ボル中

~ボルダリング中毒~

大怪我した子供との過ごし方。

2019-06-16 22:00:00 | 子ペン

 前回の記事は5月で、我が長男・ペン太郎は受傷直後であった。左上腕骨外顆骨折・・重傷である。



 可動域は狭いが、まぁ元気!



 お友達家族とデイキャンプに行ったり、大哺乳類展に行ったり・・・・













 問題は、6月16日に行われる運動会。ペン太郎は幼稚園最後、ペン二郎は初めてである。



 年少のペン二郎はそれほどの種目はまだないが、ペン太郎は盛沢山。




 幼稚園の先生に何度も確認された。 「ペン太郎君はどこまでやらせますか?」と・・・




 迷った末に私が決断したのは、「全てやらせてください」





 ペン太郎は順調に回復し、元気一杯で過ごしてくれている。腕の可動域が狭い位で、何もかも制限すべきでない・・と判断した。やる内容は、ダンス、リレー、綱引き、組み体操・・・。要するに心配されるのは組体操なのだ。ペン太郎はクラスで一番デカいため、自らの体に人を乗せてナンボの立場である。将来のことを心配した、妻ペンギンも消極的。



 病院では、ぶら下がりや受傷部である左腕に過度な荷重は厳禁・・・とのお達しがあった。




 そこで私が思ったことは、「運動会・・全部行ける!」だ。




 「ケガで最後の運動会・・・皆と一緒に出来なかった・・・」これより辛いものはなかろう。




 苦渋の決断に近かったが・・・結果から言えば、悩んで損した(笑)


















 別にリハビリ中になんか見えなかった。「組体操だけでも休ませる」なんて選択を取らなくて本当によかった。



 要するに、屁でもなかったのである。これは本当に勇気をもらった気がする。




 その勇気を活かし、ジムに行く・・




 ガリガリの若者達の前で2級に対峙する・・・バランスの悪いランジで手も足も出ない未熟者達である。





 私は2トライでそのランジを制した。 溜息と称賛の声が耳を通過する・・・




 優雅にゴールのホールドに手を伸ばす・・ピンチホールドなので縦に掴む。




 落下・・・掴める仕様ではない・・ 溜息の本気度がワンランクアップした・・・




 激悪ゴール反対!

   裏切り行為、この上ないですからな・・・