たまには、気合入れて真面目に書きます
ですが・・・
どうしても・・・
最初に一言だけ言いたい事が・・・
麒麟です♪♪
このブログをご覧くださっていると知りながらも・・・
つい・・・
KIRINさん スミマセン^^;
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8月20日(月)
朝8:00発 西新宿~御殿場駅までバスで約1時間30分
御殿場駅からタクシーで15分
ついに到着しました
富士御殿場蒸留所
中へ入っていくと・・・
担当のスタッフの方に、出迎えられご挨拶
そして会議室へ
・・・はっ!?
ちゃんと帽子まで、つうー事は・・・
あんなトコやこんなトコまで拝見できるということですかぁ♡ウフ
来た甲斐があったってもんだぁー
まずは、モニターで富士御殿場蒸留所の歴史や仕込水の説明
海抜620m、年平均気温13℃、緑に囲まれた蒸留所
富士の火山岩を早いもので30年、遅いもので100年かかって
ゆっくりと、ろ過され湧き出る富士の伏流水は硬度55度の軟水
いただきましたよ(=^▽^=) 軟らかく美味しかった♪♪
右の写真は原料のサンプル
とうもろこし、ピート、大麦麦芽(モルト)
富士御殿場蒸留所のモルトは、スコットランドの製麦所でピート香をつけた
ものを輸入しているそうです
それもそのはず、土やピートを国内に持ち込むことは検疫等で厳しいんです
いよいよ、施設内に潜入~!!
ここでまず、言っておきたい富士御殿場蒸留所のキーワードは、
『クリーン&エステリー』
このクリーン&エステリー・・・まろやかな口当たりと華やかな香り
飲み易いのに、飲み飽きないこの理想を追い求めて製造されています
粉砕した麦芽に、お湯を加えて糖液を採取する際に、
クリーン&エステリーな原酒を作り出すために、
クリアな麦汁だけを使用されています
発酵槽はステンレス製
(ウォッシュバックではなく、ファーメンターと書いてありました)
木製を使わないワケをうかがいました
中での撮影は禁止のため、ガラス越しでの写真です
左が初留器(ウォッシュスチル)、右が再留器(ローワインスチル)
2×2の4器の蒸留釜です
ランタン型とオニオン型、ラインアームは上向き
シーバス・リーガル社の技術と伝統を受け継いだスチル
ここでも『クリーン&エステリー』な原酒を作りたいという思いが伝わります
ちなみに、このスチルのモデルはどこの蒸留所か分かりますか?
はい・・・ストラスアイラ蒸留所だそうです
そして、ハートオブハーツ蒸留法
ミドルカットの幅を狭くすることによって、良質の蒸留液だけを採取
ここの蒸留所、学ぶべき所が満載なんです
写真はないですが・・・ポットスチルの隣には焼酎の蒸留器もありました
そして、何といっても多塔の連続式蒸留機↓↓
アナライザー(粗留器)から精留部へと蒸留
左から右へ・・・受け流す・・・♪♪
アロスパス式系なんでしょうか??
そのうえ、バッチ式蒸留機(ケトル&カラム)
さらに、ビアカラム&タブラーも・・・
何を言いたいのかと言うと、
多様なタイプのグレーンウィスキーを製造しているということなんです
本当に凄く勉強になります
どこの蒸留所もそれぞれの考え、情熱、理想があって製造されているんです
そしてここではバーボンの世界も垣間見れます(フォアローゼスの技術も)
それに、ジンの製造法もうかがいました
ところで、この蒸留所で製造しているジンの銘柄は何でしょう?
・・・バーネットジンです