15分。 2016-10-25 23:30:00 | 昇仙峡 家族で突然に泊まりで山梨入りを決めた。 昇仙峡を目指す。 観光である。 家族で観光は楽しい・・・・が・・・ こんな岩を見せつけられた日には、ソワソワしてくる。 帰り道に 15分だけ寄り道した。イヤ、無理を言って“させていただいた” その名も「トイレ横ボルダー」 故吉田和正さんが極めた、というフィストジャム・・・やるしかない(制限時間15分) 右フィストジャムは出来たが、その後ホールドなし。 時間はさらになし(笑)
マニュアル。 2014-10-20 23:00:00 | 昇仙峡 家族で15時過ぎに甲府市内へ。勿論観光である。 360度山々が見渡せる公園を発見。子ペンギンを解き放ち、正しい四足歩行をマニュアル通りに指導。 鋭い四足歩行の私から逃げ惑う子ペンギン。 空が気になる・・・ どちらが解き放たれてるのか分からない感はあるものの、市街地からそれほど離れなくとも、この贅沢な空間で遊べるとは羨ましい限り。 次は夜メシである。赤ん坊連れで外食は中々手強いが、子ペンギンは「小作」のほうとうが好物(笑)。大人と一緒の物を食べてくれるのだ。外食用離乳食を準備しなくてよいのは助かる。 私はカボチャほうとうを注文。 ペンギンは「海老天丼」を注文(笑) ほうとう食えや! 運ばれてくると、大人が口をつける前にまずは子ペンギンの分を取り分けするのだ。細かくちぎり、汁はお湯で薄める。 さっそく食べさせていると、ペンギンがセッセと(私のカボチャほうとうを)取り分けている。ちぎっていない。 なるほど、自分の分だった(笑) 安い温泉宿で一泊し、翌日は昇仙峡へ。今ひとつの天気の中、今ひとつの紅葉と滝を拝む。 昼は再び「ほうとう」が食べられる店へ。 私はキノコほうとうを注文。 ペンギンは岩魚定食(笑) だーかーらー、ほうとう食えや! だが、子ペンギンに岩魚を食べさせる事に成功していた。 「家族で観光」という義務を概ね果たしたところで、マニアックな岩へ寄り道。通称 : トイレ横ボルダー?である。 岩質は悪い。粗い結晶が指皮に突き刺さりながら、且つ剥げ落ちる(笑) そして極めつけはそれほどでもないフリクション。 嫁と子を辺りに解き放っている状況なので、持ち時間は30分と見ていいだろう。 子ペンギンが早くしろと言っている。既に登られてると思うが、2つほどのラインを登ってすぐ撤収。 ドッ被り岩の方はハナから除外。斜めクラックのラインも諦めかけたが、スタート位置を高くすることで何とか時間内にトップアウト。下から繋げたら相当厳しい課題になりそうだが、この岩質ではワザワザ遠方から足を運ぶ人は少ないだろう。 ロジャーさんならやると思いますが・・ その後は子ペンギンの果敢なチャレンジを見守り帰路へ。 少ない時間だが、岩に登らせてもらえただけで家族には超感謝。だがこんな書籍が欲しい。 新しい岩場の美しいトポ等ではない・・・ 「 嫁と子の放置マニュアル in 岩場 」である(笑)
帰れコール。 2014-05-10 23:00:00 | 昇仙峡 単独昇仙峡。 一人がよくて来たものの、本当に人間一人ですからな。 代わりに獣達が凄ェ泣き声で元気づけてくれる。 やめんかい! 強風による倒木の音も頻繁。 『バリバリ!バキィッ!』 身がひきしまっちゃうじゃねぇかオイ! 落ち葉吹雪だかメシベ吹雪だかで、すぐに身体中塗れてしまう。 そんなマイナス要素を頭で並べるような時は自分にお灸をすえるといい。 朝から高難度に身を埋めるのだ。 昇仙峡クラック。 左ヒールが抜けず “ ハイステップ ” のまま落下。 ヌゥ・・・。 バックボーン。 本日はここまで。落ちても無事に帰宅出来そうな高さである。 ビョォオオ~、バキバキィッ、キィキィ・・ イーッヒッッヒッヒ・・・ そんな感じで周囲が煩い。山全体による “帰れコール” である。 帰れるか! これだけは何とか登れた。 </object> 1 級 課 題 しばらく下山すると、“帰れコール” は治まる。 空気も風も、何か柔らかな感じだ。 ビョォオオ~バキバキッ・・ イーッヒッヒッヒ は無くなる(笑) 花粉症状も酷く、今日のところは帰ってやったが・・・ 次は帰らないわよ。
ジャリジャリしてんじゃ・・ 2014-04-19 23:00:00 | 昇仙峡 ロジャーさんにお誘いいただいたので、SSKこと とある岩場 へ。 7時30分、昇仙峡、イヤ SSK 県営駐車場に到着。一年ぶりである。 前日の雨の影響もあり、湿った登山道を行く。何か獣が我等を見張っている気配がするが、まぁいいだろう。 岩によってはビショビショだが、去年連敗を重ねたクラックは無事に近かった。 そのクラック課題に、ロジャーさんも付き合ってくれるという。しかも比較的呑気な表情だ(笑) スゲー過酷ですって! 去年はなかった倒木がマントルを邪魔していた。 ちなみにトップアウトを狙うなら三択を余儀なくされる。 ① 倒木が阻む直上 ② 泥だらけの右上 ③ 苔むしてる左上 ヌゥ・・・③ しかなかろう・・ フルパワーレイバックから左上のガバカチを目指す。そして左上へトラバースし、未知のマントル。未知だからな、恐ろしや。 とても消耗する。体力も指皮も。何かが足りないだけでスタートの足さえ滑る。慎重にトライ。 だがロジャーさんは鬼打ち・・・ 指皮とか痛くないのかこの人! そしてあっさりガバカチを捉えてしまった。何と頼もしいことか! だが表層が剥がれた為、落下してしまった。ガバに見えたが・・・未知ですな。 私は1回1回エネルギーを溜め込みトライする方式で挑む。ロジャーさんと比べると 意地汚い感じは否めない が、まぁいいだろう。 『ガバカチだと思ってたら“未知カチ”かよ、萎えるぜ。』と言いたかったが、“登れないワケがない” といった雰囲気で連打する人が隣にいるというのは、なんとも心強い。 良い影響を受けた為か、私も未知カチを捉えた。そしてリップをキャッチ。ジャリジャリっとキャッチ。 未知のマントルに入った。 ジャリジャリっとね。 だがリップが止まらない為にロクに動けず、恐怖の源となっている左下の岩に自主的に降りるハメになった。 『ジャリジャリしてんじゃないわよぉ!』と美女に叱咤されても返せなかっただろう。 その数分後にロジャーさんもマントルに突入。だがこのリップはそう簡単には扱えない。ロジャーさんの保持力をもってしても回避せざるを得なかった。 でも美女に叱咤されたらいける雰囲気でした。 足りないのは何か? 勇気と叱咤(美女限定)と掃除か。 二つ目は無理 だから掃除に精を出した。 大ハング下に常備されている(笑)脚立を使用。 湿った上部も徐々に乾きだし、私の指皮と反比例して岩のコンディションは上がってきた。気温も丁度良い。 意外にも先にトップアウトしたのは、エネルギー溜め込み方式 の私だった。 未知カチに右足で乗った時に3cmほど剥離して右足が滑ったが、それもまた未知カチの魅力の一つ。 ま、ウソですけど。 </object> 昇仙峡レイバック 初/二段 こんな最高の気分は、去年7月のゴールデンサミット(金峰山頂)完登以来。 登りだす直前に、獣に叱咤された気がする が、まぁいいだろう。 ロジャーさんは鬼打ちが祟って完登は持ち越し。だがこの後は何を登っても勝てなかった。 “恐怖の源”となってるレイバック左脇の岩。 小ぶりながら中々の歯応え。バランスを教えてもらって完登。 </object> レイバック脇のSD課題 調子に乗って勝負を挑んだ、昇仙峡ハング岩付近の課題。あっさりオンサイトされた。 私は何回もかかって必死でランジで解決。それがコレ。 </object> 推定2級。 ランジ前の右カチがガチャガチャしていて、握りこむと激痛を味わえる。ロジャーさんにも聞いてみた。 『え、心地良い感じなんだけど(笑)』 ふむふむ・・・ もう一度握りこんでみた。軽く心頭を滅却してみる・・・。 なるほど、ココ、ココチ、ココココ・・・・ 痛い。しかも凄く! 同意致しかねます! その後は、“ 先祖帰り・初段 ” の岩へ。 下地がかなり下がり、離陸が厳しくなっていた。 ロジャーさんはその憂さを、“バックトゥルナ・初/二段” を15分程で登って晴らしていた・・・(((( ;゜Д゜))) 指の腹には穴。血だけは何とか止まっているようである。普通は痛いはず。しつこく聞いてみた。 『 痛くないスか? 』 『 全っ然。 』 ヌゥ・・・ 強くなりてェな・・・・
安全第一。 2013-03-12 22:00:00 | 昇仙峡 花粉のせいか寝起きから頭痛があったが、単独昇仙峡へ。 惜しかった・・・左下の岩にビビってデッドに勢いがなかった。 これも止めるのをビビった。止めたところでマントルまでは・・・ これもマントルの左足が滑って落ちる可能性にビビった。 今日もロクな成果なし。おそらく安全第一でやってるのが敗因。 だが私は危険でも、誰もいないところで一人で登るのが(何故か)好きだ。 大量のマットもスポットもガンバコールも必要ない(特にガンバコール)。 だから一人で岩場に来る人には好意的な感情を持っている。仲間に守られながら賑やかにやっている人を見ても、少しも羨ましくない。 と思ってた頃が私にもありましたが、 昇仙峡は集団のがいいっス。 ココは色々と危険。帰り道も長いし、怪我したら大変(笑)。