木更津あだ波団

碧丸とゆかいな仲間達!

砂利の採取に右往左往?

2014年06月08日 08時31分50秒 | ブログ

いやはや、ここ関東も梅雨入りし、まさにうっとうしい季節がやって来ましたね。
まぁ~しかし、雨降るのは致し方ないとしても、こうもいきなり気温下がると、体の具合がおかしくなっまうじゃね~かよ。イシガニ拾いにも行けないし





これからは釣りだって、梅雨の合間ぬっての出撃になるのだろうな!





さて先日は末っ子の通う小学校で、一学年をあげてのプール清掃が行われたとのよし。シーズンオフになってから、防火用水としてそのまま貯めていた真緑色した水を抜き、チビ共がそろって自分達のプールをピカピカに磨き上げると





うふふ、想像するだに微笑ましいコトですよね






我が家の末っ子、そのさいプールの底より取り出された「トンボのヤゴ」を自宅に持ち帰り、私に向かってコレを飼育すると声高らかに宣言


P5051235 砂利さらいです!




なんだなんだ、いきなりどうしたの?
よくよく話を聞けば、今の学校ではこれら水辺の生き物も、あたら「おろそか」にせず、生き物観察の対象に勧めているようです・・・強制的ではないようですが。




P5051236 良く見るとシジミの殻が





自分たちの子供のころは、はたしてどんなだったかしらね~?ミズカマキリやタイコウチなど、たしかに拾っていじりまわした記憶はあるのだけど、その後はどうしたっけかな?







たぶん全てその辺にうっちゃって、かえりみることなくそのまま放置状態だったのだろうな、きっと
さて慌ただしくも嬉々として、空いていた虫かごにこれらヤゴを入れ「悦に入っていた」末っ子ですが、どうも本格的に飼育の環境整えたいらしく、水槽の底に敷く砂利が欲しいと、私せがまれた次第。



P5051234 年中出ているのが素晴らしい!








うふふ、お安い御用でありますよだば一丁と腕まくりして、末っ子と富津岬へ小ドライブと車向けたところ、本人はどうもお気に召さないようで・・・川とか田んぼ、そう淡水で採取しなければダメだと、なぜか頑なにうったえてきます







う~む・・・海岸のきれいな粗い砂をさらって来るのが一番「確実」なのだが。だがま~しかしココは本人の意見を尊重して、君津の比較的きれいな水が流れている場所へと進路180度変更じゃ!
うふふ、この畦をながれる水辺には、メダカもそして数は少ないがタナゴもたまに泳いでいるのだよ。おぉそうだ今回砂利をさらっていたら、中からシジミがいくつも出てきましたっけ。



P5051237

茨城の涸沼で獲れるやつとは違って、清浄な水で育つタイプのやつですな。わたしの故郷の友人が経営している大形屋商店の、霞ケ浦に面した水産工場(今にして思えば淡水真珠関係だったのか?)の脇を流れる小川で見たことがあります。





そこにもきれいな水が流れ込んでいました・・・今現在はどうなっているか分かりませんが。
ここでは砂利さらった後、チビザリガニもついでに捕獲。そして帰宅後水槽にそれら砂利をバランス良く敷き、ついでにチビザリも入れて一気ににぎやかになった「小さな世界」を、親子そろって楽しく観察したのでありました!





しかし数日後・・・仕事で遅く帰宅したわたくしに、眠らずに待っていた末っ子が、もう一つ水槽を増やして中身を移し替えたいと訴えるのです。
なにやらどうも水槽内で異変がおきたようでそう密かに恐れていたコトが勃発・・・共食いですよ。






自分はなんとなく「わかっていた」のだけど、のっけから大人が指摘するのもヤボだと思い、生き物が過密状態になっているのをだまって、そう末っ子の「するがまま」にしていたのでした。
けっきょく余っていた水槽にザリガニのみを移し替えて、それ以上は事なきを得たのですが、そうまた砂利が欲しいとせがまれましてね。






数日後に再度砂利浚いに出撃です。

P6021423_2 ・・・この奥に!

前回と同じ場所でも良かったのだけど、それでは「芸が無い」ので今度は同じ君津市だが、癒しの湧き水ポイントへと向かいます。ここはかなりの水量があって、見ていて何だかもったいないほど!







以前にこの小さな流れをのぼってみたコトあるのだけど、すぐ行き止まりになっちまってで良く見ると、下から「こんこんと湧く」のではなく、岩の壁からそれこそ一面から水がぼたぼた沁み出していましてな・・・石清水とはこのことか?

P6021424 凄んごい水量だぞ!








まぁ~しかし飲めるほど水が清浄で、水量があってしかも夏でも冷たく(あたりまえか)て!我が家の裏にもあればな~と・・・スイカやビールを冷やしたり、そのまま焼酎と割ったりしてよ






おぉっ今思い出した、6年ほど前だったか?同じこの場所でゲンジボタルを見ながら、実際に焼酎をこの水で「ちょくで割って」良い酔い気分で、粋な楽しき夕べを経験したことがあるのだよ。



P6021425 ・・・飲めます










そうだそうだった、ひろ兄ぃの家族と一緒だったのだ。コンビ二で買ってきた焼酎を、あっという間に二人で一本空けちまったんだ・
うふふ、今年は数年ぶりにホタルの夕べってやつを、久方ぶりに楽しんでみようかしらだけどたしか今現在は、夜はここまで車で来ることはできなかったような・・・ヘッドライトがホタルの生態に影響するとか何とか、ここの地元のオヤジに言われたことあったな。

P6021427 湧き水でクレソン?ですか。







ホントに影響するか、その後調べたこと無いから、実際はどうか未だ分からないのだけれど。






砂利をさらったあと、流れる水のせせらぎの音に、しばしうっとりと耳を傾けて、そして何気に空を見上げてみればおっ、見事に全身真っ赤なトンボが飛んでいるぞ。

P6021428 う~ん・・・撮影失敗じゃ









写真撮ってみたが、後日よくよく見てみれば、いやこれが見事にピンボケじゃ・・・いやお粗末
自分この季節これほど真っ赤なトンボは今だかつて見た覚えなし、全身トウガラシの様に真っ赤、そして翅は透明なのだがよくよく見ると、翅のつけ根だけが赤。







これは子供時分に開いた昆虫図鑑に乗っていた「ショウジョウトンボ」の♂なのでは?捕まえていじりまわした分けでは無いので、きっちり断定出来ないのだけど、初めて見るトンボであることは間違いなし







うふふ、女の子とイチャイチャするよりも、よほどに胸が高鳴ったこと、ここに報告しときましょうや。
いつの日か、煩悩のかたまりであろう「ツリクソン&こどもパパ」を連れて来て、ドキドキすることはまだまだあるぞと、湧水焼酎を回し飲みしながら、きっちりとソコんとこ教えて差し上げたいな、ぶふっ!






はい今現在はヤゴもザリも、そしてメダカ&タナゴも健やかに水槽内で生育中。まっ、秋になったら魚の方は全てもとの小川に返すつもり・・・それまでは息子共々、これら小さな世界を楽しんでみたいと思います。





それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!