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ボル中

~ボルダリング中毒~

物好き。

2012-09-04 21:00:00 | むかし道
 5:30出発で奧日原へ。トリプルダイノ・1級目当で、8:00に到着。

 = 下地水没。

 せっかくこんな秘境まで来たのに・・・

 仕方がないので、むかし道ボルダー探しに切り換えた。

 9:00に奥多摩湖無料駐車場に到着。長そうなアプローチを開始。

 しだくら橋到着まで45分を要した。ほんとに長い・・

 朝からこんなに歩いたら健康になりますわ。


              し だ く ら 橋

 その橋を下流側へちょっと下った所から河原へと降りてゆく。

 草が生い茂った崖を降りる・・・




 蜘蛛の巣と朝露にまみれながら、エリアらしき場所に到着。



 人気(ヒトケ)なし。人が過去1ヶ月存在した形跡なし。

 携帯も圏外。山間部では雷雨があるかも、との予報も気になる。

 岩ごと流されるのはゴメンなので、サッサと目当ての課題を探す。

 二つあり、一つはゲンコツ岩のアドレナリーナ・1級。



 位置的には間違いない・・・

 だが、腑に落ちないことが3つあった。

 ① 出だしでフットホールドが二回も欠けた。
 ② 左側のフェイスの途中に支点用ボルトが打ってある。
 ③ ネットで調べた写真と違う。

 だが登るしかない。 50分オーバーのアプローチだ。

 岩の上からスタートらしい。この下地では落ちられない。


           下 地 は 危 険


 汗だくで一撃。

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    アドレナリーナ・1級だと思ってトライした課題

 簡単な気がした。だが気のせいと思いたい。

 高さがあり、下地が悪く、ホールドが脆い = 1級

 と何故か納得(笑) 次はビターン・1級へ。

 これは写真と一致し安心。ただホールドが見えない。

 特にフットホールドが極小すぎる・・・核心は出だしからの右足のフットホールド二連発。


</object>
             ビターン・1級

 全身汗だくでクリア。手のひらとシューズ以外は全て濡れていた。

 なのでクールダウン。



 しかしこの岩場はゆっくり出来る雰囲気ではない。この感覚は三峰で覚えたものと一緒だ。

 身の危険を明確に感じる前に撤収。

 50分以上かかって駐車場に12:20到着。

 すこぶる健康になって帰路についた。
 

 そして帰宅してから『アッ』と気づいた。

 ゲンコツ岩は転がったのだ・・・と。

 そのような内容もネットで出てきた。あんなデカい岩でも転がるのか・・・

 去年の台風のせいか・・・自然の力は恐ろしい、身の危険を感じて当然の場所だった。


 あれはアドレナリーナではなかった。となると落ちられない下地で、あの高さを登ったという私の行為は・・・

 ただの物好きに相違ない。