妻が、行こうかどうしようかと悩んでいたけれど、結局行かずに終わったのが今日の孫の卒業式。娘夫婦と下の孫が東京まで出かけ、無事卒業式が終わったと写真を何枚も送ってくれました。
お天気も上々で、孫と娘が晴れやかな顔で写っていました、が、孫の隣の茶髪の子はどこの誰？という感じで何とも珍妙な取り合わせです。いまどきの卒業式でも、女の子はこんな格好するんですかねえ。
私が学生の頃は、学生運動が華やかな頃で、親が卒業式に来るなどということは想像もできず、卒業証書をもらえればそれでいいやという位にしか思っていませんでした。
卒業生が2000人位いて、会場は数百人という所ですから、そもそも全員が出席することを前提にしていない。冷めた目で見ている学生も多く、卒業式の時刻に片平町わきの広瀬川の川縁を歩いていたことを思い出します。勿論、これは当時の世情を反映した意識ですから、そんなこともあったというだけの話です。
卒業は誰にとっても大きな1つの人生の区切りですから、娘も我が子の思い出づくりに精一杯心を砕いていたのでしょう。美容師ですから、娘の髪のセットもしてやっていたのではないかな。
小さい頃は、何だかんだと世話をやかせてくれていた孫でしたが、大学生になると我々ジジババは遠い存在でしかなくなるのはやむを得ない。遠いところから、これからの人生行路を見守っていることにしましょう。
