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《読書》フレデリック・フォーサイス(著)篠原慎(訳)『イコン』(上)角川書店

2006-09-02 13:02:36 | 読書

●〔63〕フレデリック・フォーサイス(著)篠原慎(訳)『イコン』(上)角川書店 1996
(2006.08.27読了)
◎あらすじ
1999年。天文学的なインフレに見舞われた瀕死のロシアに、一人の政治家が彗星のように登場した。イゴール・コマロフ。このカリスマ性溢れる情熱的な雄弁家は、冷静な戦略家でもあり、国民の圧倒的な支持を得、次期大統領の座は確実だった。ある日、在露英大使館に不審な文書「黒い宣言」が投げ込まれる。そこには醜悪ともいえる過激ナショナリズム政策が記されていた。英情報部はあることに疑念を募らせる。そして数日後、コマロフの側近が死体となって発見された…。混迷する近未来ロシアを巨匠が大胆に描く、超大型スリラー。

◎フォーサイスとの出会い
 はじめて読んだフォーサイスの作品は『オデッサ・ファイル』です。1979年、高校生でした。きっかけは少女漫画家の木原敏江がコラムで紹介していたからです。たちまちその面白さに魅了され、彼の作品を次々と読んでいきました。特に『悪魔の選択』は発売とほぼ同時に読み、感銘を深くしました。
 読了した作品は以下の通りです。

・オデッサ・ファイル
・戦争の犬たち
・悪魔の選択
・ジャッカルの日
・シェパード
・帝王
・ハイディング・プレイス
・第四の核
・ネゴシエイター
・騙し屋
・売国奴の持参金
・戦争の犠牲者
・カリブの失楽園

◎おまけ
・『悪魔の選択』におけるソ連共産党政治局メンバー
マクシム・ルージン………………ソ連共産党書記長
ワシーリイ・ペトロフ……………ソ連共産党組織・党活動部長
ドミートリイ・ルイコフ…………外相
ユーリイ・イワネンコ……………ソ連共産党政治局員KGB議長
エフレム・ビシナーエフ…………ソ連共産党政治局員(理論面担当)
ニコライ・ケレンスキー元帥……国防相
コマロフ……………………………ソ連共産党政治局員(農業担当)
ビタウタス…………………………ソ連共産党政治局員(リトアニア共和国出身、バルト人)
チャワーゼ…………………………ソ連共産党政治局員(トビリシ共和国出身、グルジア人)
ムハメド……………………………ソ連共産党政治局員(タジク共和国出身、東洋人回教徒)
ステパーノフ………………………ソ連共産党政治局員(労働組合担当)
シュシキン…………………………ソ連共産党政治局員(諸外国共産党連絡担当)
ペトリャーノフ……………………ソ連共産党政治局員(産業・経済計画担当)

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