グッスリ寝てベストコンディションでいきたい二日目。
5:50・・子ペンギンに叩き起こされる。朝からフルスロットルなので、朝風呂に連れていった。
お願いだから、その熱い血をお鎮め下さいまし!
午前は小川山へ。快晴にもほどがある!

ペンギンに外岩を思い出してもらう為に、ファンタジー岩へ行った。

貸しきり状態であったが、問題は子ペンギン。
だが彼は“ 午前の寝んね ” を果たしてくれた。久々の二人で外岩である。


私はあくまでペンギンの補佐。一回だけモルヒネをフラッシュトライしたものの、リップを押さえて力尽きた・・・
筋トレが足りんな・・・
ペンギンは自分一人でムーヴを解析。口を出すと怒るので、黙して補佐(笑)
ただ一つ!つま先の一点で立つというよりは、つま先全体を潰す様にすると立てるアルヨ・・とだけ言ってみた。
そしたらスメアリングを思い出したらしく、すぐ完登。
しばらく適当にペンギンが登り漁っていると、子ペンギンが目を覚まし号泣。
撤収し、ナナーズ経由で瑞牆へ。離乳食でお困りの方々はナナーズで買い物し、レンジとお湯を有効に活用するのが賢明かと思われる。
昨日とは変わって本当に雲ひとつない瑞牆。


ひとしきり紅葉を堪能すると、昨日に続いて再度「花畑」岩周辺へ。
幸い子ペンギンも深い眠りについて下さった。寝袋にくるんであげよう(笑)

花畑の正面に綺麗なスラブがある。こんな綺麗なスラブがあるのにスルーするのは、敵前逃亡といっていい。
ペンギンが真剣にトライ。最高補佐官である私であっても、相変わらずアドバイスは受けつけてもらえない。二年ぶりとは思えないモチベーションの高さである。
おそらく私よりバラして短時間解決!
私はその右隣のさらに高いスラブにトライ。
オンサイトするわ。 そう宣言してから落ちる事10数回。マシンガントライの末完登。
右カンテのピンチ持ちからスタート。左カンテからのシットだと変態度高し。
ホールドに乏しく、瑞牆門エリアの1級スラブより苦戦した・・・
初日に子ペンギンにスラブの指導を受けられたのがよかったんだな、きっと(笑)

その後はペンギンが易しそうな課題をオンサイト。

そして私はこのエリアで一番見栄えのする岩に取りつく。

マントルを返すには、作戦・勇気・ 掃除 が必要。
1歳連れの家族旅行の割には登る事が出来た。大満足で帰路に着く。“ 子ペンギン、岩場で寝んね ” のおかげである。
寝袋、ヒーター、お菓子・・重かろうが、かさばろうが何でも持っていこう。だから・・
次回も寝てくれんかね?