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ボル中

~ボルダリング中毒~

Everything goes well.

2013-11-22 23:00:00 | 小川山

 せっかく小川山くんだりまでやって来たというに、俺ときたら・・・・


 午前中も前半。その日2トライ目で、左中指の先を深く抉り流血。 圧迫しないと、血が止まりませんでした。


  終始見学決定!

     それもまたボルダリングよ・・・


 だが前回に続いて新たに2名の若者を連れてくることが出来た。楽しそうに花崗岩と戯れている。その喜びに比べれば、怪我ぐらいなんてことはない。 

   多分全治二週間クラスだが・・


 そして現地で合流した【ザ・テント泊】E原“ベヒーモス・1級”の完登を見届ける事が出来た。


 『おぉ、いったぁ!やったじゃねーか!』


 E原 「アハハハハ」


 『1級じゃねーか!やってよかったな!』


 E原 「アハハハハ」


 何かムカムカしてきた・・

   後輩の完登を喜んでたはずなのに!


 『だがこのムカムカ感、間違いない!』


 私に出来ることと言えば、シケた面で“小川山ベスト3に入るお買い得課題”だと伝えることぐらいだった。

       それも若干しつこく。


 純粋に花崗岩を楽しむ若人に、“指を擦りおろしたヤジ将軍”だと思われたくなかったので・・


 左中指を使わずに3級課題を複数成敗。

 (ゴブリン、スクープオンサムバディ、キングチョックライト、ウ゛ィクターランジ)


 しかし何回やっても、ヴィクターランジ3級は名課題だぜ。



 あと人気無さげな2つを。


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         ルー(2級)とメイ(3級)


 二週間は皮が復活するのを待たなければならないだろう。 しかし何故こんな怪我をしなければならなかったのか・・・


 来週は家族旅行の予定がある。育児に頑張るペンギンへのご褒美温泉旅行である。

     (注;提案者ペンギン)


 私は二、三時間程一人で近くの岩場に行く計画を訴えていた。


 だがこの怪我だ。岩を触るには早すぎる。


 当然中止。旅行中はモヤモヤすることなく、ずっと家族と一緒にいられることが決定。



 世の中上手く出来てますな。




晴れ後アラレ。

2013-11-11 23:00:00 | 小川山
 職場のOちゃんと小川山。彼は外岩2回目で、初・花崗岩。


 案内人として盛り上げねばならない。


 微妙な天気予報が続いたが、天気.JPOちゃんの楽観視にかけて出発。


 9時00分に到着、気温は4℃。





 晴れていた。 情報戦に勝利した我々は、多分話題の“ファンタジー岩”へ。拝門岩エリアを探しだす労力に比べれば、1/20 位だった。


 【前日夕方に2時間降った】 という山荘オヤジ情報を掴んでいた為、コンディションが心配されたが、薄被り面以外は良好。たまに【ビョーッ】とか吹く風のおかげだろう。


 私が必用以上に良さを伝えていた甲斐もあって、Oちゃんはさっそくこのフリクションクライミングにドハマり。





 4級はおろか、Goマントル・2級まで登ってしまった。



 大した成果である。ペンチプレス120キロ近くを挙げる力は伊達じゃない。((((゜д゜;))))

 ちなみに私は15年前に、90キロで肩を痛めた気がします。



 なんとなく追い込まれた私は“ベヒーモス”のラインをゴシゴシと磨き始めるしかなかった・・・

   午前中は案内人に徹するつもりだったんですがね。


 ・湿り気味
 ・キングチョックレフトにやられた右腿がまだ痛い
 ・寒い

 以上の三点を軸に移動も考えたが、Oちゃんは腰を下ろしてしまった。 やるしかない・・・


 お買い得臭が漂っていることもあり、オンサイト狙い。だが気合いが足りず、無念の2撃。


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           ベヒーモス・1級


 他に触った2級以下は全てオンサイト。スクープ・オン・サムバディ(3級)はベヒーモスで気を良くした御仁を返り討ちにしてくれそうな課題。モルボル・初段は(運良く)濡れていた為見逃してやることにした。


 花崗岩経験者としてのメンツは何とか保ったまま移動。Oちゃん“素晴らしい4級”の完登劇を見届けたのだが、内容は名前の通り!





 満足の昼食後はキングチョック岩へ。予報通り気温が下がってきた。そして岩へ着くと・・・


   =アラレ降臨


 待てど払えどアラレと言ったらアラレ。


 Oちゃんをドン引きさせてはいけない。


 「こんなのよくある事」

 「これ位なら登れる」


 そう思わせる必要があった。3級ならアラレコンディションでも、私で片付くだろう。


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         キングチョックライト・3級


 クワ~騙された~、アラレ抜きにしてコイツァ悪いぜ。ムーヴの解析も手強い。皆レフトばっかりやってる理由がよく分かったぜ。

   《注;気のせいかもしれません》


 私の激闘後もアラレは強さを増していった・・・





 初・小川山のOちゃんのテンションを下げるワケにはいかないので、瑞牆門エリアへ移動。





 なんと 晴れてはいたが、0℃まで気温が下がった。


 Oちゃんの指皮がなくなるのを見届けて本日は終了。


 天候には返り討ちにされたが、案内人としてはまずまずの成果。来週はさらに人数を増やして訪れることが決定している。


 同僚との付き合いが鬱陶しい飲み会等ではなく外岩なんて、私にとってラッキー以外の何物でもない。


 『会社の付き合いで、岩に行ってきます』


 何度まで通用するだろうか・・・



手負いでオンサイト。

2013-11-01 22:30:00 | 小川山

 子ペンギンの〝お食い初め〝で使用する“歯固め石”借用の為、一人で小川山へ(笑)





 9:00に到着。 さっそく初段×2、1級×1を討伐に出発。昼食は持たない。昼飯前に全て討ち果たすからである。


 調子に乗ってオンサイト狙いで挑んだ“キングチョックレフト”


 落下=大腿部・背中打撲、右薬指出血


 マット外に落ちた為、超痛かった。 代償はデカい・・・腿が軽く腫れてるではないか(笑)



            鋭い下地


 綺麗に登ってやろうとした自分がいけなかったのだ。


 頭にきたので、デッド祭でカタをつけた。


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       キングチョックレフト・1級


 手負いで 裏の“ギガント”へ。腿が痛くてしゃがめない(笑) ムーヴも限定されそうだ・・


 だがこの課題はオンサイトすると決めている。

     キングチョックレフトもそのつもりだったが。


 使うホールドなど見え見えだチクショウめ。頭にきながらオンサイトをかけた一便目・・・


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          ギガント・初段


 オンサイト。手負いでオンサイト。


 もう家に帰りたかったが、ここまで来る労力・経費を考えると帰れない。


 足を引きずりながら〝理事長ボルダー〟を探しにいった。


 意外と分かりやすかった。 遠いけど。


 腿をさすりながら〝穴理事長〟の解析。そして鬼トライ。


 ロクスノに記載してある【ワイドハンドジャム】に拘った為、落下に落下を重ねた・・・着地なら右腿になるべく負担をかけない名人芸。


 12時をとうに回り、腹が鳴りだした。エネルギー切れである。


   何故か食べ物を持っていない。  理由が分からん。





 ここまでいったのに登れず。


 本日消費したパワーの6割をここで置いていったのに、登れないとは惜しまれる。 昼飯さえ携行していれば・・・


 沢を渡る際に、石探し。ペンギン&子ペンギンが、見ただけで微笑むような可愛らしい石ころ等、そう見つかるものではない。だが期待に添えるべく、地を這って3個ほど選んだ。もちろん微妙に脚は引きずっている(笑)


 昼食を取って一休み。もう遠くまでは歩く気がしなかった。なので近くの新エリアに向かってみた。駐車場からかなり近い。


 帰って湿布を貼りたかったが、登るしかない。


 手負いでトライ。


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          目薬パチパチ・1級


 これは厳しい。 手負いだからそう感じた可能性はあるが、結構なパワーと情熱を必要とする課題。ファンタジー岩が(お買い得で)盛況なようだが、コレは間違いなく不人気のはず。


 次はスラブの1級課題。


 これも 手負いでオンサイト。


</object>
           ダウンはいらない・1級


 本日1トライ目で負傷し足を引きずるハメになったが、情熱と根性で4課題を完登。 そんな話よりも重要なのは 湿布だっつーの。


 子ペンギンのお食い初めが終わったら、借りた石を返さなければならない。また小川山に来なければならないのか。育児で忙しいのになぁ・・嫌だなぁ、ベストシーズンの小川山に来るの(嬉)


 次は足を引きずらずに岩を巡りたい・・・



 

新エリア探し in 小川山

2013-10-12 23:00:00 | 小川山

 安達太良に行く予定だった・・・


 だが二本松市は晴れで磐梯町は朝から雨、という微妙な天気予報の為断念。


 結局小川山へ。





 ビックリする位の晴れ。新エリアを探しに出かけた。


 行きたいのは誰も行かなそうなエリア。





 汗だくになり肩で息しながら到着したそのエリア・・・


 見つけたぜ、拝門岩エリア。





 岩にこの刻印を見つけた時が、1時間近く探した苦労が報われた瞬間だった。


 ロクスノのトポに〝けっこう高さがあり恐ろしい。〟と書いてあった〝拝門岩スラブ・1級〟


 もうやる気満々(笑) 2トライで成敗。


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        拝門岩スラブ・1級


 〝ホホウ、易しめじゃねぇか〟と満足するわけにはいかなかった・・。

 このエリアには真の【ハイボール・スラブ】がある。


 実家に妻と赤ん坊を置いて登るべき課題ではないような気もするが、4トライほどで完登。


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         ジャコビニ彗星・1級


 再登は勘弁してやろう。 上部にガバが現れたら考えますがね。


 午後は〝東股沢エリア〟探しへ。


 これまた1時間近く探しまわった。こんなに歩いちゃ健康になっちまうぜ。





 有刺鉄線に引っかかったり、沢を飛び石で渡ったりしてやっと見つけた岩。



           中州ボルダー


 岩の見た目、下地、安全に降りられる反対側、適度なスペース・・・これは人気岩になる資格十分!

     分岐点の駐車場から30分以上歩きます(笑)


 看板課題っぽい〝梅見る頃は過ぎても・1級〟あっという間に 目で 完登。

 見た目が何か3級くらいなんですけど・・


 そして久々のオンサイト。


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     梅見る頃は過ぎても・1級


 一手目のガバからリップ下のガバカチへのランジは止まりませんでした。





 オンサイトしたので調子こきましたm(__)m


 そして疲れを押して岩探し。あったぜ、アストロ岩。

 沢際岩も近くにありましたが、今回は素通りしました。


 駐車場から40分位登るであろうこの岩。


 今日登ってしまいたい(笑)


 力は出るものである。


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         アストロノーツ・初段


 帰りはかなりの急ぎ足で駐車場まで25分だった。下りでこれなので、登りは40分近くかかるだろう。迷ったらそれ以上。


 今日は登るよりも岩探しのトレッキングに忙しい1日となった。


 安達太良でボル&トレッキングを楽しみたかったが、同じくらいに充実。 スラブとマントルが核心の課題づくめで本望でしたな・・・


 子育ての為、トレーニング不足で保持力ガタ落ち真っ最中。

       特にカチ。見るだけで指がムズムズします。




 そんな状態でもそこそこ登れる岩質、花崗岩・・助かるぜ。


   

まだ外岩を・・・

2013-08-14 23:00:00 | 小川山

 特にモチベーションもなく小川山へ。


 ペンギンから『行ってヨシ』と言われたので、外岩に来たものの・・・


 唯一テンションが上がったのがフェロモンの大岩。


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          メロンパン・2級


 “ベレンコ中尉・2級”も追い詰めたが、安全に返せる気がしないマントリングを断念。





 むしろもうひとトラバースする“フェロモン大王・1級”の方がトップアウトするには容易いかもしれない。

    ※ 落ちても着地出来るような地面ではありません。


 我が妹は過酷な3級の強烈な一手を解決。





 だが本当に過酷なのはマントリング。





 この3秒後にかける言葉は、『ォ疲れッシたァ・・』


 リップは悪くないが、その後が平らではなくホールドのないスラブ。おまけにジャリジャリなので、超スリリング。


 この岩を長時間相手するのはキツい。疲れる。修業的要素満載。


 『アナタさえよければ私はいつでも帰れますよ?』という雰囲気をプンプンさせた妹の為にも早めに撤収。子ペンギンとの時間も作らねばならない。というか、小川山に来れる身分ではなかった気がする(笑)


 岩に登れば、身体にダメージが残る。特に今は・・


 指先をガサガサにするワケにはいかなくなった。

   沐浴やオムツ替えで不利になります。



 時間が早い為、コーナーポケット韮崎本店でペンギンの好きなパンをたくさん買えた。堂々たる貢物である。この行動からして私は・・・


 まだ外岩を諦めていない(笑)