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ボル中

~ボルダリング中毒~

儀式。

2013-08-10 23:00:00 | 小川山

 今週の火曜日は久々にジムへ。たった1時間半のトレーニングだったのだが、左人差指負傷(軽傷)。


 ったくロクに登ってないのに・・ロクな競技じゃないぜボルダリング。


 だが前からの予定なので、一応小川山へ(笑)




 10時前に27℃。廻目平も常夏模様。


 まずは妹とMっちゃんの儀式を見学。



            グロヴァッツスラブ


  惜っし。


 エイハブ面が〝奇跡の無人〟であった為、私も儀式を行った。



            エ ア 船 長


 痛めている人差し指を、ガバ左隣りのポケットに捩じ込んだまま飛ぶ。


 無論スローパーは止まらなかった。


 ミダラの1級Verも出来ず・・・





 せっかくストマジの皆さんとトライ出来たのに、無念。


 「エイハブ船長の再登」のみという成果で、カサカサっと林の中を後にした。


 (どーせ大したのは出来ないし)誰にも相手にされてなさそうな岩に行きたい・・という事で、フェロモンの大岩へ足を運んだ。途中で何かしらの生物に首をブスッとやられて腫れたが、川で洗い流してリセット。


 固定客がつきそうな下地じゃない。というかちょっぴり殺人的


 1、2級のラインから落ちると病院送り間違いなしだが、3級のラインなら落ちても家には帰れそうだ。


 マントルが核心ぽいのは薄々感づいていたが、突っ込むしかなかろう。


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      フェロモンの大岩 3級課題


 意外と名課題。ムーヴも中々じゃないですか。








 最後はヴィクター岩でランジ合戦。これも儀式的行為の代表格。サブウェイから繋げた2級ランジは止まらず。





 大して登れてない割には19時ギリギリまで遊んでいた。子ペンギンの元へ急がなければならない。

    ペンギンのご機嫌とりも重要である。


 そんな帰り際・・ブヨに足首を食い散らかされた。翌日はくるぶしが見えなくなる位だった。


 久々に来たけど、手強いな小川山。


 
   


燃えよペンギン。

2012-10-21 23:00:00 | 小川山
 ペンギンと小川山。



 岩場では基本的に【動物園のパンダ】のように過ごすと言われる(私に)ペンギンだが、今回は自ら小川山行きを望み、コンケーブに挑戦したいと言ってきた・・・



 喜ばしい事だが、私は2日前にM上と行ったばかり。疲れ・擦り傷も癒えていなかった。



 だがつい先日・・・

 ペンギンの誕生日を忘れてしまうという失態をおかした。




 ここは付き人として過ごす以外ない!そして次の休みの日はプレゼントを買いに行けばいい!そういやペンギンは最近しきりに『CAMPERのブーツ』と唱えていた(笑)





 最高の天気に恵まれ、さっそく“コンケーブ・3級”を目指す。






 前回に少しだけ触っていたが、右足を上げるまではいかなかった。

 先客がいると体育座りをキめ込むペンギンが、間を割って入りトライする・・



 ちなみにブラッシングやマットの移動、各種雑用は全て私の役目。



 付き人である。



 そんな簡単にはいかないだろう・・・思いながらサポート。


 だが思った以上にペンギンは強く、短時間でリップを捉えた。




 『ウソォ!』 等と言ってる場合ではない。


 『何かあの人、あの高さでマントリングしようとしてますけど!!』

 周りの人に言いたかったが、それどころじゃない。


 スポットにも気合いが入る。手の届くマットは失礼して重ねた。





 マントル突入1度目

 ・・・普通にリップから落ちてきた。



 マントル突入2度目

 ・・・返しかけたが、普通に落ちてきた。悔しがっている。




   ・・・。




 あまりにも危なげがなくて調子が狂います・・・




 心臓バクバクのスポッターと、少しも怖がっていないクライマー。




 そんな構図に意外に早く終焉が・・・。




 マントル突入3度目・・・ 燃えよペンギン。



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     コンケーブ・3級 by ペンギン




 初めての3級。



 しかも午前中に決着。



 コンケーブは当分の間、ペンギンの目標になると思っていた。



 マグレではない・・・リップまでは自動化しており、マントルの際の左足も滑る気がしなかったらしい。


 シューズを忘れて、私の38ハーフのミウラーを履いてたクセに立派である。



 岩場に来てもいつもマットでゴロゴロしながら、ゴソゴソとお菓子を取り出し、モソモソと食べていたペンギンが3級を完登・・・




 頑張れば登れる。



 何で頑張るまで時間がかかったのか、そんな疑問を投げ掛けてはいけない。思ってもダメだ。


 めでたい。



 めでたすぎて、生ビールを飲むという選択しかなかった。



        本日の登攀を事実上放棄。


 付き人としての職務を全うする気満々である。


 いつも以上にエネルギーを消費したペンギンは、山荘の牛丼だけでは足らなかった。



        パンを物色する3級クライマー



 午後はのんびり過ごした。


 ペンギンも若干燃え尽き気味。







 夕方になって何故かモチベーションが復活したらしく、“ライトスパイヤー”を連続トライ。





 こんなに疲れるまで登るペンギンを見るのは初めて。



 私はロクに登ってないが、とても楽しい1日。おまけに・・


 誕生日忘れが、うやむやになった。




力を抜いて小川山。

2012-10-19 23:00:00 | 小川山
 中2日でM上と小川山。










 疲れ気味の私は相方をサポート。


 穴社員完登に執念を燃やす相方の1トライ目・・・



 なんと左薬指の皮を全てもっていかれながら落下。

 血だらけでございました。m(__)m



 笑うぐらいツイてない男だが、テンションが少し下がったぐらいでトライは続けられた。


 そして正午直前に解決。“昼食を美味しく食べたい”一心での完登。



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            穴社員・3級




 自分のムーヴで完登。

 ガバカチから取りにいくカンテを必死に磨いた私の行為は無駄になった、等と言ってはいけない。




 そして極上の天気の下で昼食。最高。住みたい。







 午後イチは陽当たりを求めて“汚い大岩”へ。

 小川山ジャンプを味見。






 あと20年位やっていれば出来るだろう・・・


 側面に登りやすい1級があった。


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         左側壁のカンテ・1級



 暖かい陽射しを利用して、二人で亀の様に昼寝。



 その後は再び林の中へ突入。


 相方はライトスパイヤーに撃ち込む。


 私は“スパイヤーX”という、誰もトライしていない1級へ。



 【どうせあり得ない1級なんだろ】と恐る恐る探ると、意外にもちゃんとしたホールドが続いている。むしろ過剰気味な位。



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            スパイヤーX・1級




 色々なムーヴが出来そうだ。決して難しい1級ではないと思う。何故トライされていないのだろう?



 どさくさに紛れて相方は、ライトスパイヤーのリップ取り直前まで勢いで解決。次回はいけそうだ。


 最後は私の“ドンキーカンテ”で締めるしかない。






 ワイヤーブラシで上部の苔を落としたい・・・

もっと肉を・・・

2012-10-16 23:00:00 | 小川山
 M上と小川山へ。



      廻り目平の紅葉~まだ三分咲き~



 二人してクジラ岩に用がある。岩に9:00到着。



 乾き気味なのをいいことに、さっそく穴社員をトライし始める相方

 私は緑のマントで使うホールドを入念にブラッシング。効果がイマイチ説明出来ない儀式的行為で気持ちを高める・・・。



 その後はひたすら脳内で登る。


 年齢に応じた老獪なやり方で挑んだ2トライ目・・・


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          緑のマント・初段



 スタートから悪い。1年前はスタートの姿勢も取れなかった気がする。

 マントルの際の左手保持が核心だった。左手がワナワナしているが、怒っているワケではない。粒ホールドをカチ持ちしていて超キツいだけ(笑) 絶対に間違ってると思われます。




 相方もいつの間にか徐々に高度を上げていった。

 ガバカチのマッチに成功!後はポケットに左足を入れて・・・




  = 落下。 惜っし。



 諦めずに、肉でも食って出直して欲しい。



 私はエア船長のトライに混ぜてもらった。


 名の通り、飛んでみる。両手ガバポケットからダブルダイノ。





 止まるワケなかった。






 肉でも食って出直すことにして、次はドンキーカンテ・1級に挑戦。





        = 敗  退



 こんなハイボールで、上部に核心があるとは恐れ入りますm(__)m


 ホールドはかかりの甘いカチが多く、トライされてないせいかジャリジャリした感じで安定していない。


 肉を食べるよりは、こっそりロープで懸垂下降しながらムーヴを探った方がよさそうだ。



 昼食後はマイナーな屋根岩ボルダーエリアへ移動。



 客なら全然来てませんよという雰囲気の中、大晦日・初段へ。


 強烈なアンダーカチからマントルへ繋げるという、短くて実に男らしい課題。


 アンダーカチは前腕までパキりそうで嫌いなのだが、強烈な一手をリップに喰らわせてみたい。



        = 無  理



 足が30㎝短くなって、手が30㎝長くなれば出来るかもしれないが、今の容姿では届かないだろう。


 ここは男らしく諦めたいところだが、リップ下に“使ってくれ”と言わんばかりのカチがある。


 【僕を経由した“飛ばし”なら、リップに届くよ君】

 彼(カチ)がそう言っているようだった。



 そこまで彼自身、ガバじゃないのが気になったが、すぐ止まる様にはなった。


 ただ動けない・・・“飛ばし”がキツい。

 リップを取り損ねては、ずり落ちるを繰り返した。




 彼(カチ)をもっと有効に使うべきだと気が付いた。


 止めたら少しでも上体を引き上げる。そして渾身のデッド。


 ようやくリップをキャッチ。


</object>
            大晦日・初段




 いかにも肉食系な課題。

 もちろん黙って登っていた。断じて岩と会話はしていない。



 草食系な落葉・5級に打ち込む相方の元へ移動。

 武士らしく敗退する様(ザマ)を見届ける事が出来た。もっと肉を食べた方がいいだろう。



 17時に撤収。



 晩飯の話になる。肉・・・



 サンマ定食に決まった。

小川山通い

2012-10-08 23:00:00 | 小川山
 妹と小川山へ。ペンギンは休日出勤。





 分岐岩へ行き、相方のMNP・1級を観戦。


 眠かったので、珍しく (ペンギンの様に) 寝っ転がってみた。

 もう寒い。小川山。

 防水シートに身をくるんでみた。中々温かい。ペンギンと来るなら、寝袋を携行する季節である。


 妹のトライの度に起こされるので、熟睡は難しい。




   惜っし。



 左のトゥーフックを解除しても、壁に居座れる事を(一回だけ)見せつけて、午前中終了。





 昼飯&午睡の後はフラッと林の中へ。

 イラっとするぐらい盛況の岩の反対面は閑古鳥。



 よって“グロヴァッツスラブ・初段”を触ることに。


 気のせいか、一撃で登れそうなラインに見えた。




   = 気のせいだった。



 遠い水平ポケット取りが難しい。せっかくポケットに届いても上手く持てず動けない・・・





 『フラッシュ』とか身内に口ずさんだ以上は引き下がれない。しかも短時間解決が必要・・・



 1度も休むことなくマシンガントライ。


 徐々にコツを掴んできた。


 水平ポケットはガストンアンダー持ち。その為に身体をしならせて倒す。


 水平ポケットを止め足を上げたら、通常のアンダーに持ち変える。そこからは簡単だった。




</object>
        グロヴァッツスラブ・初段



 次は午前で消耗しきった妹の実績作りの為、初対面のアンブレラ岩へ。



   一撃だった。


</object>
            アンブレラ・4級



 土下座マントル炸裂(笑) 手が出なけりゃ、頭を出せばいい。


 だが実際に取りつくと、意外にマントルが悪いことが分かる。


 次は“うに迂回・1級”へ。家で思い付いたムーヴを試す。




  無理。届かない。



 アンダーで左のハンドジャムを極めて、伸び上がって右手で一手目を狙ったが失敗。


 また違うムーヴを思いつきますように・・・



 最後は誰もいなくなったクジラ岩で“緑のマント”のマントル部分を練習。なんとか返せた。


 ここ一ヶ月で小川山に来た回数、7回。


 シーズン終了まで、まだ10回は来られる。