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六甲山でシノギング

早朝の芦屋川駅に降りるとハイカーとランナーでそこそこのにぎわい。
芦屋の住宅地を抜けると草木が茂り空気も湿気てきた。
うっそうとした感じの道は高座の滝で行き止まりそこから先がいわゆるロックガーデンの中央稜という尾根だ。


ロックガーデンというだけあって岩尾根が突き上げるように立ちふさがるがしっかりとした足場があるので危険はないようだ。


突き上がった先は傾斜もなだらかになり、振り返ると神戸の湾岸エリアが見える。
海と山の距離か近いのは六甲エリアの山のいいところであろう。




岩尾根はところどころ見晴らしのいい場所があり緑の中に岩肌や突き出た岩山が見える。


気持ちの良い道だが矢鱈とイノシシ注意の看板が立っている。
ここのイノシシはそんなに悪さをするのか?
風吹き岩を過ぎると人が少なくなったような気がする。
静かで快適な登山道に顔を緩ませ歩いていると、ゴルフ場の一部を通過する。
ゴルファー近っ!

雨ヶ峠まで来るとロッキーな感じはすっかりなくなり落ち着いた感じの山に変わった。
七曲方面のルートをたどろうと進みかけたが、いや待てよ、六甲山最高峰付近は人が多くて落ち着いて休めないだろうから、ここらで暫し休んでおこうとあたりを調べるが適地が見つからず峠まで引き返す。
峠から道が分かれて東おたふく山方面に続いている。
とりあえずちょっと様子を見ようと歩きだすとすぐに気持ちのいい草原に出た。


草原の木陰で気持ち良さそうに休む人。
そこからは海も見えるではないか!
俺も俺も~!とハンモックに最適な木立を確保。
早速ハンモックを張り、とりあえず寝転がる。


あ~、いい~。
あ~、これこれ!
すぐに身体がふわーっと軽くなり眠くなる。
しばらく寝た後に、ちょっと早いがお昼を食べる。
この先まだ長いがゆっくりすることにした。


結局三時間ほどハンモックで凌いで(だらけて)しまった・・・。
すっかりスリープモードになった身体を起して北に進む。


一旦下って峠に出た後、更に尾根を北に登り返すと蛇谷北山。
そして暫しの登りを凌いで石宝殿の広場にひょっこり飛び出た。




峠からここまでの山は緑が濃くてとても気持ち良かったな!

一軒茶屋の前まで来た。
いよいよ六甲最高地点も目と鼻の先だが、このあたりは道路が通っていて車で簡単に来ることができるのでハイカー、ランナー、観光客がにぎやかだ。
「山頂にはこだわらない」という「凌」の心得を思い出し、最高地点には行かずに一般道をテクテク歩く。
しばらく一般道を歩いて西おたふく山を下山することにした。
このルートも緑が濃く気持ちがいい。
尾根は思っていたよりも長く、沢に出た後も長くてくたびれてしまったが、たっぷり歩いてたっぷり汗を掻いて、初の六甲シノギングを終えた。


次はいつ頃来れるかな?







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