トカゲgallery

自己満足で色々かいてる独りよがりブログです。

The Birthday 『Quattro×Quattro Tour’16』 @広島クラブクアトロ 2016/7/7 レポートみたいな

2016-07-08 15:26:01 | 音楽?
前回のレコ発ZEPP以来のBirthdayに行ってきました。
七夕の夜に。

ちょっと体調悪かったのと、猛暑の中歩き回ったり、仕事あとに駆けつけてくたびれたりしたので、
本当はいつものモッシュピットに飛び込みたかったのだけど、
マッタリと端っこからみました。
私の左肺の後ろ側は脆弱で、圧されたら、おそらく咳が止まらなくなるので。
咳は自分だけでなく、周りの人を嫌な気持ちにさせるしですね。
全然キュウちゃん見えないなぁと思ったけど、
その代り、いつも殆ど見えないフジケンはよく見えそう。
前に突っ込んで全体見ようというのは諦めているし。
音が悪いのも諦めているし。
一番大事なのは圧されないことと、酸素が豊富であることだから、
大人しく見ることにしましたよ。

たまたまた乗った路面電車は江波行きで、
ああ、広島なんだなぁと、
なぜか今日はが、今日もかかるんだろうか?と考えたりした。

1時間前入りなんて久しぶりで間が持たないかなぁと思ったら、
SEがおもしろくて聴き入ってしまった。
全体的にホラー的な曲で。
そういえば、
新作のスカルTのバッププリントの文字は、
おどろおどろしているな。

そして、
回り灯籠が回ってないのに気付いた。
ピカピカと光ってはいるのだけど。
SEと相まって、
なんだか不安になってしまったよ。
体調が悪かったのだろうけど。

少し押して客電ドンと落ちる。
16キャンドルズ。

おおーー!!
お久しぶりです!(キュウちゃんみえんけど!)
ハルキは前をバクッと開けた黒シャツに大きなトップがついた2つのチェーンにデニム、
チバは黒いシャツにまたバックリ前開けてたですよ。
フジケンはハット。最後までハット。
(キュウちゃんはモヒカンでした。みえんけど)


そしていきなり、
なぜか今日はから始まった。
ハルキがグイッと前に出てきた。

ああこういう変則セトリになるのがクアトロツアーなんだよ。
いつもなら、
一気に頭に血が上って訳が分からなくなるのに、
呼吸を乱してはいけないと浅くゆっくりと息をしていたので、
ズラッと並んで弾いてる3人を静かに揺れながらジッと見ていた。
早速ダイバーが出ているのを見ていた。
いつも私の頭の上を通り過ぎていくのにな。

セトリはもともと私が出してたのがやっぱり前後していた。
最近はBirthday覚えられるようになってきてたのに、
やっぱり本調子じゃなかったですわ。


なぜか今日は、StoR、PIERROT、(←ここでチバ、サングラス取る)
Lovers、ダンスナンバー、ROKA、
黒いレイディー、ROCK YOUR ANIMAL、くそったれの世界、
ピアノ、星の首飾り、声、星に願いを、LOVE GOD HAND、FULLBODYのBLOOD、I KNOW、MOTHER
en1)LOVE SHOT、SHAN-SHAN、KIMAGURE KING
en2)さよなら最終兵器


そして、スクラッチなギターで、SとRだったよ!
フジケンが入ってからの色々をやるのかな。
ハルキが低くベースラインを入れたら、
フジケンが際に飛び出した!
おお、いつもチバとハルキの間の前の方にいるから、
こういうの普段全然みえんのよ!
フジケン攻めてるのね!

ああしかし、
見えないにしても、
キュウちゃんのタイコは本当に好きだ。

そして、ハルキがクルリと自分にマイク向けた。
お!?なんだなんだ!?
チバが独特のイントロを!
まさかのPIERROT!
こないだ、あやかちゃんと長崎の帰りに聴いていたPIERROT。
あの一瞬のミュートにフロアがウオー!と雄叫びを上げる。
(普段は自分が雄叫び上げるけど、今雄叫び上げると、たちまち発作が出そう。まだまだ序盤だしですね)
チバが「犬!」って叫ぶところ好きだぜ!OH!YEAH!
あのリフのとき、
ハルキの綺麗な指が指盤を這い回るのがたまらんです。
そして、
すごく一生懸命大きな声でコーラスしていましたよ。
OH!YEAH!!

3曲でブレイク。
チバがサングラスを外して水を飲む。

キュウちゃん「THE BIRTHDAYです!」

それから、
突然のLOVERS!
おお!懐かしい~!それにしても初めからこういうミドルナンバーかけてくるんだなぁ。
今日は全くどうなるやらわからんね。
見えないけど、
キュウちゃんのキリキリとしたドラムが立つのが聴こえた。
チバがI DON'T CARE!と叫ぶと、
グルグルっと照明が回った。
フジケンのこのギターソロ初めて聴いた。
身体の奥から絞りだすように弾いているのを、
夢みたいに見ていた。

で、そうそう、ダンスナンバーだったので、
急に現実に帰って来た気がした。
あまりに旧い曲で、
時間がどこに行ったかわからなくなってしまってたから。

ROKAくらいから、やっと自分の呼吸が分かってきたというか、
やっとR!O!K!A!と拳を挙げる勇気が出てきた。
シングルカットされてる曲が続いて、
このときはジャンヌダルクの映像がフラッシュバックした。
やっぱり、フジケンは自分の作ったフレーズ弾いてる方がシックリきていいな。
フジケンらしいというか。
強く前向きな女の子のイメージが頭を撫でた。

またブレイク。
フロアからは興奮したファンの声。

MCの位置はあんまりアテにしないでくださいね。

広島だから!とチバがニヤニヤとフジケンを見てると、
フロアから「フジケン!フジケン!フジケン!」とフジケンコール。
フジケン「一気じゃないんだから(´・ω・`)」


チバとフジケンのギターの掛け合いから黒いレイディー。
VISIONゾーンかな?ここは??
なんというか、
チバを愛しているフジケンが相槌打つみたいにチバの歌やギターに音を乗せるのが好きなんですわ。

で、急に新しいの来た。
ROCK YOUR ANIMAL。
またまたOH!YEAH!
今日はOH!YEAH!曲が多いです。
FU-!FU-!
この曲はユニゾンとこがとても好きです。
OH!YEAH!!

くそったれの世界。
ハルキはマイクを拒否せず、
ずっと自分の前に構えていて、
コーラスをしていた。
いつもよりずっとこっちを見ている気がする。
そうだよね。
バンドの中では相対的には若いかもしれんけど、
もういい年だし、若手でもなく、
ベテランベーシストだから、
こんなに大きな声で堂々とコーラスもするよね。

世界中に叫べよ!と叫ぶと、
チバがフロアを煽った、
フロア「I LOVE YOUは最強!」と絶叫。
ダイバーがクルクルと前に滑り落ちていっていた。

キュウ「今日は七夕だけど」
「1年に一度しか会えないっていう話だけど、
彦星と織姫はもともと夫婦で、
働かないで怠けてたから別れ別れにされたんでしょ?」
フロア「へーーー!」パチパチと拍手。
キュウ「こんなんで拍手もらっても…」
チバ、ニヤニヤしながら「働けーーー!!」


ステージが暗くなり、
フワッとしたピンスポがハルキに。
何々?何をするつもりなの?
指弾きで、ボロンボロンとハルキが奏でる。
なんて堂々としているんだ!ハルキよ!
それにキュウちゃんが重ねる。
こ!れ!は!
ピアノ!!
いや!いつぶりなのだろう?
以前冷たく凍てついてい感じてたギターをフジケンが弾くと、
なんだかフワッと温かみがあって、
「春が来たね」を実感した。
と、感動しつつも、
あのリフが当時「ポテトチップ」に聴こえると言われてたなとか、
ピアノのなんかすごいPV(特にキュウちゃん)とか思い出していました。
途中もハルキのソロがあって、
ボンヤリとしたスポットがハルキを照らしていた。


ここからが特に星シリーズで!
七夕でしたわ。

星の首飾りで、
またCOME TOGETHERツアーに引き戻されて、
はじめて聴いたDRUM Be-7の感覚が蘇ってきた。
満天の空の下、気分よく散歩しているイメージ。
このころ、
やっと大きく呼吸をしてみようかなぁと思った。

声でもハルキがフロアを引っ張るように積極的にコーラスしていたので、
いつの間にか私も歌ってましたよ。
なかなか難しいからですね、声のコーラスは。
あんなに声出すの怖かったのに。
ハルキは今まで私が見ただけで一番フロアをみている気がして、
どうかしたら歌ってるハルキと目が合うような気がしてました。
(本当はハルキは別のものを見ていたわけであるが)

3曲ずつきていたので、
ここでブレイクするんかと思ったら、
そのまま星に願いをに突入。
そうか、
ブレイクというより、
レスポールとジャスマスをとっかえひっかえしていたフジケンのギターチェンジだったんかな。
突然ミラーボールがクルクルと回りだして、
ステージに星を作った。
やっぱり、
このころのチバはすごくおセンチだったなぁ。
何かあったんだろうかと、
小さい哀しみみたいなのが心をよぎった。


最後の盛り上げんところに入った。
愛の帝王来た!
ハルキが堂々ステージの端でソロをかました。
フロアも拳を挙げて「愛の帝王!」と称える。
チバが「ハリネズミのー!」とブツクサ言って、
ハルキが地響き鳴らして、
ギターの掛け合いがあって、
ミュートからのユニゾンで、
バリバリとハルキが地面から沸き立つみたいなベース入れるのが、
たまらんですよ。
(曲を知らない人が読んだらナニガナニヤラでしょうが)

たまらんたまらん思いながらFULLBODYきたし。
なんとなく、モモと最近何かあるかあるごとに「フルボディーのブラーーーッド!」と言ってたのですよ。
多分、今モッシュピットにおったら、
私は上りつめてキレてただろうけど、
今日は機嫌よさそうに歌ってるチバを機嫌よくみている。
いつも冷静さを欠いてるから、
たまにはじっくり見るのだ。
と思いながら、
やっぱり「フルボディーのブラーーーーッド!」と拳を挙げていましたが。
裸馬が駆けるみたいなハルキのベースがよいですわ。
鞭を入れてるのはキュウちゃんだけど。(全然みえんけど)

I KNOW。
枕木が星屑集めた、ほうき星が…で、
ああ!これも星の曲だな!と思った。
いっぱい星の曲あるなぁ。
スターマンやらんかな!と思ったりしていた。
それにしても、
チバが「知ってる」のはなんか薄気味悪いな。
チバはいろんなことを知らないのだけど、(←特に日常生活上のことは)
本当の真実は知ってるんだろうとゾッとするのだ。
ハルキのベースの禍々しさがゾッとするのだ。

本編最後はMOTHER。
去年のシングルカットが畳みかけるように来たな!
フジケンが悩ましいペダルを踏んだ。
途中、もうチバはギター弾くのやめちゃって、
コールアンドレスポンス。
ツアー中程MOTHERダンスを踊ってなかったけど、
OHHHHH!とバンザイするみたいに両手を挙げてクルンと回っておりました。
最後にチバがポーンとピック投げて本編終了。

ハケのときに、
キュウちゃんがグルーっとフロア見渡してて、
やはり!やはりキュウちゃんはいたのだ!と確信しました。

どうにか持ちこたえた私の気管支ちゃん。
押しもそれほどでもなく、柵なので空気もあるという好条件で乗り切った。
もう、
アンコは大事にしないで盛り上がっていこう!


再登場。
全員ツアーTシャツに。
チバは月のやつ。
私も買ったよ!
それ着て「猫が横切った」歌ったらいいよ。
BirthdayはレディースTシャツ出してくれるから好き。
サイズじゃなくて、カットなんだよ!Tシャツは!

チバがタバコふかしながら、
一番搾りを大事そうにもってくる。

大騒ぎのフロア、
広島だからフジケンが大人気。

チバが「広島…といえば!矢沢永吉!」
フロア「フジケン!フジケン!!」
フジケン、恥ずかしくなって「…やめて…ありがとう(ハイ!次ハルキ!!!」

チバ、ハルキに目線。(ハイ!ハルキ喋ろ!)

通常、ここでハルキが喋っても、
『ありがとうございます』程度であるが、
この日のハルキは違ったのです。


ハルキ「あの…ずっと気になってたんだけど…」
ハ、ハ、ハルキがなにか語ろうとしているーー!!
ハルキ「その(フロアの前の方指さす)おーいお茶、おいしそうだなって。
ずっと思っていて」
それでずっとフロア見てたの?おいしそうだなって!?
ハルキ「ごめんね、話しかけて」
ハルキ前におるハルキストは、話しかけられたらうれしいでしょう!
さあ!
次回からみなさん、ハルキの差し入れはおーいお茶ですよ!

ガイチが上手から一生懸命写真撮ってるの見えた。

喋らない二人に喋らせてアンコ。
チバのハンドマイク。
ハルキが悩ましいベースを入れる。
LOVE SHOT!
LOVE SHOTに合わせてチバを撃ち抜くフロアと、
それを止めるように「さらば千鳥足狼よ!」と掌を掲げるチバ。
この日のBANG!は
直前から二丁拳銃の照準をフロアに合わせてて、
2つの拳銃がBANG!!でした。

短くペロッとハープを舐めて、
プカプカと吹かすチバ。
フジケンとハルキが歩み寄って、
向き合って弾いてる!
全然知らんかったよ!いつももう、
目の前のチバに狂乱していたから。

ああしかし、こないだのツアーのおかわりですな。
だって、
ハンドマイクそのままSHAN-SHANも一緒だし。
ハルキと一緒に「PIG FAT CITY!」と叫びましたよ。
忘れてた。
気管支大事にしていたの。
チバはステージの際際まで来てフロアを煽る。


そしてアンコがもういっこ!
KIMAGURE KING!
これ、そのままハンドマイクで歌っちゃうの?
ギターから解き放たれて、
気持ちよさそうにステップ踏んで歌うチバ。
Oi!Oi!と盛り上げ、ダイバー続出のフロア。
しっちゃかめっちゃかで終わっていく。

キュウちゃんがビールをフロアに渡す。

客電一応ついたけど、
粘るぜ!

再登場。

フロアは最後まで「フジケン!フジケン!」
フジケン「カープ調子ええじゃない。よかったの」なにこの人ごと感。
「最後に一曲!」
と、
さよなら最終兵器。

こんだけ「さよなら!」と言われたら終わりだなーと思いながら、
ライブの終わりを感じていた。
ああ、
次、いつ見れるんだろう。
「お前に会えてよかったよ心底」


ハルキが下手投げで狙うようにピックをポン。
多分、おーいお茶の子に。

最後にキュウちゃんがTシャツをフロアに投げた。
終わりました。





いつもとは全然違う見方したけど楽しかった。
私はいつまでモッシュピットにおれるんだろうと、
時々思う。
無理してまで居るべきじゃないから、
いつか引退せねばならん。
そのとき、
こんな風にたっぷりな空気の中で、
欲張らないで眺めることに満足できたらいいなぁ。
でも、
やっぱりちょっと寂しかった。
あの狂乱の中に身を投じたい衝動に何度も駆られた。
やっぱり元気やないといけんですね。
Birthdayがみられる機会は極端に減ってきたし。
福岡ビーステ、激戦やけどチケット取れますように。
取れなかったら、
本当にこれで今年最後になっちゃう。
そんな七夕みたいなの嫌だよう。
ちゃんと働きますから!見せてください!


画像は何度もステージ際にやってきていたハルキ。
堂々としていましたよ。

ほななー!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする