もう時期的に暖かいエリアでやりたい。だが城ヶ崎や湯河原は天気予報が芳しくない為、陽射しが期待できそうな瑞牆へ行くことにした。
そして8:40到着。-2度。曇り。
陽射しがないなら山梨くんだりまで来た意味がないではないか・・・とりあえず好転を期待しながら阿修羅岩へ。
その手前の童子岩の3級でウォーミングアップを図った。
</object>
穴契約社員・3級
クリス・シャーマはスペインの岩場でこう言ったという。
『気温がマイナス2度でもノープロブレム。陽がたっぷり当たっていたからね。焼き石をチョークバッグに入れておけば、トライ中に手が凍えることもないし。』
岩なんか触っている場合ではない。寒い。曇ってる。 だから誰もいないのだ。陽が射す気配もないし石なんか焼く余裕はないので、撤収を決意。
3kmちょっとで着く金山沢に移動を決めた。少しは気温が上がるだろう。
11時に金山沢ボルダー入口到着。
1度、曇り。
早めの昼食を取った後、半ばヤケクソでマットを担ぎ登山道へ。

道中何度か増富の湯で長湯をして帰る自分を想像したが、無事にアッパーエリアに到着。

ちなみに瑞牆周辺に足を踏み入れてからここまで、車にも人にもすれ違った記憶はない。
プリムスのヒーターに点火しつつ、狙いの逆トラマン・初段のムーヴ作りに入る。フリクションを活かした登りでないとトップアウトは無理だと感じた。例えばこの岩が御岳の様なチャートだったら私には無理だ。
無駄打ちは避けたい・・・岩の冷たさで手が悴む上に、指皮を消耗するホールドばかりだ。入念に解析をし、その2トライ目・・
</object>
逆トラマン・初段
最初から一人で組み立てて完登するのは最高の気分だ。この興奮状態を保ち、寒さを忘れながら隣の初段・鷲は舞い降りたを触ってみた。
全く出来る気がしない。離陸もままならない。左上におそらくキーホールドであろう2本指ポケットがあるが、取れない。ちなみに1手目である。
指皮の痛さを我慢し何とか取れたが、そのムーヴは右手で取りに行くというもので次に繋がらない・・・。左で取るムーヴに変えるしかない。無理と思われたが、スタートホールドを左右とも変え、左のヒールを旧スタートホールドにかけ、左手を上に飛ばすことにしたら惜しくなってきた。ちなみに右は1本指ポケット、左は甘いフリクション系カチ、右足はガバから少し左にずらしたところがバランスがよい気がした。
手を十分に温めて臨んだ、ムーヴ変更後2トライ目・・・
</object>
鷲は舞い降りた・初段
ムーヴを一人で読み解いて課題を足元にする、こんな快感はそうない。岩の上ではホントに寒さを忘れた。帰り際になって射し始めた忌々しい陽射しのせいかもしれないが。
寒さと指皮薄々の為、本日の修行はこれで終了。パキり指の悪化はないが、極寒の中でのトライはたまに手のひら部分に違和感を感じる。あと早くエグった指の傷を治さなければならない。未だに体液だか膿みだかが出続けている状態だ。ただその部分を岩に当てたりしなければ痛みはないので、今日も岩場にいた。
相変わらず大自然に終始一人という贅沢なシチュエーションだった。ただこの時期にこれを味わうには・・
-2~-4度の中、雪を踏みしめながら一人で山に入っていくという根性を必要とする。
そして8:40到着。-2度。曇り。
陽射しがないなら山梨くんだりまで来た意味がないではないか・・・とりあえず好転を期待しながら阿修羅岩へ。
その手前の童子岩の3級でウォーミングアップを図った。
</object>
穴契約社員・3級
クリス・シャーマはスペインの岩場でこう言ったという。
『気温がマイナス2度でもノープロブレム。陽がたっぷり当たっていたからね。焼き石をチョークバッグに入れておけば、トライ中に手が凍えることもないし。』
岩なんか触っている場合ではない。寒い。曇ってる。 だから誰もいないのだ。陽が射す気配もないし石なんか焼く余裕はないので、撤収を決意。
3kmちょっとで着く金山沢に移動を決めた。少しは気温が上がるだろう。
11時に金山沢ボルダー入口到着。
1度、曇り。
早めの昼食を取った後、半ばヤケクソでマットを担ぎ登山道へ。

道中何度か増富の湯で長湯をして帰る自分を想像したが、無事にアッパーエリアに到着。

ちなみに瑞牆周辺に足を踏み入れてからここまで、車にも人にもすれ違った記憶はない。
プリムスのヒーターに点火しつつ、狙いの逆トラマン・初段のムーヴ作りに入る。フリクションを活かした登りでないとトップアウトは無理だと感じた。例えばこの岩が御岳の様なチャートだったら私には無理だ。
無駄打ちは避けたい・・・岩の冷たさで手が悴む上に、指皮を消耗するホールドばかりだ。入念に解析をし、その2トライ目・・
</object>
逆トラマン・初段
最初から一人で組み立てて完登するのは最高の気分だ。この興奮状態を保ち、寒さを忘れながら隣の初段・鷲は舞い降りたを触ってみた。
全く出来る気がしない。離陸もままならない。左上におそらくキーホールドであろう2本指ポケットがあるが、取れない。ちなみに1手目である。
指皮の痛さを我慢し何とか取れたが、そのムーヴは右手で取りに行くというもので次に繋がらない・・・。左で取るムーヴに変えるしかない。無理と思われたが、スタートホールドを左右とも変え、左のヒールを旧スタートホールドにかけ、左手を上に飛ばすことにしたら惜しくなってきた。ちなみに右は1本指ポケット、左は甘いフリクション系カチ、右足はガバから少し左にずらしたところがバランスがよい気がした。
手を十分に温めて臨んだ、ムーヴ変更後2トライ目・・・
</object>
鷲は舞い降りた・初段
ムーヴを一人で読み解いて課題を足元にする、こんな快感はそうない。岩の上ではホントに寒さを忘れた。帰り際になって射し始めた忌々しい陽射しのせいかもしれないが。
寒さと指皮薄々の為、本日の修行はこれで終了。パキり指の悪化はないが、極寒の中でのトライはたまに手のひら部分に違和感を感じる。あと早くエグった指の傷を治さなければならない。未だに体液だか膿みだかが出続けている状態だ。ただその部分を岩に当てたりしなければ痛みはないので、今日も岩場にいた。
相変わらず大自然に終始一人という贅沢なシチュエーションだった。ただこの時期にこれを味わうには・・
-2~-4度の中、雪を踏みしめながら一人で山に入っていくという根性を必要とする。