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《お知らせ》高橋悠治・波多野睦美~ことばを贈る

2010-11-09 06:01:11 | Weblog
高橋悠治・波多野睦美~ことばを贈る

■日時:2011年2月28日(月) 19:00~

■会場:ふくやま芸術文化ホール( リーデンローズ)小ホール
    〒720-0802 広島県福山市松浜町二丁目1番10号 Tel 084-928-1800

■曲目:
*前半ピアノソロ
・バルトーク・ベーラ チーク地方の3つの民謡 3分
・チャポー・ジュラ 砂漠の行進 (1992) 40分
 ハンガリー出身カナダ在住の作曲家チャポーの湾岸戦争に抗議する「砂漠の行進」はヨーロッパ音楽文化へのレクイエムでもある。終りなく続く行進につれて、西洋芸術音楽(ブラームス、シューベルト、ベートーヴェン、バルトーク、ヤナーチェック、サティ)の歪んだ引用や ベートーヴェンの「歓喜への頌歌」(現在のEU讃歌)とアメリカ国歌が飛び散り、最終的静寂に向かう。
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*後半は波多野睦美(Ms)と共演
・モートン・フェルドマン オンリー (1947)
 リルケの「オルフォイスへのソネット」による無伴奏の短い歌
・ジョン・ケージ 18の春のすてきな寡婦 (1942)
 ジョイスの「フィネガンの通夜」による声と閉じたピアノによる
・クルターグ・ジェルジ 何と言うか (1990)
 サミュエル・ベケットが病床で書いた最後のテクストのハンガリー語訳により交通事故で失語症になったシャンソン歌手のリハビリのためのピアノの音に添った朗唱 (この公演のために日本語訳を準備中)
・高橋悠治 長谷川四郎の猫の歌 (2010)
 長谷川四郎の5つの詩「猫の歌」「おかし男の歌」「白鳥の歌」「あさのまがりかどの歌」「花火の歌」

■演奏:高橋悠治:ピアノ  波多野睦美:歌

■入場料:一般3,000円、ペア(夫婦、恋人、親子、きょうだい)5,000円、高校生以下1,000円
    (すべて前売り・当日とも、ただし高校生以下は、電話予約または当日のみ)

■主催:コンセール・ジャズ大衆舎
 問合せ・予約:TEL&FAX(084)967‐1284 J.O&Company(奥野) 090-5374-4485(延広教会・仲谷)
 切符販売所:リーデンローズ、スガナミ楽器、延広教会、市内のお洒落なカフェ、ギャラリーにて

○高橋悠治
柴田南雄、小倉朗、ヤニス・クセナキスにまなぶ。1960年代はクセナキス、ケージなどの現代音楽のピアニストとして活動。1970年 代 は日本の前衛音楽誌『トランソニック』の編集。1978-85年アジアの抵抗歌を独自のアレンジで演奏する「水牛楽団」。1976年から現在まで画家・富 山妙子とスラ イドと音楽による物語作品の製作。1990-2007年高田和子のために伝統楽器と声のための作品を作る。いまはピアノでクラシックとフリーミュージック を演奏し、作曲し、執筆している。最近のCDにはブゾーニ、モンポウ、バルトーク、石田秀実、戸島美喜夫のピアノ作品集。著書に「高橋悠治/コレクション 1970年代」「音の静寂静寂の音」(平凡社)、「きっかけの音楽」(みすず書房)。
※Yuji Takahashi 高橋悠治

○波多野 睦美
宮崎大学卒業後、英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。シェイクスピア時代のイギリスのリュートソングでデビュー。国内外で多くのコンサート、音楽祭に出演。バッハ、ヘンデルなどの宗教作品のソリストの他、日本、英国の近現代歌曲にも積極的に取組み、鋭敏な言語感覚、魅力的な人物像の表現と心安らげる声で聴く人に深い印象を刻む。間宮芳生作品のアメリカでの世界初演、サイトウキネン武満徹メモリアルコンサート、NHKニューイヤーオペラコンサート等に出演。モンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」のオッターヴィア、パーセル「ダイドーとエネアス」のダイドー、モーツァルト「イドメネオ」のイダマンテ役などのオペラ出演でも深い表現力で注目される。「美しい日本の歌」「夜の歌」「優しい森よ」「ひとときの音楽」他、さまざまなレパートリーを収録したCD作品も数多く発表。2009年には高橋悠治との共演で「ゆめのよる」を発表し高い評価を得た。最新作はパーセル歌曲集「ソリチュード」。
※波多野ページ

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