昨日の「エチカの鏡」
いやあ、良かったですね。
久々にしっかりと観たがズシリと来ました。
千葉にある谷津干潟というところのゴミをひとり拾い続けた人の話。
自分が小さい頃友達と遊んだ干潟は、悲惨な姿になっていた。
どうせ埋め立てられるんだからとそこへゴミを捨てる人々。干潟は生き物を寄せ付けない異臭を放っていた。
毎日毎日ひとりでゴミを拾う男を、「勉強しないとあんな大人になるわよ」と指さす母親。
ゴミを拾っている前にゴミを捨てる人たち。売名行為とも言われた。
それでも男は毎日毎日ゴミを拾い続ける。
4年の年月が流れたある日。近所の主婦が「私たちにも手伝わせてください」と加わった。
その輪はやがて町に広がり、こどもたちも泥だらけになりながらゴミを拾った。
そしてその干潟には魚が戻り、その魚を追うように鳥たちも戻ってきたのである。
「お金のケチは分かります。お金をつかわないことです。でも人生のケチはなにか、それは自分の可能性やしたいことをしないままお墓に入ることなんです。自分はやりたいことをめいっぱいしたから悔いはありません。」
その言葉はすごく力強く、そして優しかった。
なぜか泥だらけの彼の服が、すごく眩しく見えたのは私だけではないだろう。
いやあ、良かったですね。
久々にしっかりと観たがズシリと来ました。
千葉にある谷津干潟というところのゴミをひとり拾い続けた人の話。
自分が小さい頃友達と遊んだ干潟は、悲惨な姿になっていた。
どうせ埋め立てられるんだからとそこへゴミを捨てる人々。干潟は生き物を寄せ付けない異臭を放っていた。
毎日毎日ひとりでゴミを拾う男を、「勉強しないとあんな大人になるわよ」と指さす母親。
ゴミを拾っている前にゴミを捨てる人たち。売名行為とも言われた。
それでも男は毎日毎日ゴミを拾い続ける。
4年の年月が流れたある日。近所の主婦が「私たちにも手伝わせてください」と加わった。
その輪はやがて町に広がり、こどもたちも泥だらけになりながらゴミを拾った。
そしてその干潟には魚が戻り、その魚を追うように鳥たちも戻ってきたのである。
「お金のケチは分かります。お金をつかわないことです。でも人生のケチはなにか、それは自分の可能性やしたいことをしないままお墓に入ることなんです。自分はやりたいことをめいっぱいしたから悔いはありません。」
その言葉はすごく力強く、そして優しかった。
なぜか泥だらけの彼の服が、すごく眩しく見えたのは私だけではないだろう。