ボル中

~ボルダリング中毒~

タイツ。

2013-05-27 22:00:00 | トレラン

 高尾山口駅から陣馬山まで走破したのが・・


     一ヵ月前の4/26。


 本日の目標は往復。





 8:30に高尾山口駅を出発。


 S口は総額8万の最新トレランアイテム(サプリ含む)を身に纏い挑む。

    トレランってそんなに金かかるのか・・・


 小遣い制になったばかりの私への挑戦状だな。


 高尾山頂付近までのコースは6号路を選択。〝まき道〟を上手く活用しながら陣馬山頂を目指す。








 天気は終始薄曇り。景色は冴えないが、走るには快適な気候。


 城山、影信山の山頂でそれぞれ小休憩を取った。


 そして10:50に陣馬山頂に到着。前回は疲労困憊だったが、今回は余力がある。


 ちなみに、今日何人ものトレイルランナーを見かけたが、


  サポートタイツ装着率100パーセント。



 私も30kmという距離は人生初だったので、一応三年ものの『スキンズのタイツ』を履いて往路を走った。


 流行りのタイツ・・・疲労軽減?膝の保護?ファッション?・・と見せかけて、実はスネ毛隠し・・・?


 別に隠す必要などない。タイツを脱ぎ捨てた。





 生足の私は野生動物と化し、山々を駆け巡った。

 休憩及び相方待ちを除けば、約一時間半で陣馬山頂から高尾山口駅まで着いた。


 何処も痛いところなどない。初めての挑戦に対する達成感と、ご褒美の心地よい風だけが身体を通過した。


 だが相方を待ちながらストレッチをしていると、急に不安が襲ってきた。


 『俺は明日大丈夫だろうか』

      タイツで腿、締め付けてないし!


 30kmなんて初めて走った・・・


 小・中・高校時代はサッカー部で毎日駆けずり回り、一日三試合もやらされた事があった。しかも『水は飲むな!飲んだら疲れるぞ!』の時代である。それでも倒れそうになったことすらない。


 だが間もなく39歳。ロクに経験もなくこの年で山を30kmも走って、次の日問題なく出勤出来るのか・・・

      何で締め付けなかったんだろう、タイツで・・・



 不安による半笑いで高尾の湯『ふろっぴィ』へ向かった。


 清潔になりに来たのではない。


 アイシングだ。 異様に水風呂に浸かった。締め付けなかった分、浸かってみせた。


 サウナに入っては水風呂ォ。

          温泉に浸かっては水風呂ォォ!



 サウナと温泉は、水風呂に長く入る手段として利用させてもらった。許せ、『ふろっぴィ』。 タイツが悪い。


 明日の筋肉痛の具合で、今の自分の体力を知ることが出来るだろう。


 だがもう中年なので・・・



 明後日にくるかもしれない・・・



片道切符。

2013-04-26 22:00:00 | トレラン

 今日はボルダリングではなく、トレイルランニング。

 トレラン大先輩のS口のプランに賛同。

 何か、高尾山口駅から陣馬山頂まで走るとか言っていました。


 およそ15kmらしい。  ・・・。


 やるしかない。指は壊れているが、幼少からサッカーで鍛えてきた脚は健在だ。

   サッカーはとっくに引退していますがね・・・


 9:10に出発。既に大勢の人で賑わい、6号路は渋滞中とのこと。なので1号路を選択。



     気のせいか頼もしい背中(気のせい)。


 まずは城山山頂まで走破。と言っても1号路は急坂祭り。歩きをチョイチョイ混ぜる。当然の権利だ。

 城山山頂でS口はかき氷を注文。とたんに曇り、風が吹き出した(笑)。

 【寒そうにかき氷を食べているゴツい人】という不思議な光景を見た後、影信山へ出発。





 影信山まで来ると足が回り始めてきた(気がした)。





 休憩・回復させ、走りを充実させたいS口

 疲労が襲ってくる前に完走したい私。

    時間が経てばそれだけで動けなくなる気がしますね、ハッキリ言って。





 休憩もそこそこに陣馬山頂目指して出発。



            嫌々感満載の背中。


 天気も午後から崩れる可能性があり、ぐずぐずしてはいられなかった。第一午後も続けて走れるほど、私の大腿四頭筋は健康ではない。


 飛ばすしかない。30kmや42kmのトレランの大会を見据えて調整して走っているS口に付き合っていては、間違いなく先に息絶える。最後はいちいち木の根っこに引っ掛かって転びそうになりながらも快走。


 休憩時間を除けば二時間弱での完走となった。



  親切なおじさんの〝言いなり〟で撮ってもらった一枚。


 雲が徐々に増えだしたが、景色は良好。








 二人で一缶400円のビールで乾杯。





 息絶える前に完走出来たのでよかった。靴に感謝。




 S口は感謝していなかった。買い替えとか何とか言っていた。





 やはり走るのはいい。走って鍛える事は、如何なるスポーツにも効果をもたらすと思っている。


 これだけ走れば上出来。後は温泉にラーメン・・・



 麓のバス停まで4km以上あるのを忘れていた。



         嫌々感満載の背中その2


 その内、往復出来たら良いなぁと思ったりもしますが、


 片道切符でも十分満足ですなぁ。