四季の山を歩き、思い、創造する。
凌 手記
4月14日 moderate出張シノギングの様子
養老山地の南の端っこ、桑名エリアの裏山的な存在?の多度山にシノラー集合。四日市のmoderateさんとの共同企画「出張シノギング」の舞台はここ。
出発前にコンパスの基本的な使い方を確認してから、各自地形図とコンパスを見ながらシノギング開始。
本日のシノラーの皆さんにお試しいただくのは、アメノヒ、アマアシ、フリシキル、カグヤ、ツユハラヒ、クナイ。これらはシノギングのコアなアイテムである。ちょっと肌寒いこんな日にはツユハラヒを巻いて歩くと結構暖かいということも実感してもらえることでしょう。
わかりやすい尾根の末端を巻いて沢沿いのルートから入山し徐々に標高を上げて行く。
一段上がって尾根に出たところで現在地の確認。鬱蒼としていて何となく人の手が入った感じのあるエリア。昔はこの辺りにも民家があったのか・・・。
トレイルを少し外れて地形図とコンパスを頼りに次のチェックポイントを目指してもらう。フカフカの落ち葉が気持ちよさそうだがツルツル滑るので注意が必要だ。
ツルツルの落ち葉の斜面を凌いでいる途中で謎の穴を発見。さっそく低山小道具研究家で最近はユーチューバー宣言をした森勝氏に穴を探ってもらう。洞窟探検のキャリアのある森勝氏が安全確認をしたところで、日頃から穴があったら入りたいと思っていた一部の参加者の希望をかなえることができた。
穴で遊んだ後は小さな谷を詰めたすり鉢状の地形を次のチェックポイント目指して凌ぐ。
歩きながら油の木を発見。この辺りは松が多いので油の木も見つけやすい。ナイフを入れてフェザースティック状になったところに火を近付けて見ると油の木は黒い煙を出してよく燃えた。こういうことも人から人に伝えてゆく大切なことだと思う。
さてさて、すり鉢を詰めて尾根に乗り地形が平坦になったところでチェックポイントのお地蔵さんを発見。ここから次のチェックポイントまではトラバースをしてから尾根を詰める予定だったが、急遽ストレートウォークをすることになった。コンパスで目的地の方角を設定して、谷があろうが尾根があろうがとにかくその方角に向かって突き進むという歩き方。
えー、こんなところ行くの?と思うだろうが、とにかくコンパスの示す方角を信じて進む。きつい斜面は木から木に小刻みにつないで登るのがコツ。そんな時に木の根っこは頼もしい手掛かりになる。
ジュラシックパークの様な羊歯の藪に突入!胸まで迫る羊歯をかき分けて進めーっ!
自分を信じるなー、コンパスを信じろーっ!(実際はこんなにスパルタではありません)
羊歯の藪を抜けると手作りのベンチとテーブルのある広場に出た。はい、ここがチェックポイント。ストレートウォークで一時分裂したシノラー達は無事に集合する事が出来た。
ここで長いお昼休み。森勝氏からメタルマッチによる着火の方法や、ウッドストーブへの薪のくべ方、安全なナイフの使い方など、普段誰からも教えてもらえないことを教えてもらう貴重な時間。
お昼休みを自由に過ごしすぎて写真を撮るのを忘れました。
出発前にパッキングの方法を伝授。ちょっとしたコツを覚えれば簡単に美しいパッキングができるのだ。
お昼の広場から尾根を辿り辿り353m圏まで登り、そこからはハイキングコースを歩いて下山。
6kmほどの行程だったが道草をして、ゆっくり昼休憩を取って、急がずに歩くことで身近な裏山でも人に会うことなく静かに贅沢な時間を過ごせることを実感してもらえたことでしょう。今回のシノギングで覚えたことを時々復習して忘れないようにして安全にシノギングを楽しんで下さい。
最後に恒例の、決して笑ってはいけないヤツ。
皆さんありがとうございました!
また一緒に凌げることを楽しみにしています。
この企画にご協力いただいたmoderateさん、ありがとうございました。
それでは、また次のシノギングで・・・。
出発前にコンパスの基本的な使い方を確認してから、各自地形図とコンパスを見ながらシノギング開始。
本日のシノラーの皆さんにお試しいただくのは、アメノヒ、アマアシ、フリシキル、カグヤ、ツユハラヒ、クナイ。これらはシノギングのコアなアイテムである。ちょっと肌寒いこんな日にはツユハラヒを巻いて歩くと結構暖かいということも実感してもらえることでしょう。
わかりやすい尾根の末端を巻いて沢沿いのルートから入山し徐々に標高を上げて行く。
一段上がって尾根に出たところで現在地の確認。鬱蒼としていて何となく人の手が入った感じのあるエリア。昔はこの辺りにも民家があったのか・・・。
トレイルを少し外れて地形図とコンパスを頼りに次のチェックポイントを目指してもらう。フカフカの落ち葉が気持ちよさそうだがツルツル滑るので注意が必要だ。
ツルツルの落ち葉の斜面を凌いでいる途中で謎の穴を発見。さっそく低山小道具研究家で最近はユーチューバー宣言をした森勝氏に穴を探ってもらう。洞窟探検のキャリアのある森勝氏が安全確認をしたところで、日頃から穴があったら入りたいと思っていた一部の参加者の希望をかなえることができた。
穴で遊んだ後は小さな谷を詰めたすり鉢状の地形を次のチェックポイント目指して凌ぐ。
歩きながら油の木を発見。この辺りは松が多いので油の木も見つけやすい。ナイフを入れてフェザースティック状になったところに火を近付けて見ると油の木は黒い煙を出してよく燃えた。こういうことも人から人に伝えてゆく大切なことだと思う。
さてさて、すり鉢を詰めて尾根に乗り地形が平坦になったところでチェックポイントのお地蔵さんを発見。ここから次のチェックポイントまではトラバースをしてから尾根を詰める予定だったが、急遽ストレートウォークをすることになった。コンパスで目的地の方角を設定して、谷があろうが尾根があろうがとにかくその方角に向かって突き進むという歩き方。
えー、こんなところ行くの?と思うだろうが、とにかくコンパスの示す方角を信じて進む。きつい斜面は木から木に小刻みにつないで登るのがコツ。そんな時に木の根っこは頼もしい手掛かりになる。
ジュラシックパークの様な羊歯の藪に突入!胸まで迫る羊歯をかき分けて進めーっ!
自分を信じるなー、コンパスを信じろーっ!(実際はこんなにスパルタではありません)
羊歯の藪を抜けると手作りのベンチとテーブルのある広場に出た。はい、ここがチェックポイント。ストレートウォークで一時分裂したシノラー達は無事に集合する事が出来た。
ここで長いお昼休み。森勝氏からメタルマッチによる着火の方法や、ウッドストーブへの薪のくべ方、安全なナイフの使い方など、普段誰からも教えてもらえないことを教えてもらう貴重な時間。
お昼休みを自由に過ごしすぎて写真を撮るのを忘れました。
出発前にパッキングの方法を伝授。ちょっとしたコツを覚えれば簡単に美しいパッキングができるのだ。
お昼の広場から尾根を辿り辿り353m圏まで登り、そこからはハイキングコースを歩いて下山。
6kmほどの行程だったが道草をして、ゆっくり昼休憩を取って、急がずに歩くことで身近な裏山でも人に会うことなく静かに贅沢な時間を過ごせることを実感してもらえたことでしょう。今回のシノギングで覚えたことを時々復習して忘れないようにして安全にシノギングを楽しんで下さい。
最後に恒例の、決して笑ってはいけないヤツ。
皆さんありがとうございました!
また一緒に凌げることを楽しみにしています。
この企画にご協力いただいたmoderateさん、ありがとうございました。
それでは、また次のシノギングで・・・。
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