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冬の凌クラシックスタイル

不定期にはなってしまうが、凌アイテムのおすすめの着こなしを季節ごとに紹介したいと思う。素材の機能だけを並べ立てるのではなく、凌の美学でデザインされたアイテムがシノギングでどう機能するかを実践的な視点で解説する。

その第一回目は冬の凌クラシックスタイル。

フユボウシ、クビマキ、アキノヒ、ハカマスカート、クナイショートで凌らしさをぷんぷんと匂わせつつもユニセックスなアイテムのチョイスは男性にも女性にもしっくりくるはず。

フユボウシ

生地はウールメルトンだが、それほど目が詰まっていなくて、しかも裏地を付けていないということもあって汗の抜けはいい。仮に汗をかいても、はたまたちょっとした雨にやられても、ウールは調湿性が高いので一旦保水して汗だれや雨だれを感じさせない。びしょびしょに濡れた後に乾くまでには少し時間がかかるが、ダラダラと汗や雨がたれてくるよりぜんぜんいいわけである。天然の抗菌防臭効果も備わっているので被りっぱなしでも汗や焚き火の匂いがほとんど気にならない。私などシノギングから普段の通勤まで使っているが、今まで一度も洗ったことはなく、それでもまったく臭くない、と自分では思う(笑)多分臭くないと思うよ。

クビマキ

痛風ではなくて風通織りの、ある意味スカスカのクビマキはアキノヒの首まわりをそっと埋めて温めてくれる。実際にこれがあるとないとでは首まわりの暖かさが全然違うのだ。だからと言って決して過度な暖かさを提供するわけではないのでずっとしていられる。衿の中に隠してしまうのではなくちょっとだけ見えるように巻くのが粋である。

アキノヒ

完全な防風性はないが、まあまあの防風性があり、まあまあの防風性があるということは少しの通気性があるということで、私は汗かきなので実をいうとアキノヒのような通気性の低いアウターはあまり着ることがなかった。通勤には重宝しているが(笑)この辺りはどのくらい汗をかくかで快適性が変わってくるので、汗かきの人は私の意見を参考にしてもらえばいいと思う。で、なぜアキノヒを引っ張り出してきたかというとそれはクラシックだからであって、凌アイテムの中でも古株で、デザインもどことなくクラシックで なんといってもハカマスカートと合わせた時のバランスがとてもいいからである。前合わせはダブルでジッパーとスナップボタンで止めるのだが、状況によってジッパーを開けてスナップボタンだけで止めてもいい。こうするとベンチレーション効果が高くなる。袖口を絞るフラップなどないからとてもすっきりしていて潔い。隙間風が寒ければ細引きで絞って凌げばいい。

ハカマスカート

春夏商品として販売しているハカマスカートだが、意外としつこく秋冬にも使える。気温によってタイツの厚みを変えたり、シノビやシモナギなどのソフトシェルパンツと合わせてもいいのだ。どうしてそんなにハカマスカートを穿くのかというと、それはやっぱりそのスタイルがいかにも武士っぽかったり、ハイカラっぽかったりするからで、これは凌を体現するには一番わかりやすいアイテムだからである。ただ、それだけではなく、ベンチレーション効果が高く、穿いたことがない人には到底わからないことなのだが、意外にも歩きやすいからという機能的な裏付けもある。

クナイショート

実を言うとクナイショートはハカマスカートのためにあるのではないかと、デザインした自分が感心してしまうくらいハカマスカートとの相性がいい。その理由はハカマスカートの丈とクナイショートの丈の絶妙なバランス関係にある。 お互いに干渉せずに少しの距離感を持って落ち着いていて、ハカマスカートの裾が広がっているのに対してクナイショートの口はきゅっとすぼまっているところに和の美意識を感じるのである。画像ではタイツがだらしない感じが残念だが、ここは少しの寒さを凌いで素足を見せるべきだった。その方がずっと美しい。

こんなクラシックな着こなしは、それほど厳しい直登のない尾根をのんびり歩くのに丁度いい。外気温が10℃以下、5℃から0℃位になるとますます快適になるコーディネートである。

 

 シノラーよ、孤高であれ!

 

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