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《読書》鹿田尚樹『大事なことはすべて記録しなさい』ダイヤモンド社

2010-10-07 05:41:28 | 読書
●〔18〕鹿田尚樹『大事なことはすべて記録しなさい』ダイヤモンド社 2009 (2010.02.13読了)

○内容紹介
人気ビジネス書評ブロガーによる、アナログ&デジタルの知的生産・情報整理の新しいアイデアを一冊にまとました。紙、データ、音声、絵、写真など多種多ツールを活用した方法を写真入りで紹介しています。情報整理、読書術、時間術、健康管理術、アウトプット、人脈術を、「記録」で向上させるやり方が満載です。
■この本で紹介「記録」の2つの特徴
1.あらゆる「ツール」を使って、記録するだけ
多種多様なツールを使って、何でも記録しておく。
道具は一つじゃないほうが、ラク。
2.整理・分類・ファイリングはしない
ちょっとしたルールを押さえていれば、ツールに関係なく、一発検索・すぐに活用できる。
■成果につながる、記録の5つのルール(原則・方法)
ルール1【大事】大事なことはすべて記録する
ルール2【時系列】日付と時間を書く&整理・分類しない
ルール3【シンプル】「箇条書き」&「単語」(キーワード)で書く
ルール4【1×1】1つのページに、1つのコンテンツ
ルール5【読み返す】1日5分、記録を読み返す
 それなりに面白く、有意義に読むことができました。
 著者は「小泉純一郎内閣最盛期に、600名を超える参議院議員公設秘書の中、日本最年少公設秘書として勤務。」ということをウリにしていますが、いったい秘書だったのでしょう。いろいろ検索してみましたが、わかりませんでした。

○田中角栄伝説
 また、国会議員は人の名前をよく覚えているという話が、伝説のように頻繁に出てきます。田中角栄元首相は、本当に支持者の名前をかなり覚えていることで有名でした。
 しかし、名前がわからないときには 「君、名前はなんと言うんだ」と聞き、もちろん相手は「秋山です」と答えますが、「違う、下の名前を聞いているんだ。苗字はもう知っている」というテクニックを活用したそうです。(p.191)


○クレーム処理の極意
 クレーム処理の担当を20年以上務め『社長をだせ!』(宝島社)の著者でもある川田茂雄さんによると、クレームによるトラブルの処理をスムーズにするにはコツがあるそうです。
 それは、人の発言よりも、自分の言ったことを記録しておくこと。

 クレームに対応する際、大抵の人は、相手の発言に対して意識を集中しているために自分の発言までは覚えていないことが多いのだそうです。実は、これがクレーム処理で一番つまずくポイントになることもあるそうで、川田さんはそれを解消するために、ICレコーダーを内ポケットに入れているそうです。内ポケットに入れていると「相手の声が聞きにくいのでは?」と思いますが、大事なのは自分の声が入っていることです。
 これにより、自分が「何を言った、言わない」で、もめることがなくなったそうです。
 ICレコーダーを持っていない人でも、ノートに 「自分が言ったこと」などをメモしたり、相手に書きながら説明したりするとグッとトラブルが減るはずです。(p.200)


○伝えるということ
「いいかい、気持ちなんて伝わらない。伝えたいものは、言葉で言いなさい。それが、どんなに難しくても、それ以外に方法はない」
 小説家・推理作家の森博嗣氏の言葉ですが、伝えたいものはすべて記録しておくといいでしょう。(p.207)


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