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トカゲgallery

自己満足で色々かいてる独りよがりブログです。

~Muto Y Ueno Tour 2011~ (武藤昭平&ウエノコウジ)@Spiral Factory 2011.5.4 レポートみたいな

2011-05-05 04:32:47 | 音楽?
タワレコライブの様子はこちら


夜のライブハウス編

昨日は夜ストがあってたはずである。
Spiral Factory、よく話しには聞くけど、
来るのは初めてだった。
大名の綺麗なビルの7階。
エレベータが着くと、
すぐにもぎりの兄さんが立っている。
電話予約を確認され前売り値段で入る。

入ってすぐはソファーやカウンターのあるBar。
入って右側にライブ会場が独立してあるという造り。
内装もぴかぴかで綺麗。
カウンターには業界有名人もいる。おお。
ライブ会場の通路に15コくらいロッカー。
100円でちゃんとお金が返ってくる。良心的。
フロアも綺麗でステージは50センチくらいで割と広い。
もうちゃんとギターとベースが待っている。
キャパ180らしいけど、それはかなり詰め込んでるのかな?
100人くらいが快適に見られそう。
左右に数個椅子が置いてあり、「予約済み」と書いてある。
ドリンク券をジントニックに変えて、
ウエノ側スピーカー横に陣取る。
フロアは年齢層高目。
あの椅子には品のいいおばあさまが腰掛けられる。(武藤親族だったようである)
時間よりちょっと押して、
フロアの後ろから、武藤、ウエノが私の横をすり抜ける。
おお!と思わず相撲取りを触るように触った。
始まる。
さくらちゃんはいつものように後ろで見ると下がっていく。

もう既に二人はウーロンハイを飲んでいて、
真ん中のテーブルに置いてはじめる。

んで、セトリがよくわからんのですが、
とにかく、Mariachi Punksはぜんぶやって、
それ以外に勝手の曲とかやってた。
ライブハウスの音がいいのもあるんだけど、
私はそのアコースティックな弦楽器が繰り出す複雑な音に圧倒されていた。
私はスピーカーの腹を背に立っていたので、
スピーカーの音ではなく、
生音を聴いていたことになると思うけど、
ものすごいグルーヴがステージからうねり出ていた。
すごい。
とにかく二人の音がぴたりと合っている。
いつも思うけど、
音とともに大事なのはミュート。
二人がぴたりと音を止めるとき拍手喝采したくなる。
それくらい音が生きるミュートなのだ。
これは当然二人が巧い(当たり前だろう…もうベテランだ)のもあるけど、
やはり二人ともリズム隊なのも大きいのかなと思う。
歯切れのよいリズムと、ピタリと止まる音がなんともすばらしいのだ。
武藤が立ち上がってウエノと見つめ合いながら盛り上げたりもするのだけど、
二人はただ椅子に座って音を合わせていく。
それはしっかりリハをしたからとか、
ベテランでとても上手だからとか、
そういうことではなく、
多分、二人がとても「仲良し」だからだと思う。
二人はそれぞれの音を合わせていくのが楽しくて楽しくて仕方がないという様子で、
音を紡いでいく。
仲良しのハーモニー。
それが気持ちいいのだ。
いつも言うけど、
仲良しであるってのは、
とても大事なことだと思う。

本日久しぶりに見たウエノ。
座ってるし、アコベだし、
私の知ってるウエノとはスタイルが違うんだけど、
ウフフ、やはりのってくると顎が出てくる。
ウエノじゃの。
そして、
今、キュートな女子の間で定番のアヒル口になりますよ。
アヒル口ウエノ、キュート☆
そして、
首を振り振りベースをかき鳴らす。
なんともセクシー。
今日は6拍子のウエノがとてもセクシーだと思いました。
ウエノの6拍子なんて…ああ、深く潜れとかかなぁ?
それでも、
こんなアップテンポの6拍子はみたことなかったので、
後ろからのライトを浴びて、
傷んだ髪を振り乱すウエノをじっと見ていた。

ウエノの近くであったのだけど、
角度的には武藤がよく見えて、
そのギターに魅了されて、
後半は武藤ばかり見ていた。
武藤、ギターを愛おしい女のように抱えて、
優しく、激しく、音を出す。
上下というより左右に振ってるように見えるストロークが美しい。
その合間に織り込まれるボディへのヒット。
リズミカル。
ああ、ドラマーだなと思う。
渋い枯れた声で、愛と酒の歌を唸る。
ウエノによると、
Mariachi Brothersのときの「テキーラ!」「マンボ!」のときの顔が憎らしいとのこと。
リハでもそれを言ったので、
武藤が憎らしい顔をやめたら、よけい憎らしかったとのこと。
で、実際は…憎たらしかったです。
そして、
タワレコのときと同じように、
それはそれは愛おしそうにギターを抱えて叩き続ける。
長い長いドラムソロのとき、
ウエノが「これ本当に2回たたき壊して、マジで凹んでた」と笑っていた。

Exit、サルー、London Callingがよかったなぁ。

2部構成とアンコール3曲。
かなり長いブレイクがあった。
やはりあのエネルギーで続けるのは大変なんだろう。



MCや二人の様子など。
とにかくドンドン飲んでおかわりしてる。
武藤「ハイエイタスのダイブみたいにウーロンハイを後ろからみんなの頭に載せてドンドン前に回して」
↑スタッフがちゃんと前まで持っていってました。

コウジくんがこんなに喋るなんてビックリしましたバイ。
武藤との漫才とも思える掛け合いが楽しかった。
福岡出身の武藤なので、
福岡のことを知らないのはウエノだけ。
ウエノ「どんたくってなに?」
武藤 「町おこしのフェスティバルで、どんたくの由来は………」
ウエノ「その話し長いの?」
みたいに、
「その話し長いの?」がこの日の天丼のオチ。

ウエノの好きな勝手のブコウスキーの夢、
なんだかぐだぐだになって笑いながらやり直したりしてた。
曲の内容が、
飲んで記憶をなくして、
どこで会ったか知らない娘と寝ているというもので、
こんな曲を親の前で歌うことになるとは…と笑うウエノ。

最前に女子多し、あまつさえ、親娘で最前の人も。
ウエノ「こんなオッサン二人を最前で見なくても…」

二人で活動をはじめてはじめて受けた取材が、
週間ベースボール。
ウエノは宮崎でしかもらえない「鯉」と書いてある帽子を被った。

明日は武藤ソフトバンク観戦、ウエノ東京に戻ってハイエイタスリハ。
武藤「喉を休ませる」
ウエノ「松中~!って叫ぶだろう」
大昔の小久保のトレード話など。

何度もどんたく話。
広島はフラワーフェスティバル。なにもないからってフラワーフェスティバルって…。

「スピーカーに登るな」という張り紙を見て、
「ここに登るヤツがいるのか!」と驚く二人。

けっこうギッシリ客が入っていて、
武藤「こんなに来てくれるなんて」と感無量。
ウエノ「こんどVIOLETSが来るらしい。パッチはどうだろう?」
普通にパッチさんの話が出てきてなんか嬉しかった。
レディキャロしてほしいなぁ。

映画は昔、金曜ロードショーではなく水曜ロードショーで、
水野晴郎で、シベリア超特急で…話題が昭和!女の子がわからないだろう?みたいな話し。

ウエノが「映画」に出た話。
その件はちょっとウエノが言ったんだけど、
公表しない方がいいのでここには書かないことにするよ。
なんか、やっぱなぁと思った。
私、「映画」は見なかった。

アンコールでかなり長いギタードラミングの後、
武藤が「ベースソロを!」と言うので、
ウエノが弾きだした。
それはもうエッロイエッロイ艶めかしいベースで、
最前の女性は腰砕けちゃってたんだけど、
……なんと、あのG.W.D.のイントロ弾いたのだ。
ゾワッと凍り付いてしまった。
武藤、ベロンベロンで「がなるーー」なんて言ってたけど。

あ、下がってきちゃった。

えー、ライブは大盛り上がりで終わりましたとさ!
ウエノがよいのは当然として、
武藤ギターに私はもう参ってしまっていて、
昼間はウエノ側で見たわけだし、
夜は武藤側で見ればよかったなと、
ちょっと後悔していた。


終わってからは、
Barでウエノや武藤のDJタイム。
あのバサバサの髪をニット帽で抑えたウエノが、
生き生きとDJしてる。
さくらさんは用事で帰ってしまったしどうしよう…と思った。
普段ならウエノ鑑賞しながら飲むってのもあるだろうけど、
なんだか昼間からずっと天神界隈にいて疲れたし、
イマイチ酒欲もないし…それに、
せっかく身体の中にあるこの興奮が、
テイストの違うディスコチューンで上書きされるのがもったいないのだ。
いくらウエノの選曲でも今は聴きたくないのかもしれない。
ああそうだ、
昨日の夜ストライブどうだったんだろう?いっぱいお客は来たのかな?盛り上がったのかな?と思った。
お店入り口のところにいるスタッフっぽい男性に、
「ライブハウスの方ですか?」と聞いてみた。
すると、武藤ウエノのスタッフだった。
なんだ…夜ストのこと聞きたかったのに。
私「あ、昨日のライブのことが知りたかっただけなんです」と言ったら、
昨日の熊本ライブ、よかったこととか教えてもらった。
そりゃそうだ。
もう帰ろうかな…と出て行こうとすると、
なぜか私の帽子をポンポンとされて、
スタッフ「もうすぐね、武藤でてくるから居り(方言で「居なさい」ということ)」
私   「あ、ハイ」
なぜか私は武藤を待つ人ということになった。
この日、
私はまたテンガロン的帽子を被っていて、
既に何度か帽子をポンポンと叩かれてた。
ポンポンとしたくなる帽子ですよ。
バスの時間を見たら、
30分くらい居るとちょうどよいものがあるとわかった。
なので、
ウエノを鑑賞したり、ちょっと音楽に身を任せたりして過ごした。
武藤は確かに出てきてたけど、
知り合いっぽい人やファンの人と喋っている。
地元だし、知り合いも多いだろう。
そろそろバスの時間だし帰ろうと思ったら、
テクテク武藤が歩いてきた。
あ、話しかけよう。
私「あのですね、私もう帰るんです」←完全におかしい話しかけ方。『待ってる人』という変なインプリントのせい。
武「あ、そうなん?」←完全に巻き込まれている 多分頭の中で『アレ?知り合い?』みたいなのがグルグルしている。
私「私宗像なんで」←完全におかしな情報
武「あー宗像!」←あまり宗像のことを知らなかったらしく話題広がらず。小学生の時かなり近所だった話しの方がよかった。
堅く握手しながら、
私「今日、すごくよかったです。また来ます」←やっとまともなこと言った。
武「ありがとう!」←『あ、ファンの人か…』と思っただろう。
なんか長らく手を繋いでいて、
お別れの時、
私は何を思ったか、背伸びして武藤の背中に手を回した。
(※後で思ったんだが、めちゃくちゃ地元なのに、異国のギターに曝されて、私は海外滞在モードになってたのだな)
なんか帽子をポンポンしてくれるような気がしたし。
すると、武藤はあのギターを抱くときみたいに、ギュッと私の背中に両手を回して抱きしめ、
「おーヨシヨシ」といいながら背中をポンポンした。
……なんだこの状況は。
同郷同級生の酔っぱらいのオッサンと二日酔いのオバサンが抱き合ってる。
あ、でもちょっと惚れるかも。
なんか気が済んだ私は「帰ります~」と言って、
まっすぐエレベータに乗りましたとさ。
今、一番怖いのは、
アノヒト、
あの場にたくさんいた武藤ルックの人ではなかったかということだ。
そうだったらなんてイタイ二人なんでしょうか。

と、
なんだかよくわからない終わり方であった。

まあ、
武藤ギターにやられたのと、
ナーバスになる事件と、
あのウエノ発言と、
G.W.D.のせいだと思ってください。

ごめん!ケーヤン!また私、浮気しました!(やっぱり夫に謝れ)

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