ΓΝΩΘΙ ΣΑΥΤΟΝ-購書&購盤日記-

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《読書》阿刀田高『プルタークの物語(上)』潮出版社

2008-12-15 08:58:53 | 読書
●〔122〕阿刀田高『プルタークの物語(上)』潮出版社 2008(2008.12.05読了)

○内容紹介
練達の筆が紡ぎ出す“プルターク英雄伝”の人間洞察。権謀術数、戦争、クーデター、恋、独裁か民主政治か、読めば、血湧き肉躍る。

アテネを創ったテセウス
ローマを創ったロムルス
アテネの立法者ソロン
栄誉を求めたテミストクレス
尊大な民主主義者ペリクレス
先送りの人ファビウス
カメレオン的英雄アルキビアデス
母には弱い猛将コリオラヌス
テーベの英雄ペロピダス
口からジャブを飛ばした大カトー
ママの宝石はグラックス兄弟
善悪けた外れのスラ

 お馴染みの阿刀田高の古典読解(?)シリーズ。大部の本ですが、スラスラ読めました。
 本当は原典を読むのがいいのでしょうが……。
古典とは、だれもが読んでいたら、と願いながら、だれもが読みたいと思わぬところの本である。 マーク・トウェイン
 "A classic": something that everybody wants to have read and nobody wants to read. 〈Mark Twain〉