ボル中

~ボルダリング中毒~

加齢を受け入れる。

2020-01-23 22:00:00 | ケガ
 ジムで快挙。 スラブだが 初段 が登れた。


 岩ではないが、これは嬉しかった。


 ジムの最高グレードは何気に2段である。薄被りの極悪スローパーの連続からの横に振られるランジでしめるという課題。


 当時、岩中毒と化していたはずの私が夢中になったのだ。あまりの高負荷のため、二回ほど肩を痛めながら3~4回通って何十トライの末に完登した。


 常連さん達がワイワイと登っている隣りで、一人命懸けの様相でゴール手前のランジを押さえ、静まり返ったのを覚えている。


 時間と手間をかけ、身体をすり減らしながら達人級の課題をモノにした・・・が、



 これは私がやりたいクライミングスタイルではなかった。
 


 基本私はワンデイで登れる課題しかやらない主義である。このジムの二段課題以降、その思いが加速したかもしれない。



 私は「二段1つより、1級10課題」なのだ。毎日何かしら登って帰りたい。



 ジムの初段といえば敷居が高くスタートもままならないイメージが付きまとうが、今回はスラブ壁を1級まで完全制覇したことで触る気になってしまった。


 2級でも適当に登り始める私が、入念に目で登った。



 「スタートの離陸は指力勝負」 「滑って顎を打つ可能性あり」 「見えない下腹部あたりまでのハイステップ」



 あっさり完登した。 もちろん指はしばらく痛かったが、スラブだけに腕の消耗はそれほどでもなかった。


 感極まる気持ちを抑えながら、その後も楽しんだ。 左肘に違和感を覚えながら・・・。



 元々左肘内側の筋肉に違和感を覚えており、サポーターをしながらジムに遊びに来ていたのだ。



 残念ながら、当日夜・・・そして翌朝・・・ 激痛に変わった。



 肘が曲げられない。服の着脱も不自由。 10日経過した今も5割程度の回復で、登りの目途はたっていない。



 受傷した! という瞬間がなくともこれほどの痛みにつながるのだ。 これは加齢のせいとしかいいようがない。




 調子出てきたのに (ノД`)・゜・。







 



右肘左肘。

2019-12-18 22:00:00 | ケガ
 原因不明の右肘痛だが、何とか騙せる程度に回復した。


 遅れた分を取り戻す為、ジムに顔を出すことにした。十日ほど間は開いたが、二回もジムで登り込んだ。

 注:両日とも一時間半程度(涙)



 だが、収穫はあったつもりである。足力はほぼ衰えていない。ヘタしたら2級もアッサリ登ってしまうほどのコンディションだった。



 気分よく帰宅し入浴。 左肘内側、軽い違和感。



 そして翌日・・・ 軽く激痛。



 捻った覚えも伸ばした覚えもない。ただ楽しいボルダリングを終え(孤独は孤独)、最後ドッ被りの5級をひたすら上下して腕を追い込んだ。爽やかに引き上げたはずだった。



 だが、翌日の激痛である。これは怪我とか筋肉痛ではない。



 ただの加齢による弊害であるように思う。まぁ簡単に言えば・・



 


 右肘左肘 交互に痛ェ。




コンディション。

2019-11-30 22:00:00 | ケガ

 45歳。周囲の人間曰く・・私の体力は“変態”の域に達しているらしい。




 だがボルダリングに関しては別だ。「キャー、変態よ~」と言われるほど登れない(笑)




 そして、登りに行けてない。




 そして三ヶ月近くジムにすら行ってないのに、右肘が痛い(笑)




 ついでに指も痛い気がする(笑)




 加齢に伴い身体にガタがくるのは仕方あるまい。腰も何か微妙に痛いときがある・・・




 指は関係ない気がするが・・




 サプリメントなら、芋焼酎からウイスキーに変えて二年・・・ バーボンが好きである。



 スコッチは現在休止中。バーボン一本。ただビールから始めるのは不変だ。




 風邪すらひかず、花粉症の症状が軽いのはウイスキーのお陰だと本気で思っている。




 体調とは関係ないが、最近猛獣二人と ストーンマジック に行った。



 自分が登れるわけはないのに・・・









 ボルダリング壁で少し楽しんだかと思うと・・













 やはり壁登りより、“子供遊び”のが楽しいらしい。登るのを強制なんかしない。



 だが登らせてくれ!




 スキをついて3級の前に立つ。核心も見切った。チョークをはたく。




 一手目のデッドが決まる・・・そして二手。核心の三手目に入ろうとしたところで・・




 パパぁ~!来てぇ~!

    核心もあっさり捨てて走って子供のところへ(笑)




 




 




 





 




 




 

リハビリ&湯治

2012-11-30 23:00:00 | ケガ
 左環指ガングリオンの手術から昨日で三週間。

 未だに指の曲げ伸ばしは不自由で、傷口は腫れており硬い・・・


 だが傷口がパックリ開くなどということはなさそうだ。リハビリに励むしかない。


 瑞牆でリハビリをしてみよう。



 ただし登る課題には色々と制限がある。左薬指と手のひらが使えないことを十分に考慮しなければならない。

 となると望ましいのは良心的なポケット。落下し思い切り手をつくワケにもいかないので、低めの課題がよい。


 
 となると百里眼がイチオシと思われる。M上も成敗予告している課題である。



 三回ほど登っているが、全て左手でリップを取っていた。今日それをやったら、静寂な瑞牆に私の悲鳴がこだましてしまう。

 スタートの姿勢は右:カチ、左:人指し指一本。

 普段は一本指とか忌々しいが、今日に限ってはありがたい・・・。薬指を使わずに済む。


 フリクション抜群と言われる11~12月だが、寒くて乾燥していると指の皮膚が硬く水分が少い。よって粉チョークをいくらのせようが、花崗岩の粒子に指先の皮膚が食い込まずにホールドが滑る。

 という気がする。


 少なくとも自分の指には当てはまる(笑)。


 手をストーブで温めチョークをつけ、最後は息を吹きかけて指先を湿らす・・・

 そしてマントリングの際の左手の行方を考えない。

 一ヶ月ぶりに岩の上に立った・・・


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             百里眼・1級


 マントリングの時の左手は、人差し・中指と手首辺りを駆使して保持。患部は無事だった。


 相方も徐々に燃えてきた。左手リップ止め方式である





 だが負傷。軽く右足首を負傷。地上40㎝からの着地だったが負傷。マットから5㎝ほどはみ出た石を踏んで捻ったようだ。
 急激な腫れはなく一安心。早めの昼食にする為下山。後ろを振り返ると身長178㎝・体重69㎏の体格を誇る相方がヨチヨチ歩き。だが決して笑い所ではない・・・


 午後は十六夜・初段へ。遠くでボルダラーの声がした。相方もヨチヨチ歩きでついてきた。





 高くて下地も斜面だが、二本指だけでチャレンジ出来る課題だと思った。どうせ掴むようなホールドなんて無い。





 この後左足が滑って墜落。右手小指負傷。ザックリ抉ってみせた。


 不意落ちする課題なんてやれるほど、私の左手は健康じゃないことを思い出したので早期撤収を決めた。私は止血しながら、相方はヨチヨチしながら下山し〝増富の湯〟へ。



 二人して湯治 を行うハメになった。




 

 

抜糸。

2012-11-19 13:00:00 | ケガ
 左環指ガングリオン術後11日経過。


 今日の抜糸だが、別に痛くなかった。実は医者に悟られぬ程度に気合いを入れていたのだが、リラックスして抜かれる様を見ることが出来た。
   (参考:私は献血を見ることが出来ない。)


 縫い目がなくなったおかげで、傷の盛り上がりが小さくなった。


 曲げ伸ばしの不自由感も、徐々に良くなっている。だが、まだ力を入れる気にはならない・・

 もう少し良くなったら、冷蔵庫をこの指一本で開けてみようと思う。まだそんなレベル。


 ひっそり暮らし継続・・・






 昨日はペンギンと御岳へ紅葉を見に行った。


 周辺は人も車も見たことがない位混雑していたが、発電所脇の駐車場に運良く駐車完了。




 デッドエンドの岩は大盛況。マニアックな〝対岸のハング〟をチェックしている人までいた。少しも羨ましくねぇですな。


 

 御岳渓谷は見渡す限りの紅葉ではなかったが、ピンポイントで素晴らしい箇所がある。








 一応引き返し地点としていた、ソフトクリーム岩周辺は大混雑。

 ボルダラーやカヌー関係者も多かったが、何かを煮込んでいる人達の方が多かった(笑)。


 そんな中、一人もいない空間が存在・・・


 ソフトクリーム岩のスラブ面である。


 ① ちょうど休憩するところだった。
 ② 何故かシューズを持っていた(笑)。
 ③ ノーハンド課題がある。


 ということで9級スラブをノーハンド・ノーマットで登った。


 以前登っているのだが、今回は難しかった・・・


 手が使えるけど使わないで登るのと、ホントに使えなくて登るのとでは違った。

 あとマットの有無。マット(厚み10cm前後)の上からスタートするのと地べたからでは、第一手、イヤ第一足の成功率が格段に違う気がした。


 そんな分析はどうでもよい。 昼時に岩なんぞに構っているヒマはない。今の私にとってのベストは、美味い蕎麦を食べること。ペンギンも眠そうだった。


 武蔵五日市駅近くの〝寿庵忠左衛門〟へ急いだ。