
西新宿の某ピンク色の店が呼んだ時には入国出来なかったのだけど、真夏のフジ・ロックにはしっかり出演したらしいジャー・ウーブルとキース・レヴィン。
4曲入りのEPに続きフル・アルバムを出したのだけど、全10曲のうち4曲はEPと全く同じ。
しかしです、その4曲もフル・アルバムに組み込まれるために作られていたかと思える流れのよさ。
初来日前にPILを辞めてしまったこの二人だけど、私がイメージするPILの音はまさしくこのアルバムにあって、日本に来たのはジョン・ライドンというパフォーマーで私が好きなPILではなかったなと。
一般的なPILの音のイメージはどんなのだろう。
私のイメージはメタル・ボックス=PILで、あの音が好きな人は必ず聴くべきなのがこのアルバムですね。
CDでは少し早く出回っていたけど、限定250枚、特殊ジャケットでカラー・ヴィニールというアナログ盤を予約して購入しました。

特殊ジャケットとはいっても、厚紙ダンボールジャケットの真ん中をくり抜いて、そこに曲目とタイトルを記したステッカーを貼ってあるだけ。
ホワイト・ヴィニールは魅力的。
それにベース・ミュージック的な音は、CDよりアナログのほうが当然アドバンテージがあるわけで、かなり強力な音でした。
こういうレコードを聴いていると久々にメタル・ボックスをひっ張り出して部屋の壁揺らしたくなりますね(笑)