Mooの雑記帳

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7月15日(水) 沖縄県に意見書提出を 基地建設も設計変更も言語道断

2020-07-14 23:01:51 | 日記

沖縄防衛局が沖縄県に辺野古新基地建設に関する設計変更書を提出したことは以前取り上げたことがありました。
防衛局が設計変更を行うのは、大浦湾に海面下最大90メートルという軟弱地盤がひろがり、もともとの計画では工事が不可能になったからです。

軟弱地盤の問題、活断層の問題、ジュゴンの生息域はじめ環境破壊の問題、いつ終わるともしれない工期や途方もない工事費、埋め立ての土砂をどこからどう運ぶかという問題、その他本当に様々な問題が山積し、どれをとってももはやこれ以上工事を進めることは不可能という状況にもかかわらず、安倍政権は工事強行の姿勢を変えていません。これらの問題点にはアメリカ議会からも疑問の声が上がるほどで、安倍政権の矛盾がこれほど明確になったことはありません。

7月下旬に設計変更申請書の公告・縦覧(3週間)が始まることになり、それにともなって意見書の受付が始まります。
意見書というのは、もちろん防衛局の設計変更申請に関するもので、玉城知事宛に提出することになります。
すでに全国で意見書提出の運動が取り組まれていて、7月4日には沖縄オール沖縄会議が学習会を行い、この12日には東京でも「辺野古・変更申請に意見書を!キックオフ集会」が開かれました。その模様はYouTubeで見ることができます。

辺野古の設計変更を許さない!「設計変更申請」に意見書を!キックオフ集会

沖縄から北上田さんが設計変更書の問題点をネットで詳細に報告。おそらく初めてこの問題に触れる方は日本政府が何を考えているのかを知ってビックリされるのではないでしょうか(ただ、専門的な用語が多いのと、説明が長いので辛抱が必要)。

環境問題だけでも意見を言うことができます。日本自然保護協会が「辺野古のサンゴ礁を守るために設計変更に正式に意見が言えるチャンスです!」「この変更を承認するかしないか、提出された申請書類や関係者の意見をもとにして、沖縄県知事が判断します。知事がNO!と回答してくれるよう、意見提出にご協力お願いします」と公式ホームページでよびかけ、意見書提出の要領、様式、例文までくわしく説明してくれています。

提出できるのは「利害関係者」となっていますが、国民の多額の税金がつぎ込まれている工事だから納税者として大きな利害関係がありますし、自然保護という点では、ジュゴンやサンゴをはじめとした沖縄の自然を子ども達に見せたいのに、それができなくなるのは深刻な問題だということでもいいし、関係があると思われることなら何でもよく、全国どこからでも意見書を出すことができます。
当然、これは防衛局に対する抗議ではなく、問題点を指摘しつつ設計変更を認めるべきではないという意見具申であって、玉城知事を側面から応援する重要な意味も持っています。

意見書提出をよびかける「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会(埋めるな!連)」のチラシ(PDF)はこちら。
意見書提出の期限、出し方などは日本自然保護協会のウエブサイトにくわしい。ワードでつくられた書式や記入例まで載っています。
上記の東京キックオフ集会での北上田さんのパワーポイント書類「意見書作成の手引き」は、容量が93メガと巨大なファイルですが、こちらからダウンロードできます。自由に使ってくれてよいと集会でも話しておられましたから、学習用としても有効活用できます。

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