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《読書》家近良樹『孝明天皇と「一会桑」-幕末・維新の新視点-』文春新書

2005-07-10 06:12:27 | 読書


●〔46〕家近良樹『孝明天皇と「一会桑」-幕末・維新の新視点-』文春新書 2002
(2005.06.26読了)
 日本史については、どちらかといえば素人ですが、面白く読むことができました。
 この本の内容紹介には「薩摩・長州が坂本龍馬の仲介で武力倒幕を目指す同盟を結び王政復古をなし遂げた──このような従来の「常識」は完全に否定された!」とあります。たしかに知的刺激に富んだ内容でしたが、なにぶん幕末の各勢力(幕府、薩摩、長州等)の動きが複雑過ぎるので、スパッと割り切れて、目からウロコが落ちるというところまではいきませんでした。