高尾山口駅から陣馬山まで走破したのが・・
一ヵ月前の4/26。
本日の目標は往復。
8:30に高尾山口駅を出発。
S口は総額8万の最新トレランアイテム(サプリ含む)を身に纏い挑む。
トレランってそんなに金かかるのか・・・
小遣い制になったばかりの私への挑戦状だな。
高尾山頂付近までのコースは6号路を選択。〝まき道〟を上手く活用しながら陣馬山頂を目指す。
天気は終始薄曇り。景色は冴えないが、走るには快適な気候。
城山、影信山の山頂でそれぞれ小休憩を取った。
そして10:50に陣馬山頂に到着。前回は疲労困憊だったが、今回は余力がある。
ちなみに、今日何人ものトレイルランナーを見かけたが、
サポートタイツ装着率100パーセント。
私も30kmという距離は人生初だったので、一応三年ものの『スキンズのタイツ』を履いて往路を走った。
流行りのタイツ・・・疲労軽減?膝の保護?ファッション?・・と見せかけて、実はスネ毛隠し・・・?
別に隠す必要などない。タイツを脱ぎ捨てた。
生足の私は野生動物と化し、山々を駆け巡った。
休憩及び相方待ちを除けば、約一時間半で陣馬山頂から高尾山口駅まで着いた。
何処も痛いところなどない。初めての挑戦に対する達成感と、ご褒美の心地よい風だけが身体を通過した。
だが相方を待ちながらストレッチをしていると、急に不安が襲ってきた。
『俺は明日大丈夫だろうか』
タイツで腿、締め付けてないし!
30kmなんて初めて走った・・・
小・中・高校時代はサッカー部で毎日駆けずり回り、一日三試合もやらされた事があった。しかも『水は飲むな!飲んだら疲れるぞ!』の時代である。それでも倒れそうになったことすらない。
だが間もなく39歳。ロクに経験もなくこの年で山を30kmも走って、次の日問題なく出勤出来るのか・・・
何で締め付けなかったんだろう、タイツで・・・
不安による半笑いで高尾の湯『ふろっぴィ』へ向かった。
清潔になりに来たのではない。
アイシングだ。 異様に水風呂に浸かった。締め付けなかった分、浸かってみせた。
サウナに入っては水風呂ォ。
温泉に浸かっては水風呂ォォ!
サウナと温泉は、水風呂に長く入る手段として利用させてもらった。許せ、『ふろっぴィ』。 タイツが悪い。
明日の筋肉痛の具合で、今の自分の体力を知ることが出来るだろう。
だがもう中年なので・・・
明後日にくるかもしれない・・・