創作 ポエム集 ((o(。・ω・。)o)) 『静音のカタルシス』 ~今日の涙と叫びを明日の笑顔と歓喜に~

他の誰でもなく私の言葉をクラウドの中へ、タイムカプセルのように埋める。見知らぬあなたのエールとなりますように。

恋の待合室

2014年12月12日 01時40分29秒 | ポエム
苦しさ、切なさ、虚しさに

追いかけられて

きっと涙で

薄着で冬山を佇むように

身を震わせるだけなのに

闘牛の如く驀地に突き進み

鐘を撞くようなキュンと弾む恋を願う



相々反する想い

背中に刻まれた大きな傷が

長い時を経て漸く

癒えかけてる証なのかもね

ぽっかり開いた大きな空間が

新しい惑星を創造して

待合室のような伽藍堂へと変わる



どんなに粉々に砕かれようとも

どんなに斬り刻まれようとも

どんなに焼き焦がされようとも

歩みを止めたら枯れてしまうから