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12月16日の「夕暮れシノギング」の様子

昼過ぎスタートのイベントというのはなんだか時間の感覚がおかしいものだ。

しっかり座れた小仏行きのバスを降りると早くも夕方の気配。身支度を済ませ、本日のメニューを確認して歩き出す。ここで森勝氏からみんなに「超・怖い話しガム」が配られる。夕暮れシノギングで食べていいお菓子はこれだけ。


持参している人も多いが、皆さんにツユハラヒをお試しいただく。冬のシノギングにもっとも出番が多いのがこのツユハラヒだろう。みんなでツユハラヒを着けると実に格好いいものだ。


小さな沢を渡渉して尾根に取り付く。山と高原地図では破線ルートになっているが尾根に沿ってしっかり踏み跡があるルートだ。広葉樹の多いこのルートは冬木立のおかげで見晴らしがいい。中央自動車道や八王子の町を見下ろして少しずつ標高を上げてゆく。この時期は特に気持ちがいいお気に入りのルート。


ひと登りして身体が温まったので一休み。


ここで超ニッチアイテムのクナドベストとクナドアームをお試しいただく。身体が温まったあとベースレイヤー一枚で凌ぐときに前身頃と腕だけを覆う、風を凌ぐシェル。生地は完全に風を遮断するのではなく、少しの通気性があるのでオーバーヒートしにくい。


地図上の尾根と今歩いている尾根を意識しながら、人工物の送電線もチェックしながら歩き、山頂手前の鞍部を越えてゆく。日はすでにだいぶ傾いている。


道中いろいろ楽しみ過ぎてしまった・・・。このままでは予定した紅葉台での日暮れに間に合いそうもないので、沈む夕日を見る場所を一丁平に変更する。間に合うだろうか・・・。

メロスは走った。

・・・いや、シノラー達は走った。

・・・いや、走らないんだ。歩いた、気持ち急ぎ気味に。


日暮れにはなんとか間に合った。富士山の右の肩あたりに日が沈んでゆく。富士山の山頂は雲に隠れているが雲のおかげでいい夕焼けだ。あと一週間もするとこの辺りからは富士山の山頂に沈む夕日を見ることができる。


日暮れを見た後は温かいものを摂って小休止。バーナーやクッカーに皆さんのこだわりが見えて面白い。ここで皆さんにアグラスカート、ノヤマ、クイックダウンレッグウォーマーなどをお試しいただく。


だいぶ暗くなってきたが我々はヘッドトーチを灯さずに歩く。これには特に意味はなく、どこまで行けるか我慢しているだけ。シノラー暗闇を凌ぐ。日が沈んだ後の高尾山山頂には山頂居酒屋を楽しむグループが一組、二組いるだけだ。やけにいい匂いがしている。途中の展望スポットで東京の夜景を堪能たあと一号路を高尾山口駅まで帰った。


最後に、決して笑ってはいけない記念写真。


決して呪わないでください、と言いたくなるような出来上がり。

皆さん夕暮れシノギングに参加いただきありがとうございました。お疲れ様でした。
キャンセル待ちで参加いただけなかった皆様申し訳ありませんでした。またの応募をお待ちしております。

年内のシノギングイベントはこれで終了です。出張シノギングやお泊りシノギングも含め、たくさんの方に参加していただきありがとうございました。これらのイベントを通してシノギングに興味を持ってもらえたらうれしい限りです。

来年も皆様の参加をお待ちしております!!
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