぎの?3.2kgです。



最初は「こんな鉛玉にマダイが喰うなんて信じられない」と、半信半疑のお二方でしたがキッチリ勝負決めてくれて、特に江口君のほうは3.2kgのデカ真鯛含む計二枚を獲ってくれましたよ。




話変わるが最近の東京湾央は、タイラバの外道でマハタ小となぜかトラフグが掛かってきます。



トラフグじゃ



両種とも型は小さいのだが、食べちゃ~やはり美味いですからね。あっ、あとアマダイか




外道とはいえこれ全て高級魚でしょ!こやつらが、先のお二方の言うところの「こんな鉛玉?」に食って来るのですから・・・ラバージグの威力は絶大じゃ



お疲れ様でした。



江口&りゅうじ君、双方これで納得していただけたと思うので、また近々「ファザーなおき」氏と一緒に遊びに来て下され。



自分この正月休み、天候さえ良ければ常に沖へ出るつもり。うふふ、エントリーお待ちしております!










はいはいお次は週変わって、13日土曜は半夜釣り便の釣果報告。




この日は朝からだんだん風が強くなる予報でしたので、早朝はAM3時40分に出船し、風が吹くまでの約1時間半ほどメバルを狙って竿出しました。




煮付けに最高の黒メバル。居酒屋で頼めばアベレージ¥1,500円は下らない、かなりレベルの高い酒の肴になりますが




果たしてその釣果は・・・惨敗じゃ



イナダのナブラ!



狙うべき魚がそこにいると分かっている、しかし仕掛けおろしても「お触り」さえない。いや、言いわけしているのではないぞ。



まがりなりにも魚釣りを趣味としている人なら、この状況お分かりいただけるかと思います。



・・・。



この早朝がまさにそれ。活性良ければ日中だって食ってくるのにね。




まぁ~かわりにカサゴが「ぽつりぽつり」と釣れたから良かったものの、これでなんもアタらなかったら、うぎゃーと叫んで海に飛び込むところだよな!



ふくチャンヒット中。



思えば以前、およそ7年ほど前になるかしら?



・・・小っせー!



新日鉄のバースで夜メバルやっていたところ、どうも「タナが上ずってきたな」と思っていたら、とたんに自分のまわりでライズが始まって




はっと気付けば、向こうのそのまた向こうまで海面が白く静かにざわついていてね



自分一人分の釣果。



そう驚くべきことに、岸壁に沿って、夜目の効く範囲およそ数百メートル(当時は減産していなかったので、今よりもライトが灯って明るかったのだよ)先まで、そのライズ見渡すことが出来たのでした。


三孝にて、アイナメ大の煮付けが美味し!



ある意味衝撃的な光景だった・・・どんなタイミングか分かりましねども、水深に関係なく一斉に始まったのですから。



スイッチが入る、時合い到来、活性up、食いが良くなる。



ロクデナシが一人・・・。



今でも鮮明に思い出すこと出来るけど、そのときは目に見えた「魚にまつわる自然現象」だったから、私のような空気頭でも良~く理解できましたとさ。



この時合については、タイラバやっていても分かります。今まで流していて全くアタらなかったのに、同じポイントでいきなり外道等が釣れ始めれば、時合い到来かと?




朝日屋に献上。




まっ、流す下にマダイいなければ「お話にならない」けどよ、ぶふっ!









はいお次は翌14日の釣果報告。




この日は久方ぶりに、nonky-遊動式ラバージグ「魔弾」の製作者でもある「のんきさん」が遊びに来てくれました。




しかも簡単に脱着できるロッドホルダーを2個ほどお土産に持って



こんな感じ。




このお手製ホルダー、どこぞのDIYで手に入れた「ガラス等を持ち運びするときに使う吸盤」の様なモノを使って作ったとのよし。



具合まことによろしいです




手近に取り付けられるので、コチラいたって重宝しております。のんきさん、全くもってありがとう!




ほんと考える次元が違いますね。俺なんか平日は酒のことしか頭にね~よ、ぶふっ!


後半は凪に・・・



さて釣果のほうですが、本命釣れても型がイマイチで・・・。




そのかわり外道がいつもよりえらい掛かって、のんきさんだけで8目達成。いやはや、本人うれしくはないだろうな。




今年初のアマダイ!




そうアマダイだのマハタだの外道便と言ってもよいかと。



いつもいつも、リリースするか迷う?




あっそうだ、イナダもダブルヒットしたっけな~。







今回は自分の「ポイント選択ミス」だと、ちっと反省しております。





みんなこれ懲りずにまた遊びに来て下され。




・・・外道便でした。




そうだ、のんきさん。アマダイのお味いかがでしたか?のちほど教えてね。





はいはいはい、お次は12月20日の釣果報告。






この便はホント久しぶりにNOZOMIさんと、今回お初となる「のぶさん」が遊びにきてくれたのだけど、釣果いたって悪しでした。




先日釣ったワラサを刺身で



雨足が早くて、デジカメ壊れるの恐れて写真撮っていなかったが、おぼろげな記憶では・・・午前中誰かがチャリコ1枚、トラフグ1匹掛けたっけ?





あと定番のホウボウがちょいちょいか



八丈島の焼酎、いのじぃ~見てるか?



そんなこんなでずぶ濡れになりながら、ラストは一発逆転ポイントにて、ジギングコンビが良型一枚づつ上げて終了でした、トホホのホ



ロックが良い、良いったら良い!




うむむむ、雨にタタラレタ半日であったが・・・NOZOMI&のぶさんよ、この空気頭にどうかリベンジ便出す機会を








ハズしてはならない日だったのに、全くもって申し訳ない。あっ、ついでに「身動きとれない」パパさんも、強引に拉致ってくるようにね、ぶふっ。



絶頂の宴 真っ最中、モンクあっかバーローめ




おまち申し上げまする!






はい翌12月21日 日曜日の釣果。



豪華客船・・・珍しくママが喰いついた。



やる気溢れるチーム鈴木の御三方を乗せて沖へ出たが・・・前夜のゲリラ豪雨もかくやという状況のせいか、どこをどう叩こうとも全くもってアタリ無し。




外道すら釣れない、この一年では最悪の「活性悪し」の便になったと、ここで報告する次第。いやお粗末。




・・・10分ほどもかかった。




唯一この空気頭が、3.1Kgのワラサ上げたのが「まともな」釣果と・・・。




こうなればカメノテでもと思ったけど、土産は水面に浮かんでいたタチウオを、2本ばかりタモですくってそれで良しと、ぶふっ。



腹がカモメにかじられているの図




タチウオは水面でバラシタしたやつなど、そのまま潜っていかずに「浮く」ことがあるのだよ。





けっして全部がそうではないが、潮の流れと風の吹く方向が同じなら、そうタチウオ船団の風下あたりに気を配っていると、けっこうな確率で見つけること出来ます。




ショボ過ぎってね。




その身体つきからか?カモメも食べ辛いようで、浮いていると思われるその上で「ギャーギャー」騒いでいるのを、目ざとく発見出来うればしめたもの




・・・獲物はよ、あの手この手で持ち帰らねば。







ハイハイハイ、ラスト23日は天皇誕生日のタイラバ便釣果報告。




気合い入れて早朝は6時30分、富津秘密ドッグを出港。








久方ぶり金谷沖を攻めるも、真鯛の型はどうも小さいようで・・・・





自分が鯛飯サイズを3枚にチャリコ1枚の計4枚。





つるチャンも似たような釣果。





彼はどうも納得がいかないのか、大きくなれよ「ハイリッホーと・・・全てリリースしておりました。






外道は高級魚が揃ったので、まぁ~文句はないが、このままでは帰れないと、掛かれば大鯛という「一発逆転」ポイントへ移動。




粘ることしばし・・・おっ、喰ったぞとはまさみ君の声でした。



よくやりました!




お見事、3.7kgのビックワン。うははは、良い、良いったら良い




サイズ小さい方が食べて美味いの分かるのだが、掛けて胸躍るのは、やはり大鯛ですよね。



外道は多彩。




さて、毎日毎晩忙しくて、ブログの更新でさえ思うままにいかないのだけど、今月は寒気の南下にともなった「冬の嵐」に会うめが多く、どうも魚の活性が総じて悪いとの印象もちました。






よそ様の釣果はどうなんでしょうか?上手く釣っているのでしょうか?






よいよ本日から冬の大型連休に入る方も多いコトでしょう。そう正月用のマダイを獲るのは今ばかりとな、うふふのふ。





明日28日は、自分も出るつもりです・・・う~ん釣れればいいな





それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!







格安航空券を使っての旅とは、はたしていかがなものか?

2014年12月02日 17時10分40秒 | 旅行記
11月最後の週末は会社から余計に1日お休みをもらい、二泊三日の予定で久方ぶりに北へと飛びました。




目的は札幌に住まう両親に会うこと、そして祖母の墓参り。




自分は生まれも育ちも茨城県なのですが、母親が北海道の出身。





その縁があってか今現在は、両親とそして妹までがこの地に移り住暮らしております。





もう少し近いとお互い行き来しやすいのだが、やはり北国は遠くてね・・・一泊二日ではな~んも出来ないし、交通費だってえらいかかるのですよ。





しかし両親たちが移住して今年で12年経つのだったか?






この間に航空及び旅行会社の価格競争が一段と熾烈をきわめ、各社から出されるフリープランという「宿泊先と航空便がセットに」なったものを購入すると、わりに安くあがるようにはなりました。





出発時間も選べるし、自分のように「食事はよそで」という旅行者にとってはまさにうってつけ





今回もそのフリープランを使って札幌まで行こうと思っていたのだけど、連日の忙しさにかまけてずるずると予約入れるのが遅くなり、ハッと気が付いたときには狙った便とれないと言う体たらく。




う~む




これはまずいとママに相談したところ、色々とパソコン使って調べてくれて、なんとか航空券だけは安く手に入ることができました。ホテル込みではないから、両親のマンションに泊めてもらうことになるのだけどね。




格安航空券その夜ママからプリントアウトした券をしげと眺めつつ、彼女に色々と話を聞けば、こたびはいつもの羽田を利用するのではなく、成田経由で飛ばにゃならんとのこと。



成田空港使うのは20数年ぶりじゃ!




う~んそうですか、詳しくは分からねども、そのあたりに安さの秘密があるのかしらね?





我が自宅から車とばせば1時間かからずにこの国際空港へたどりつけます。だけど高速バス使うと、途中に金田と市原のターミナルによるので、かかる片道約1時間30分。それと高速バス代が片道¥1,700円。




凄いな~!



たげど札幌までの往復航空代は何と¥15,060なり。




往復でですよ高速代プラスしてもたしかに激安か




けっきょく何だかんだとその激安航空券使って11/26日のAM8:15分、寒さいや増す北の大地へと飛び立つことになったのでした!




さすが成田空港、英語版の漫画を発見。




自分が乗った航空機は片側3列づつの今まで見たこともない小さなやつ。しかもなぜだか空港の奥の端に止めてあり、そこまではやたら車高の低いバスを数台使って移動です。





乗客も半分以上が異国の人のよう・・・言葉で判断するに、ほぼ中国の方のようでしたな。










自分は後部よりの窓際で同列は日本人の女性ペア。格安とはいえ、まぁ~そんな「不愉快なめ」にあうこともないだろうと思っていたのだけど・・・あまかった





前列には異国のオヤジ連中が3人座っていましたが、これがまた離陸前から「のべつ幕なし」声高にしゃべりまくっていて、驚くなかれこれが千歳に着いてもそのおしゃべりは止まらなんだ。






おまけに首をがくがくと縦に振りつつ、かつ体をゆすりながらしゃべるものだから、いやシートが揺れてこちらまで忙しないったらありゃしない。





うしろの列もこれまた同じ国の人たちで、自分の真後ろは小学校に上がる前と見受けられる、まことにもってちいさな可愛らしい女の子




高度9,500m 会津磐梯山を眼下に望む



しかしこの子は離陸途中からテーブルひきだして(わかる人には分かりますね)その上に足をのせ、この自分が座っているシートを「後ろごし」からガンガンと蹴りまくるのですよ。



のったりと、珍しく凪の津軽海峡です




途中でパイロットから「せまいキャビンにて申し訳ないが、どうか空の旅をお楽しみください」と機内アナウスが流れて





おぉっ「ずいぶんと大胆なことをおっしゃる」とこちら聞き入ったものだが、いかんせん終始この状況であったので「まったくもって楽しくないぞと」心底思った次第





いやはや話には聞いていたが「お隣の国」の傍若無人ぶりを、直接体験することになるとは夢にも思わなんだ




まっしかし我慢の1時間40分ではあったけど、解放されればこっちのものよ。



久方ぶりの札幌駅




東京駅と同じように長らく続いた改修工事も終わったとみえ、すっかり見目良くなった札幌駅に着き、まず私が向かった先は・・・釣り具屋でした、ぶふっ!











駅から歩いて約5分ほどのところにあるのですが、釣具のほかにアウトドアグッズも売っている、鉄筋コンクリート造り6階建てのビルであります。





その名もアメリカ屋






なんぞ米国にちなむ深い意味合いあるのか分かりましねども、まともに釣り道具売ってます。





市内には他にも釣具屋あるけれど駅に近いこともあって、自分は札幌に来るたびにこの「アメリカ屋」に寄るのが常。





そして今回は、いや今回も北海道の釣り新聞と「スカリ」を購入。海で拾ったニシガイやら赤太郎を入れる袋のことですよ。



コレが良いのだよ!




なにもこんな北国で購入しなくたってよいのでは?と思われるがしかし黙れ黙れ。自分のホーム周辺ではなぜか売っていないのだね、こんな糸が太くてゴツいやつ


う~む。



潜りかつ拾いつつ獲物をスカリに入れていくので、どうしても丈夫なモノでないと、テトラや岩に引っかかってワンシーズン持ちません。




スカリのサイズが選べるのもほんと嬉しいです。前回のときは悪造キャップの分まで購入したが・・・はたして今年は使ってくれたのかしら








それ以外はたいして興味ないが、そこはソレ。じっくりと時間かけて色々と物色していきます。




・・・こいつに喰うのか?


しかし毎回来て思うが、なぜに北国ではこのようなハデな仕掛けがまかり通るのであろうか?




カレイにしてもクロソイ仕掛けにしても、百戦錬磨のコスッからい東京湾の魚達から見れば「フン」と鼻を鳴らして、馬鹿にされるようなゴツくて「ケバケバしい」ものばかり。





・・・オモリかしら?




ところ変わればナンとやらか・・・いつか自分もこの北の海で、まともに釣りしてみたいと思います。東京湾仕掛けで、ぶふっ!








その後は父と落ち合い、デパ地下の鮮魚売り場へ夕飯の買い出しに。




八角を食べたかった・・・。




酒やら漬物を選び、また色々と魚を柵で購入して、こんやは久方ぶり家族団らん家飲みパーチーとなったのでありました。



乱切り撫で斬りにしました。



写真のブリ、二か月ほど前に「三孝ラーメン」で北海道産のを食べさせてもらい、その美味さにひっくり返ったのを覚えていたので一柵買ってきたのだが、包丁持って切る段になり、なんとこれが千葉産であることが判明




こんなところまで来て目すりとは・・・ホントバカなんです。





だけどけっこう旨かったぞ、負け惜しみじゃなくてよ





お互い近況報告などしながら、北の肴でお酒をがふがぶマガレイの煮つけもカジカの味噌汁も最高でした。





そうだ書いてて今思い出したが、このとき気分よく酔っていると、なぜだかいきなり両親が二人して「お前のその頭はなんだ」「山男じゃないのだから、きちっとした髪型にしてきなさい」と、なんの脈略も無くかつ唐突にお説教をくらったぞ。





自分は週末になると釣り三昧という生活を送っているので、なかなか髪切りに行くことが難しいです。





釣りから帰ってもまず大人しく家にいると言うことは無く、ママの隙を見ては、すかさず木更津駅西口界隈へと消えちまうからな。




結果、いつもぼさぼさ頭なんだよね。





「いいか俺の通っている床屋は安いぞ、今から行ってさっぱり切っちまえ」・・・あああっ、三つ子の魂百まで






しぶしぶ親父の後をついていき、地下鉄に乗って・・・髪切ってきましたよ!



とんだバカ親子でした



いやはや旅先で床屋に行くことになるとは。






ついでに言うと自分いつもは美容室なので、そう20数年ぶりにカミソリで髭をぞりぞりと剃ってもらいました。うふふ、たまにはいいもんですな。






さっぱりして床屋を出た後は親父と二人、近くの居酒屋を(焼き鳥屋とスナック)はしごして、ぐずぐずになりながらの帰宅。やれやれな男達で、ほんにすまんな母ちゃんよ。




北の杜御廟です





翌日は近くのGSでレンタカーを借り、家族そろって祖母のお墓参り。






ここは全天候型とでも申しましょうか、雨が降ろうが槍が降ろうがいつでも快適に花を手向けることの出来る霊園です。



この風景に、いつも圧倒されます。




わかりやすく言えば、体育館の中にお墓があるという。






その後は札樽自動車道に入り、一路ワインで有名な「余市」を目指しました。





昔この付近で痛ましいトンネル事故があったな。






余市に訪れるのは7年ぶりぐらいか、その時もレンタカーにて訪れたのですが、町並みそれほど変わっておりませなんだの。





とりあえず両親と妹を「ニッカウヰスキーの醸造所」へおろし、自分は目当ての魚屋へ!









そう言えば自分この時まで知らなかったが、NHK朝の連続テレビ小説で、この「ニッカウヰスキー」誕生をモデルにしたドラマが始まっていたのですね。





マッサンと言ったか?今思えばあの「あまちゃん」でさえ一度もみたこと無いのだから、芸能オンチもここに極まれりだな、ぶふっ。



みなトロ箱で購入しています。



さて自分は醸造所から車で3分の、知る人ぞ知る魚屋「新岡鮮魚店」へ







良いですな~この感じ。思えば結婚する以前の妻と、茨城県は那珂湊魚市場へ週末のたんびに通っていましたよ。





デパ地下とは大いに趣が異なる




いやはや、全くもって色気のないデートだったのだね。






午前中早目に訪れ、ブラックタイガー大の鬼殻焼きと、地元で獲れたHガニの味噌汁をすするのが定番でした。う~ん何もかもが新鮮であったあの若し頃に戻りたい。






妻だってそれこそ珠のような肌をした大人しい娘御だったのに、今では海獣トドに「ふてぶてしさ」と憎らしさを足して、あと・・・あっ、まずいまずいこんなこと書いてるのバレタら即「ぶち殺される」わいの。






しかしこういったトロ箱で買っても「おつり」がくるような、安くて新鮮なものを売る元気な魚屋が、もっともっと日本全国にたくさんあればいいのに。今現在ではとんと見かけなくなりましたよね。






私が子供時分には、刺身を味わおうと思えば「近所の魚屋に」前もって予約して造ってもらったものです。




ダイヤモンドヘッドか?



今はよ、地元スーパーの鮮魚コーナーに行っても、食べる前から味が分かるような魚しか置いていないのだものな~、いやはや。




これが小樽運河だよ。




余市を後にして次は小樽にでも、と思ったがそこはスルー。一度帰宅してから今度は地下鉄に乗って札幌の中心部へ散策へと向かいました。



札幌の地下鉄は加速が凄いです。



ちょうど時計台の下で「クリスマス」のためのライトアップが本日から始まるとのことだったけど、暗くなるまではいなかったので、惜しい・・・そのイルミネーションを見物するのはまた今度の機会に。



札幌と異国のミュンヘンとは姉妹都市とのこと。




その後は両親と早い時間から居酒屋へ行き、またまた北の肴で一杯じゃ・・・うふふ、ビールが美味かったの~


ソーセージが美味いです。



翌日は札幌駅AM9:30発の「何とかライナー」という東京で言うところの「特快」みたいな電車に乗って、北の都とはこれにてお別れ。そして札幌から一時間足らずで、千歳空港へと到着。






もうちっと長居してもよいのだが、いかんせん富津の自宅に帰るまでの時間を計算すると、いつもこのくらいの時間帯に移動しなければならないのです。



・・・広いの~。



千歳では40分ほど時間に空きがあるので、ここで「無難な北海道」のお土産を購入。





六花亭のバターサンドとか佐藤水産の缶詰とかの類。そういえば「白い恋人」はどうも完全復活したらしく、たくさんの旅人が群がって購入していましたぞ。






偽装事件も、のど元過ぎればナンとやら。我々はどうも忘れっぽい国民のようですね、それがどうしたと問われれば「俺もそうだ」と答えるが、ぶふっ。




別にほかの銘柄でも問題無し




さて手荷物検査の前にラスト、札幌ビールで〆とします。工場直営だか何だか知らないが、空港内で飲むビールはどれも「きめ細かい」口当たりで、そうハズすことありませぬ。




ホントは2杯ぐらい飲みたいところだけど、トイレが近くなるからね、残念だがいつも一杯で我慢。




自分ふだんビール飲みません。



ビールも飲んだし買い物も済ませたので、これでもう思い残すことは無し。さ~てそれでは帰るとしますかな






出発30分前に出発ロビーへ向かい、行きと同じく異国の方々と飛行機を待つことしばし。ここまではまことにスムーズで、なんの不安もありません。





しかしあと15分で乗り込み開始だなと身構えている私の耳に、女性の声で「到着が大幅におくれます」と、いきなり衝撃的なアナウスが




電光掲示板ではない・・・。




えぇ~、もっと早くに言わんかい





しかも遅れること1時間20分だと。





ちなみに成田までは、飛行機時間約1時間40分で行くことが出来ます。





う~ん・・・到着が遅れるのは仕方なしとしても、成田から木更津間までの高速バスは、それこそ一日数本しかないのだよね。





行先を東京駅に変更したって、そこからまた木更津にターンバックするのは全くもって面倒だし。





まっ泣いてもわめいても仕方ないので、ここはグッと性根を据えて・・・酒でも飲むか、ぶふっ!




タクマシイと言っとくれ。




ワタクシおもむろにバッグから酒を出し、プシッ~ぷはー






祖母の仏壇から下げたワンカップ等の酒を、8本ほど「どうせ自分達は飲まないのだから持って帰れ」と両親より手渡されていたのです。





それにしたって量が(かなり重い)あったので一瞬断ろうと思ったが、いや素直にしたがってほんにえがったわい





ロビーの隅に移動し壁に背をもたせかけて、一人うつうつと酒をあおっていると、目の前でざわつくお隣の国の「傍若無人」な振る舞いなども、まぁ~よいわさと心大らかになる空気頭だったのでした。




そして帰りの飛行機の中は・・・全く記憶にございません、酔ってかなりぐったりしていたもので。いやお粗末





帰宅後ことの次第を(今回の航空機にまつわる話)仲間に話すと「それは仕方ない」「そんなのあたり前」「ご愛嬌」などと、皆々いたって冷静にさとすのね。すでに経験済みとのことです。





自分の感覚からすれば、国内の旅客機が1時間以上も遅れるなんて、悪天候でもない限りありえないと思うのだが。どうなのかしら?





まぁ~みなさん分かってて乗るには納得でしょうけど、これから「格安航空券」を使って旅をするという方は、そこらへんのトコよ~く考えて乗り込むのがよろしいかと





現地で慌てふためくことのないようにね。





それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!