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ボル中

~ボルダリング中毒~

歯固め石返納。

2015-11-13 23:00:00 | 瑞牆

 ペン二郎の「お食い初め」に使う為お借りした石を返しに瑞牆へ。



 人気エリアで阿修羅岩のすぐ傍にもかかわらず、無視され続けている課題(多分)を再登してスタート。



  背骨岩 カンテ右面 1級




 同じような境遇にある、この1級課題には惜敗。








 お話しした方が猫頭エリアなるものを教えて下さったので移動。阿修羅岩から5分弱位で着いた。





 いきなりオンサイトで〝 猫頭ントル 〟っぽいのに取りついた。どう見ても簡単に見える。








 リップを見つめると葉っぱだらけでホールドはなし。息でフーフーしながらマントル突入する必要がある。










 可愛い息子達が路頭に迷うと困るので、脱出。




 安全と家族を選択した自らを誉めたたえながら(笑)、辺りを見回す。





 ある岩に吸い寄せられ、夢中で取りつく。既にチョーク跡はついている。名前もグレードも分からないが、魅せられるまま必死でSDで直上・・・




 完登!と見せかけて抜け口で葉っぱとともに泥を踏み2cm位滑った。以前の私なら堪えるか、前に倒れ、岩肌に乗った泥や葉っぱを押さえて登りきったはずだが・・・ 





証拠写真



 瞬時に枝を掴んだ(笑)   安全と家族を選択した自らを・・・ 

 

 〝 低評価職人 〟のエジキになるのも悪くないが、動画は勘弁して差し上げよう。 自分の中では完登として処理していますが!




 この課題はチョイとリーチが必要。困ったら左のカンテから右上すればいい。こちらは1級位で、より楽しいと思う。




 指皮も失い、帰宅時間が気になってくる。子ペンギン達の元へ早く戻らねばならない。





 13時半に撤収。車に乗り込み帰路につく。そして途中の沢で、石を返す為に下車。




 石だけを握りしめているはずが、何故かマットを背負っていた(笑) 悔いないはずなのに!





 沢沿いの〝 蝶岩 〟を見に行った。 デカい。




 4段以外には、2級SD課題なんかがあるらしい。




 でもSDで2級とは思えない・・・迷わず立ちスタート。




  蝶岩 瑞牆ボルダー




 
 私には充分難しいですがね!  登る価値のある格好良い課題だと思います!




 急いで3時間の道のりを帰宅。 そして休むことなく、18時から家族で地元の祭りに参加。




 私はペン二郎を背負い、立ちながらラーメンをすする・・・ペンギンはペン太郎とともに座って食す。





 最近は出掛けても、余力を残して帰るのがポイント(笑)












 


ベストシーズン。

2015-10-24 23:00:00 | 瑞牆


子供の成長が著しく、毎日忙しくしている。





ペン太郎は全てが遊び道具(笑)





足も日に日に早くなる・・・





ペン二郎も動きが活発化。安心出来るのは爆睡してる時だけ(泣)





そういや隙をついて、瑞牆の大面岩下エリアを探しに一人で出掛けた。マットを2枚担いでである。



迷いながらも何とかB岩らしきに到着。そしてエリアをくまなく見ながら登っていくつもりだった。



だが、その一時間強後に疲労困憊で到着した岩はエリア最上部の岩だった(笑) 「不可視」という初段があるらしい。



凄い格好良い岩に見える。 最近岩とかあんまり見てないけど・・・


相手にとって不足はない。足下にしてみせようぞ!


指皮も筋力も削り落とし、元々疲れはてていた足を奮い立たせて挑んだ。結果・・・








騙された~! 初段だなんてそんな殺生な(笑)
よく見なくても被ってるしな!


これやる人は男だな。DKマントルとかベシミとか興味ない人だろうな。


疲れきって下山。途中泥濘にはまりながら2~3m程滑落したが、まぁいいいだろう。


その後は山形県エリアで誰も触ってないであろう1級を無事ランジで成敗した。




急いで帰宅。岩はベストシーズンのようだが、早く帰れば子供達とのお風呂や寝かしつけに間に合うのだ!




こやつらとの遊びは 常にベストシーズン ですからな。







一片の悔いなし。

2015-10-03 23:00:00 | 瑞牆

 久々の外岩は瑞牆のハットエリアを選んだ。丸一日登るのは昨年の12月以来なので、10ヵ月ぶり である。



 〝プチ引退状態〟ではあるが、今回もロジャーさんが付き合ってくれている。



 気のせいかもしれんが、こいつァ登れそうな気がするぜ。



 まずはマントル一発。



角衛門マントル V5




 そして横のハイボール課題〝オロチ〟へ。ロジャーさんが解析を始める。私は思う。



『 こいつァ、高い。高いわ! 家には妻と子と嫁が・・・ 




 スラブ面には苔がギッシリ。移動するチャンスを私は逃さない。



 自分『 苔が凄いすね。またにしますか? 』



 Roger『エ?大丈夫でしょ。』   自分『 オス(涙) 』



 というのは 7割くらい冗談 で、私も一緒に取りついた。




 そして怖くて飛び下りた(笑) 腕も足もどこも限界になっていないのに、両足着地に成功。



 ロジャーさんのトライの見物人に徹することに一片の悔いなし。そしてロジャーさんクリア。


 オロチ by Roger




 移動することに一片の悔いなしだったが(笑)、ロジャーさんは言う。『登ったほうがいいよ』




 飛び下りる気満々で取りついたが、途中から吹っ切れた。



 オロチ・V5




 結局2撃。 怖がらなきゃオンサイトだったのに・・・ 一片の悔いあり!



 その後は〝トレイルマン・V6〟を一撃。






 〝マッドスラブ・V6〟には敗退。









 おまけに何者かに顔を刺された。ブーンと音が聞こえ黒いのに囲まれたのだが、無抵抗でいたらやられた。



 多勢で無抵抗の生き物を刺すとは卑怯者め。 次は大人げなく払い落してくれる。




 顔をさすりながら、本日のメイン課題である〝ミシシッピースチームボート〟へ向かう。



 トポ通り向かう。  敗退。 ※見つからず




 是非やりたかった〝穴くまじろう〟へ。私はオンサイト狙いである。




 オンサイトこそ逃したが、2発目でリップをキャッチ。だが『 シュイーン♪ 』と足がマットを擦ってしまった。



 『なるほど、そこが核心か。次で終わらせようぞ。』



 と思うのは勝手だったのだが、意外にその後リップキャッチに苦戦した。ロジャーさんはあっさり。



 穴くまじろう by Roger




 再びリップをキャッチしたトライで完登。



 穴くまじろう・V5





 そしてロジャーさん一押しの課題〝 ポケットティファニー 〟へ。 難しいに違いない(笑)




 まず自分のムーヴを試す。後ろに吹っ飛んだ。ロジャーさんは嬉しそうだった(笑)



 何故ならロジャーさんもこの課題には苦戦したらしく、吹っ飛んだりずり落ちたりしたとのこと。




 『ならボクは移動します』と言いたいところだが、この課題は面白すぎた。




 ポケットティファニー・V5




 さすがに疲弊してきたが〝V5狩り〟はまだ終わらない。



 そんごくう・V5





 ここまで広い山肌の中、ロジャーさんと二人だったが、カラスが鳴き始める頃(いないけど)、強い人が現れた。



 その方のムーヴをパクり、〝やっこダコ・V5〟も手中に出来た。



 結局成果は、V5×6、V6×1。 〝プチ引退状態〟でも意外に闘えた。増量しても大丈夫!





 筋トレして増量(+4㎏)、肩・股関節が硬化したことに・・・ 一片の悔いなし。




 


 




 
 




 

紅葉より花畑。

2014-10-27 23:00:00 | 瑞牆

 紅葉真っ盛りの瑞牆へ。



 遅めの出発で、13時過ぎに瑞牆芝生広場へ到着。大分寒い。



 子ペンギンに温かい手作り離乳食を与える為に、売店で椎茸を購入し電子レンジを借用した。







       ウンチタイム(笑)



 芝生で遊ばせた後は、今度は私が遊ぶ番。



 三時間しか寝てないが、皆ハマりがちな「花畑」の岩を探しにいった。







 情報といえば、“皇帝岩の下の方” というだけ。



 アッサリ見つかった。しかも他にもたくさん岩があるではないか!忙しい、忙しい!




 だが子ペンギンが「アーアー」言っている。┐( ̄ヘ ̄)┌



 許されたトライはせいぜい5トライ。先客な方にスタートホールドを教えて頂いた。

       色々とありがとーございました!楽しかったです!



 ガチムチ向けの課題この上ない。しかも2級位に見える。ガチムチならオンサイトしたい。



 =答えは2撃。┐( ̄ヘ ̄)┌

     ガチムチになりたかったなぁ・・・


花畑 瑞牆






 その後はペン&子ペンに気を使うフリをしつつ、付近のボルダーをチェック。魅力的なボルダーがいくつかある。それもすぐ近くである。先客な方と数分のセッションを楽しみ撤収。中々のエリアだった。



 子ペンギンが何と帰りの車中で寝んねした為、焼き肉屋「ふじもと」へ向かった。



 私は子ペンギンを抱っこ紐でおんぶしながら、立ち食いで焼き肉定食を堪能。ペンギンは座って食事。私の肉と自分の肉をしっかり比較し威嚇してくるものの、そこはサラリと受け流す。


 宿でゆっくり風呂とビールの時間。 ・・と見せかけて、いつもと違う貸しきり風呂に子ペンギン大はしゃぎ。自分の身体を洗う余裕等無い。子ペンギンが滑って転ばないようにしながら洗ってあげつつつ、自らの洗浄もしなければならないのだ。



 そしてビールの時間といっても、子ペンギンが常に缶を狙ってくる。いつも通りのことだが、立ち飲みかイッキ飲みで楽しまなくてはならない。



 そして寝かしつけの時間になると、私は退室を命じられるのだ。



 だが本日は思ったより岩に触れた上に、完登のおまけ付き。
 


 子ペンギンから逃げながら飲むビールも、部屋を出されて飲むビールも、格別だったぜ。



家族揃って岩へ(無謀)

2014-10-12 10:59:52 | 瑞牆

 家族で清里へ繰り出し、翌日瑞牆へ。1歳3ヶ月を連れているのがポイントである。


 最近は岩なしの生活が続いているが、ジムトレに精を出していた。その成果を是非試したい。


 まぁそのジムがクライミングジムじゃなくて、「ゴールドジム」 だった気がするがまぁいいだろう(笑)







 子ペンギンを背負い、片手にはマット。息を切らせながらアプローチ開始。もう降りてくる人がいた。



 エリア入口にある、“違法キノコ採り人間撃退電流導線”を開けてくれている・・

            ありがとーございます!



 『〇〇中さんですか?見てます!』と言ってくれた。

            ありがとーございます!


 『いえ、最近はボディビルダーのいるゴールドジムにしか行ってないので、ビル中です。』



 と言う余裕はありませんでした。すいませんでした(笑)




 元3級クライマーのペンギンに、外岩の楽しさを思い出してもらうことがこの旅行の目的でもある。目に入れても痛くない子ペンギンに注意を払いつつ、手頃な課題を見繕う。







 『 桃源右抜け・左抜けがいいんじゃない。』


 まずは手本を見せる事になる。当然の流れだ。



 トポを忘れたので、どっちが5級か分からないがまず左から登って見せてみた。



 ⇒ 落下。   ペンギン 『・・・。』



 そんなワケないじゃないか。ホールドが見えなかっただけだ。ナメると怖いなボルダリングは、ハハハハ。 『 ちゃんと登るから見ててよ、こうすれば楽になるはずだよ~ 』


 ⇒ 落下。   ペンギン 『・・・。 やめようかなソレ・・・ 』



 右抜けは一発でクリア(グレード辛くね?)。左に再々度挑む。ゴールドジムでのデッドリフトを思い出せ!



 最後の緊張感抜群のスラブを抜け、振り返る。 ペンギンは見ていなかった・・。




 ヌゥ・・近くに確か良いスラブがある。4級だったはず。



 桃源が5~6級・・・ 出来なかったりして・・・








 快適な4級でした。有難うございましたm(__)m。



 ペンギンもトライ。楽しそうに敗退していた(笑)




 何せ落ち着いてトライ出来る状況ではない。何かと子ペンギンが騒ぎ出すのである。



 エレスアクベの面の右側が3級だと教えてもらった。ゴールドジム通いでも何とかなりそうに見えた。



エレスアクベの岩 3級





 これは楽しい。 ていうかアッサリ登れて何より(涙)



 だが、子ペンギンが騒いでいる。下山のお知らせである。昼食を取り、芝生広場へ。






 サッカーをしていても、すぐに手を引かれ“ 段差の登り降りエンドレス ”へと導かれる・・・







 解放感から逆立ちをして見せたら、子ペンギンに拍手された。ヌゥ・・・







 
 水を得た魚のごとく動き回る子ペンギンが、ピタッと立ち止まる。




 『 ンッ、ンッ、ンッ 』と言っている。ウンチのお知らせである。




 さすが瑞牆の解放感は半端じゃない。大自然でのオムツ替えは悪くない。




 続いて最近発表された新エリアの探索に出かけた。ペンギンの岩に対する嗅覚は衰えておらず、あっさり到着。子ペンギンはベビーキャリアの中で爆睡。








 その後も歩みを進め、上部のエリアへ。だがここで子ペンギン大泣き。



 勿論撤収。 ここまで付き合ってくれてありがとよ、子ペンギン。

   ミシシッピースチームボート(V6)も山ガール(V7)も見れなかったけど、気にしてないよ~(泣)



 翌日も午前中だけ小川山に行った気がするが、登ったというよりお世話中心(笑)











 岩から離れてオムツ替え。 サイコーじゃないか。




 そしてベビーキャリアに子ペンギンが乗ってくれない場合、荷物分担はこうなる。







 ペンギンは子ペンギン抱っこ。私はその他全てを担当させていただく。




 もっと筋トレしなきゃ、岩場に行けねーぜ(笑)