四季の山を歩き、思い、創造する。
凌 手記
藪と倒木の支尾根の支尾根
高尾方面に行くという以外はノープラン&ノーマップで、いつもの各駅停車高尾山口行きに乗り込んだ。どこをどう歩くかくらい決めなければいけないというのに、暖かい電車の中でついついボケーっとしてしまい結局いつもの南高尾エリアに吸い寄せられた。
解体工事中の老人ホームの先に間伐作業のための作業道があるのでそこから凌ぎ始める。
作業道なので登山道以下ではあるがこうなっているだけでとても歩きやすい。
隣の尾根とほぼ同じくらいの高さ(低さ(笑))まで一気に登る。
尾根に乗るとちょっといい場所があった。ハンモックお一人様ならOKかな。
そしてガタついた祠。
なかなかいい尾根だねー、なんて呑気に凌いでいると目の前に枯れた藪と倒木。
クリアするとすぐまた倒木。この程度でも意外と歩きにくい。
そしてフミアトを辿った先にはどっさり感のある枯れ藪のトンネル。なんだかうれしくなってくる。
こんなのも意外に面倒。
自然は俺のことなどお構いなしだ。あーあ。
おいおい・・・。
ようやく障害物競走が終わって最高に気持ちのいい尾根。こんなの待ってました。
裏山、支尾根といえばエンジン!
あれれ?
障害物競争は終わったんじゃないの?
しつこい枯れ藪と倒木地帯をようやく抜けると、暖かい陽だまりの尾根が待っていた。
立派過ぎるベテランさんたちの不法工作物(笑)
そこからは、経ヶ岳、仏果山、高松山の尾根越しに丹沢大山、そして江の島も見える。 なんとも贅沢な景観!
奥の院からは都心方面が見渡せる。
不法工作物の調査を終えて秘密の別荘地に到着。
バックパックを下ろすと背面は汗に濡れていた。非常に通気性の高いツヅラヲリがシノギング中の汗をバンバン放出してくれるのだ。
冬木立の向こうには裏丹沢全景、三ツ峠山、滝子山から続く小金沢の山々が見える。
ウキグモに揺られて冬の間だけ楽しめる景観を存分に楽しむ。
軽い気持ちで入った支尾根の支尾根で想定外の藪と倒木を凌いだというお話でした。中身が薄くてすみません。
ここ最近のシノギングの装備はこんな感じです。
(左から右に上から下に)
アグラスカート、フリシキル(赤い袋)、防寒小物(黄色い袋)、サングラス、シノギチャブダイ(緑の袋)、EXPED Solo Tarp、ピコグリル(グレイの袋)
ヌノバケツ角に入った焚き火道具、EXPED Vista Organiserに小分けした調味料とお茶関係、ヤマバッグ、双眼鏡、EXPED Clear Cubeに入ったファストエイド、バンダナに包んだ漆塗りの器、三脚、凌酒、凌水、ビリーコッヘル+アルミポット+チタンカップ(赤い袋)
ウキグモ、ヌノバケツ小には入った本日の食材、毛布、ヨヒヤミ、クイックハラマキ
本日の行動中の装備は次の通り。
フユボウシ 絶賛販売中
クビマキ 3月から販売開始
ゴブソデTシャツ 試作品
クイックアームウォーマー 試作品
ツヅラヲリ 絶賛販売中
シノビ 絶賛販売中
クイックレッグウォーマー 試作品
クナイkevlar 絶賛販売中
ツユハラヒ 絶賛販売中