キスしたくなるんだ まるで
太陽の日差しに共鳴する雪のように
眩しすぎる瞳と
口角を上げて微笑む姿に
けれど君は僕とは無関係なひと
このまま愛を注いでも
振り向きはしない
ただ同じ時間と場所に
ひと時だけでも一緒にいられることに
両手を合わせなければ だねぇ
抱きつきたくなるんだ まるで
月の光を丸ごと凝縮したような
美しく優しきオーラと
黒髪を靡かせて微笑む姿に
けれど君は僕とは無関係なひと
このまま愛を振りかけても
気づきはしない
ただ同じ時代と空間に
ひと時だけでも一緒にいられることに
両手を合わせなければ だねぇ
頭を撫でたくなるんだ まるで
世界中の神話にもさえもないような
奇跡に満ちた可愛らしさと
心地よく響く笑い声に
けれど君は僕とは無関係なひと
このまま愛を投げ続けても
届きはしない
ただ同じ季節と空の下に
ひと時だけでも一緒にいられることに
両手を合わせなければ だねぇ
ありがとうと独り呟き
合わせた両手を一度離して
指を交わし握り締め
君の幸せを祈ってゆく そう
指の骨が粉々になるくらい ねー