木更津あだ波団

碧丸とゆかいな仲間達!

深海「シマガツオ」の食味やいかに?

2014年07月02日 22時22分07秒 | ブログ
先週末の土曜日、タイラバの合間に掛けた「シマガツオ」があまりに珍しかったのか?



のんきさんや西荻番長より立て続けに、食レポ&釣り方教えろとの要望がありましたの。




しかしこの空気頭だって、その存在を知って狙ってはみたものの、まだチャレンジ2回目の「初心者」なんですぜ



なのでそんな確信持ったこと言える立場でもないし「オコガマシく」もあるので、だから・・・まぁ~ちらっとね!
コトの始まりは先々週の日曜日でありました。その日は「東京湾央タイラバ便」が決定していたのですが、悪天候のためにやむなく中止。





しかし朝から「くさっていた私」のところに、久方ぶり「がれおんⅢ」の中森親方より釣りのお誘いがあったのですよ。たしか電話もらったのがAM9:40分ごろだったかの

P6221556 ・・・キャビン付きが良い


えらい勢いで準備整えて、ママにわけ話して車で木更津の潮見バースへ送ってもらい、30分後には息切らしながらも見事「船上の人」となっていましたね、ぶふっ。





まっその日の親方の狙いは剣先沖の青物だったのですけど・・・潮&天候悪いせいもあってか二人して懸命に、片やスロージグそして私はラバージグにて(コレでは青の活性上がるまいよ)狙ってみたが、いやはや全くの沈黙状態。

P6221559 ・・・鳥山じゃ!

釣れたのが、なんとサバのみと言う体たらく・・・う~ん、そんな日もあるでしょう





お互いすっかりあきらめながら帰港の途についたのですが、その途中で親方が唐突に「そうだお前、シマガツオ知ってるか?」と、このワタクシに問うのでした。

P6221558 剣先沖のカサゴはカラフルじゃ

知らなければよ、今からこの帰りがけ、試しにちょんの間やってみっか・・・で急なかけ上がり、いや落ち込みと言うのか?水深120mラインをのんびり狙ってみると、いきなり一投目で親方に激震的アタリが
しばらく「やり取り」して上がってきた魚は、おおっこいつがハンチク深海魚のシマガツオでありますか


P6221562 親方、色々とありがとうございました。

東京湾では、コマセ真鯛や深場タチウオの外道として、かなりポピュラーらしいのですが、聞けばどうもあまり好かれてはいない様子。
マダイは水面まで上げて来ると「いや~ん、どうにでもして」と言わんばかりに「ぼかっ」と浮いてきますが、このシマガツオは水圧の影響受けないのか、疲れ知らずにいつまでも抵抗するのです

P6221563 この空気頭も一枚Get






サビキで間違ってイキナリ3枚も掛かれば、そのやりとりは熾烈を極めるとのよし。しかも船上に取り込まれた後も、かなり暴れまくります、ビタンビタンと・・・そうその体力が尽きるまで







う~む例えれば、深場のイカを狙っていて掛かる「サバ」の様な扱い受ける魚なのでしょうね。
食べては美味いのだけど、食味及び釣り味云々よりも、全くもって邪魔でどうしようもないと。掛かれば仕掛けが一発で「ぐちゃぐちゃ」になっちまうから・・・。


帰港後はこの魚を、木更津駅西口の「ラーメン三孝」に持ち込んで、たまさかそこに居合わせた仲間と食ってみましたが

P6221564

三孝のカウンターで飲んでいた真野氏が、持ち込んだこのシマガツオを見て、まるで吐き捨てるかの様に「コイツは寄生虫がいるから生で食べてはいけない、まえに船頭に言われた」等、一人のっけからこき下ろすので、食べる前から回りの反応はイマイチだったか。

P6221566 ・・・フライじゃ

しかし実際食べてみれば、自分的にはそれほど不味くは無かったぞ



いや、かなりイケる部類に入ると思うのだが、はたしてよそ様の感想はどうなのかしらね~。

P6221567 臭みは無し、クセも無し・・・。

ちょいと調べてみると、コヤツは釣った翌日が良い、そして冬に脂が乗るのでそのころが旬だともうたっていました・・・はいはい、その結論は今後の課題としときましょうか。

P6221565 俺は良いと思ったけど・・・。


真鯛だって味に個体差出るのだから、一概に判定は出来やしまい・・・数獲らなければね。




まっこの次からは、リクエストあらば狙ってみたいと思うので、そうその際お味の方は自身で「たぁ~ん」と一発賞味あれ、ぶふっ!






それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!