ボル中

~ボルダリング中毒~

退院翌日からキャンプ in 那須高原

2019-08-21 23:00:00 | 那須

 ペン太郎入院&手術の為、一度はキャンセルした夏の家族旅行。




 あまりにも元気で、しかも無痛らしい・・・




  キャンセルを取り消してもらい、元々の予定通り3泊4日で那須高原で出かけた。退院翌日の出発である。




 夏の那須は 雨ばっか だが、初日のテント設営時は晴れていた。








 ペン太郎は術後二日目の動きではなかった(笑)









 夏の那須に3泊・・・必ず雨に降られるので、テントにタープをプラスして、広い空間を作った。




 初日の夜は焼き肉にした。あまりにも火付きの悪い炭には閉口したが、無事に皆に肉を振舞うことが出来た。











 二日目は好天の為、イベントを詰め込んだ。



 3年連続となる、茶臼岳登山。




 2年前に長男ペン太郎は一人で完登した。2歳下のペン二郎が果たして続いてくれるか・・・









 正直無理だと思った。それが嬉しい方向に裏切られた。










 あっさり登り切ったのである。










 ペン太郎に至っては、余裕どころかわざと険しい道を選んで登っていた。




 頂上付近の居心地は最高。









 この岩の背面の垂壁を、ボルダリングでこっそり登って(かなりドキドキ)やった。途中から外人さんに見られ、拍手喝采を頂く羽目になった(笑)



 正午には下山完了。極めて健全で安全な山行を終え、吊り橋を見学した後、お決まりの 南ヶ丘牧場 に向かった。




 子ペンギン達のお目当ては“マス”




 早速掴み取りへ。










 運動能力で言えば断然ペン太郎であるが、生き物の捕獲に関しては2歳下のペン二郎に分があるのが面白い。




 開始早々手づかみで逃げ回るニジマスを捕まえて見せた。




 ペン太郎も大はしゃぎではあるが、生き物全般にビビッているので手づかみが難しい。










 網もあるのだ。ヌルヌルが嫌でも、捕まえられる(笑)











 自ら捕まえた魚は美味かろう。










 二日目の〆は 北温泉。





 



 駐車場から10分ほど歩くが、そんなことは小さいことだ。




 プールみたいな露天風呂がある(笑)










 先客の高齢者が「水中眼鏡(今風に言えばゴーグル)をしていたほど。秋冬ならなお贅沢に感じるだろう。




 三・四日目は天候に恵まれなかった。那須エリア・室内遊びの頂点といってよい “トレジャーストーンパーク” に繰り出した。








 ここに行って後悔した子連れなどいるのだろうか・・・というほどの間違いないスポットである。




 そしてペンギン熱望の アジアンオールドバザール にも行った。雑貨が並ぶが、だから何だというのか・・ゲリラ豪雨にも遭ったし。




 ただ、タイのTシャツ、OUKY(オーキー)。こいつは魅せてくれた。




 色合い、生地の伸縮性、着てるモデルの貧乏臭さ。 全てが満点だった。



 値段も時代の波に乗ろうと必死の、クライミングクソブランドよりよっぽど安い。通常の鼻息で1枚購入した。




 ちなみに鼻息を荒くして雑貨屋に突入したペンギンは何も買わずじまいだった(笑) いちいち迷いすぎなのである。 





 夜は雨が止んだスキをついて花火を行った。









 塩原ボルダーとは無縁な那須旅行であったが、何より術後のペン太郎が平常時と同じく楽しめたのが何より大きい。




 全身麻酔して腕を切開し、固定用針金を除去。その二日後から那須高原のキャンプ場で大暴れだったのだ。




 中止にしなくてよかった。9月に入った現在もペン太郎の傷口は順調で、除去前より可動域も広がった。





 ホントに行ってよかったキャンプだった。でも3泊4日で那須に行ったのなら・・・





 塩原ボルダーで二時間ぐらい過ごしても、神様は笑顔かも(笑)




 









天気予報を制する者は旅行を制す その2

2018-09-01 23:00:00 | 那須

 早朝5時半に起床し、誰にも気づかれずに車に乗り込む。塩原ボルダーに向かうのだ。




 いくら家族旅行だといっても、3泊で那須に来ていて塩原ボルダーに挨拶しないのは失礼である。





 コンビニで買った朝食をほおばりながら、片道29kmの道のりを飛ばす。




 6時台に到着したが、連日降り続いた雨の影響で、エリアは全滅に近かった。




 “マッチ・初段”がやりたかったが、桜岩の下地は川と化していた。ホールドも厳しい感じだった。








 もの凄い湿気の中、登れるボルダーを探した。アプローチも全て濡れているため、滑らないよう慎重に歩く必要がある。









 塩原ボルダーは夏しか来たことないが、いつもこんな感じなのか!




 後悔岩は湿っているものの登れそうだった。ど真ん中の一番高いラインが素晴らしい。 怖いけど。





 下地が水溜りだった故に、シットダウンスタートはケツが水没するので却下。




 この岩質だとチョーク跡も見えないので、使うホールドどころかスタートすら分からなかった。




 ただ言えたのは、下の岩と水溜りのせいで、落ちる場所が限定されていた(笑)





 上部のホールドが見えないハイボール + 落ちる場所は100x100cmの正方形 という悪条件(笑)に屈せず、右上部の縦カチを発見し解決。




センターマン・2級 塩原





 右上部の縦カチを取りに行く際の右足が滑ったら御陀仏であっただろう。1人で倒すには ヌメヌメセンターマン は強敵。オダブッチャンにならなくてよかった。リップだけは無駄に乾いていた気がする。






 2時間チョイの滞在。ボルダリングなんだか、乾いた石探しなんだか分からない2時間。




 帰り道で有名店のペニーレインでパンを購入し、家族に丁重に進呈。




 そして昼からまた観光業開始である。南ヶ丘牧場で魚釣り&炭焼き。















 またもや豪雨の気配。急いで車に乗ると、昨日に続きドシャ降り・・・




 となれば、屋内型の宝石探しへ行くしかない。2日連続だが、今度は“水晶の谷”へ。










 雨は降ったり止んだりを繰り返した。そんな3日目の夜も、花火で締めくくった。





 翌最終日は朝から“那須どうぶつ王国”へ。朝から雨だったが、午後は曇るとのこと。天気予報命である。









 雨の動物園見学となった。


















 ここは動物が触れるのがウリである(多分)。カンガルーも大人しく可愛い。決して殴ってくるような感じではない(笑)





 そして昼食後は概ね雨は上がった。途中から雨具の要はなくなった。










 フィジカルコンディションがよすぎて、何をしても疲れず観光業を乗り切ることが出来た。何をしようが飯をバクバク食べて、スコッチをグイグイとあおる・・・このスタイルは旅行中も変わらない。ずいぶん長いことサプリ等はやってない。だが残念なこともハッキリした。





 指皮の脆弱さである。

    ちょっとしかやってないのにイタかった・・・


















 

天気予報を制する者は旅行を制す その1

2018-08-30 23:00:00 | 那須

 子供達に大好評だった那須高原へ。



 3泊4日の行程だったが、天気予報は全て曇りと雨。暇さえあれば天気予報をチェックした。




 そして2日目の午前中の天気が良い方向に急変。茶臼岳登山のチャンスがやってきた。









 “那須ロープウェイ”で上がると、眼前には雲海が広がる。2年連続の茶臼岳夏登山の始まりである。














 5歳&3歳は“果敢なアタックと運搬依頼”を繰り返してくる(笑)




 5歳のペン太郎は昨年に完登しており、体力的に問題なし。ただ私が3歳のペン二郎をチョイチョイ背負うため、自分も乗りたくなるらしい。















 ペンギンに盛り上げられながら、ペン太郎は今年も意地を見せた。我が家は無事に完登を果たした。










 頂上で食べるバナナは美味かったらしい(笑) 来年はベビーキャリア無しでペン二郎が完登してくれるだろう・・・




 下山後も宿に帰ってゆっくりするヒマなどない。天気予報をつぶさにチェックしながら南ヶ丘牧場にランチを食べに行くと、最中にゲリラ豪雨にやられた。




 下山中にすれ違った人達の幸運を半笑いで祈りながら、屋内型アミューズメントパークの“トレジャーストーンパーク”へ。ドシャ降りで砂利の駐車場が池みたいになっていたが、人はそこそこいた。45分ほど待って“地下鉱山”へ。




 宝石の発掘 は子供達にとって至福の時だろう。









 宿に帰ればBBQと花火。あと天気予報。









 子供達が疲れて床につく。疲れ果てたペンギンもそのまま眠る。私は天気予報をチェック。




 疲れている場合ではない。数サイトの天気予報をチェック。




 明日午前なら塩原ボルダー可能 を確信して2日目の夜を終えた。









 




 




 

那須旅行(後半) 完登その2

2017-08-02 22:00:00 | 那須



 3日目。 1人で五時半に布団を抜け出す。




 これしか塩原ボルダーに行く方法が思い当たらない! 岩場までは宿から28kmである。




 途中雨が降り出してドン引きしたが、六時半には桜岩に着いた。ほかの岩へはアプローチ出来そうもない。鳥岩の前は“川状態”だった。





 ロケーションを楽しみながら、スローでメローな野郎一匹ボルダリングがしたかった・・・だが状況的に“桜・3級”か“光る方へ・1級”しか登れるコンディションになかった。小雨が降ったり止んだりしている。1人抜け出してきてまで岩に触りたい私に対して、非常に失礼である。




 びしょ濡れの下地に舌打ちしながら防水シートを敷き、岩をブラッシング。“桜”は以前に登ったので、“光る方へ”を触る。



 朝一でこの課題は指に悪く萎えるが、負荷をかけているうちに持てるようになってきた。スタートの左ポケットは中・薬・子指の3本持ちで、一手目のカチは久々に思い切り握りこんだ。7:20に完登。




光る方へ・1級 塩原





 デジタル一眼レフのオート機能で動画を撮ったのだが、画面が 光る方へ モードが切り替わったらしい。実際は朝の割には薄暗かった。




 下地が川と化した“match・初段”と“O25(オーツーファイブ)・初段”を脳内で完登。特に後者はアツくなれそうな気がした。自分を納得させ(笑)急いで車を飛ばし、意識高い系のパン屋で意識高めの値段のパンを購入し、9時過ぎに宿に戻った。



 大人気施設「トレジャーストーンパーク」に向かったが、激混み敗退。




 昼のバーベキュー開催を決め肉屋に立ち寄り、その後は「殺生石」を見学。












 だが私は購入した “とちぎ牛” でバーベキューのことばかりを考えていた(笑)








 結構な雨が降り出した。宿の設備でのバーベキューは正解だった。




 頃合いを見計らって、再びトレジャーストーンパークへ。ここは水晶やパワーストーン等カラフルな宝石探しが出来るらしい。




 砂を掘って探すタイプは受付が終了しており、川の中を探すタイプで宝石探しに挑戦。








 ペン二郎はまたしても私の背中で寝ることを選択した(笑)








 カラフルな宝石がたくさん取れる。









 「明日は早く来て、砂探しの方もやってみようよ」  「オ、オゥス」




 再び“アイス工房ももい”でジェラートを食し、ドシャ降りの中、温泉に立ち寄って宿へ戻った。




 4日目。 チェックアウトを早々に済ませ、トレジャーストーンパークへ。 オゥス!




 10時からOPENなので、早めの8:55に着いてみたがもう行列が・・・でも結局10時半には始めることが出来た。



 やる気満々のハンター達(笑)








 ヘッドランプを車に積載していたのが幸いした。



 地下鉱山にてトレジャーハント、スタート!








 「目標200g」と最初に言われるのだ。大人も必死である。









 250gを達成。 この頃になると、大人も正気に戻れる。 オゥス!




 ちなみに二日間の発掘成果である。綺麗過ぎて、ホントに発掘に出かけたくなる(笑)










 次は那須を代表する意識高い系のパン屋へ。私は米派だが、ペンギンがパン愛好家である。








 名物:ブルーベリーブレッド





 高い意識とパンの袋をぶら下げて、“南ヶ丘牧場”へ。




 ただこちらでは大きい動物よりも、魚と戯れることにした。釣りとつかみ取りをやった。




 私は生まれて初めての釣りである。二匹分の料金を支払い、その分を釣る。連れなければ網で係員が取ってくれるらしい。




 子供達の前で人任せな姿を見せるわけにはいかない。 気合いで二匹とも釣り上げた。








 ペン二郎はお魚が大好き。触りたがりである。









 今度はペン太郎がつかみ取る番。二匹の権利を買い取った。たださすがにつかみ取りは幼児には難しく、皆網ですくっていた。









 ペン太郎二匹ともゲット! 二匹目は係員お姉さんの素晴らしい補助があった(笑)











 釣った(すくった)ニジマスは4匹ともさばいてもらい、その場で炭火で焼いてかぶりつく。










 
 その後は日本で 200頭しか飼育されていないという「ガーンジィ牛」 の牛乳を使用したプレミアムソフトクリームを食した。ペン二郎は残念、またしても私の背中の上である(笑)









 こいつは極上!500円という値段に萎えてる場合じゃない!本当に濃厚という言葉以外が見当たらねぇぜ!





 この牧場にて観光も終了、帰路についた。子供たちは車中で二時間以上爆睡してくれた。





 楽しい旅行だった。気になることがあるとすれば、那須に来ておきながら岩時間は早朝1時間半弱。塩原不足感は否めない。




 でも行った所と言えば・・大谷資料館、茶臼岳、殺生石、トレジャーストーンパーク・・・




 石ばっかり見てるじゃないか! よかったよかった(泣)










那須旅行(前半) 完登その1

2017-07-31 22:00:00 | 那須


 7月30日から三泊四日で那須高原に家族旅行。



 天気は4日間とも 曇り/雨 予報。 ・・・めげずに子供達を盛り上げなければならない。




 初日。 意識高い系のカフェから観光スタート。






 美味いには美味いが、味わう余裕などない。子供達をコントロールしているうちに終了。








 次は有名な「大谷資料館」へ。



 「大谷石」の採石場跡地である。ちなみに関東百岩場に、“ 塩原ボルダーは大谷石と呼ばれる凝灰岩 ”と説明されている。これだけでテンションが上がるというものだ。

    (どうせ塩原ボルダーにはロクに行けないけど)






 ペン二郎は早々に寝んねをキメた。暗いので仕方がない(笑)
















 ここは岩のことしか考えられないクライマーでも楽しめるのではなかろうか。涼しいし幻想的で、何となく石や岩への造詣が深くなった気になれる(笑)
 




 二日目。 どんより天気スタートだったが、今回の旅行のメイン企画・茶臼岳登山のチャンスが朝から訪れた。




 下界は曇りや小雨でも、山は晴れてるというのだ。 ※スマホは便利




 大急ぎで朝から出発。







 麓から9合目の山頂駅までロープウェイで行ける。 子連れ登山に適した山なのである。







 山頂までは1.1km。 ペン二郎が眠ってしまうのは間違いない(笑)




 果たしてペン太郎が独力で完登出来るか・・・ この旅行のハイライトである。











 チョイチョイ前に回りこんで「疲れ」をアピールしてくるものの、抱き上げてはならない。ペンギンが上手く盛り上げているおかげで、何とか一人で歩き続けてくれた。




             山頂まであと少し。



 
 とうとうペン太郎は「抱っこ無し」で茶臼岳を完登した。










 勝利のオヤツは美味いだろう。








 雲海が眼下に広がる。 若い頃に行った富士山登山以来の光景だった。









 行きより楽な帰り道。だが危険なのも帰り道である。注意を払って下山。















 下山後はジェラート屋に向かった。家族総意である(笑)



 店は、アイス工房ももい。 他にもジェラート屋はあるようだが、探す必要がな位メチャクチャ美味かった・・・














 ペン二郎は元気いっぱいで覚醒。こやつは大谷資料館、茶臼岳山頂と 重要な局面を私の背中の上で寝て過ごしている が、美味いものはキチンと食えている(笑)





 その後は雨に降られた為、仕方なく “ サッポロビール那須工場 ” へ。








 プレミアムビール3種、飲み比べ500円! こいつは美味い!



「陽ざしのピルスナー」「流れる雲のヴァイツェン」「月夜のデュンケル」



 最高のひとときなのだが、子供達二人は走り去り妻はそれを追いかけて行った・・・



 空いていた為、広いフロアに私一人で立ち飲み・・・ 一気飲みを3回繰り返すしかなかった。 世の中甘くない。




 楽しい写真スポットがある。 トリックアート初体験。








 そして宿に戻る。 休むヒマなど1分もない。炭火バーベキュー&花火開催である。















 体力勝負な観光である。