四季の山を歩き、思い、創造する。
凌 手記
ヌノバケツ 角
重さ149gの丈夫な布製のギアコンテナ。
AXESQUINはULブランドではないのでこういうモノも作っている。
裏側をPVCでコーティングした太番手のポリエステル生地はしっかりと自立する。私の場合はもっぱら焚き火道具などを詰め込んでいるが、長辺30cmと長いのでフィックスブレードナイフやペグも余裕で収納できる。EXPEDのTORRENT 30LやLIGHTNING 45L であればこのまますっぽり収納できる。同じEXPEDのBLACK ICE 30Lは巾が狭いので縦に入れることになる。ハンモックポイントについたらズボッと取り出してそれだけで準備完了。ちょい持ちハンドルがついているから移動も楽々。撥水&PVCコーティングのおかげで濡れにも強いが生地の特性上雪がこびりつくことがあるのでそれはご承知いただきたい。長辺の内側にポケットが3個づつあるので小物を分けて収納するのに便利である。
非常に個人的ではあるが、こんなものを収納している。私のリアルな凌ぎ道具。
ヘッドトーチセット、携帯灰皿、煙草、細引きセット、エアーピロー、白樺&岳樺の皮、麻紐、凌マッチ、エスビット、メタルマッチ、ライター、フィックスブレードナイフ、折りたたみノコギリ、なぐり棒、ペグセット、なぐり台、皮手袋、水平器(笑)
収納状態はこんな感じ。高さは14cmと控えめなので何がどこにあるかがすぐにわかるし出し入れしやすい。画像にはないがシノギチャブダイを収納時のふた代わりにしている。
ずっしり重い(笑)
休憩時に必ず使う必要なモノをまとめて収納しておけるので、バックパックから出したらそれで準備完了となり撤収もあっという間にできる。
縫製部分は目止めしていないがそれなりの防水性があるのでいざというときの水汲みバケツとしても使用できる。
四季の山を歩き、思い、味わうシノギングには欠かせない道具である。
« 高尾ハナレ 6... | 6月のシノギン... » |