ペン太郎入院&手術の為、一度はキャンセルした夏の家族旅行。
あまりにも元気で、しかも無痛らしい・・・
キャンセルを取り消してもらい、元々の予定通り3泊4日で那須高原で出かけた。退院翌日の出発である。
夏の那須は 雨ばっか だが、初日のテント設営時は晴れていた。
ペン太郎は術後二日目の動きではなかった(笑)
夏の那須に3泊・・・必ず雨に降られるので、テントにタープをプラスして、広い空間を作った。
初日の夜は焼き肉にした。あまりにも火付きの悪い炭には閉口したが、無事に皆に肉を振舞うことが出来た。
二日目は好天の為、イベントを詰め込んだ。
3年連続となる、茶臼岳登山。
2年前に長男ペン太郎は一人で完登した。2歳下のペン二郎が果たして続いてくれるか・・・
正直無理だと思った。それが嬉しい方向に裏切られた。
あっさり登り切ったのである。
ペン太郎に至っては、余裕どころかわざと険しい道を選んで登っていた。
頂上付近の居心地は最高。
この岩の背面の垂壁を、ボルダリングでこっそり登って(かなりドキドキ)やった。途中から外人さんに見られ、拍手喝采を頂く羽目になった(笑)
正午には下山完了。極めて健全で安全な山行を終え、吊り橋を見学した後、お決まりの 南ヶ丘牧場 に向かった。
子ペンギン達のお目当ては“マス”
早速掴み取りへ。
運動能力で言えば断然ペン太郎であるが、生き物の捕獲に関しては2歳下のペン二郎に分があるのが面白い。
開始早々手づかみで逃げ回るニジマスを捕まえて見せた。
ペン太郎も大はしゃぎではあるが、生き物全般にビビッているので手づかみが難しい。
網もあるのだ。ヌルヌルが嫌でも、捕まえられる(笑)
自ら捕まえた魚は美味かろう。
二日目の〆は 北温泉。
駐車場から10分ほど歩くが、そんなことは小さいことだ。
プールみたいな露天風呂がある(笑)
先客の高齢者が「水中眼鏡(今風に言えばゴーグル)をしていたほど。秋冬ならなお贅沢に感じるだろう。
三・四日目は天候に恵まれなかった。那須エリア・室内遊びの頂点といってよい “トレジャーストーンパーク” に繰り出した。
ここに行って後悔した子連れなどいるのだろうか・・・というほどの間違いないスポットである。
そしてペンギン熱望の アジアンオールドバザール にも行った。雑貨が並ぶが、だから何だというのか・・ゲリラ豪雨にも遭ったし。
ただ、タイのTシャツ、OUKY(オーキー)。こいつは魅せてくれた。
色合い、生地の伸縮性、着てるモデルの貧乏臭さ。 全てが満点だった。
値段も時代の波に乗ろうと必死の、クライミングクソブランドよりよっぽど安い。通常の鼻息で1枚購入した。
ちなみに鼻息を荒くして雑貨屋に突入したペンギンは何も買わずじまいだった(笑) いちいち迷いすぎなのである。
夜は雨が止んだスキをついて花火を行った。
塩原ボルダーとは無縁な那須旅行であったが、何より術後のペン太郎が平常時と同じく楽しめたのが何より大きい。
全身麻酔して腕を切開し、固定用針金を除去。その二日後から那須高原のキャンプ場で大暴れだったのだ。
中止にしなくてよかった。9月に入った現在もペン太郎の傷口は順調で、除去前より可動域も広がった。
ホントに行ってよかったキャンプだった。でも3泊4日で那須に行ったのなら・・・
塩原ボルダーで二時間ぐらい過ごしても、神様は笑顔かも(笑)