アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

クロホオズキ - 鞍ヶ池公園(豊田市)

2019-07-24 20:12:33 | みんなの花図鑑

オオセンナリの園芸品種がクロホオズキです。





元のオオセンナリもそうなんですが、 ホオズキのようなつぼみの殻の中から花を開くのが特徴です。





オオセンナリ(大千成) 学名:Nicandra physaloides
クロホオズキ(黒鬼灯)学名:Nicandra physalodes Violacea





オオセンナリと似ていますが、違いは、葉に黒い棘があるか、花の基部の色が何色かなどが、同定の決め手になります。(かぎけんWEB「クロホオズキ」)





葉は そう、あのワルナスビの葉そっくりですね。よく見ると 表面に 黒い点々のあるのが分かります。




トウワタ - 安城デンパーク

2019-07-24 18:08:15 | みんなの花図鑑

暑いですねぇ~~





トウワタ(唐綿)は 学名 Asclepias といって、キョウチクトウ科(旧分類では ガガイモ科)の植物です。





ヤナギに似た葉を持つことから「ヤナギトウワタ」の別名もあります。





花は羽根突きの花みたいな形をしていて、羽根に当たる部分が花弁で、突出した黄橙色の花柱(副花冠)で2色に見えます。





下に開いている羽根突きの羽根のような部分が 花冠で、上の玉に当たる部分が 副花冠。
副花冠の中には 花の中心には雄しべと雌しべが合体したずい柱が爪のように伸びています。




ミソハギ - 鞍ヶ池公園(豊田市)

2019-07-24 13:37:46 | みんなの花図鑑
イングリッシュ・ガーデン 3点セット(その 3)

水辺の植物なので、イングリッシュガーデンのセットに入れるのはどうかという気もしますけど、鞍ヶ池の イングリッシュガーデンには 特に目立って咲いていたので、これを含めて 3点セットとします )^o^(





お盆のころ紅紫色6弁の小さい花を先端部の葉腋に多数つける。
盆花としてよく使われ、ボンバナ、ショウリョウバナ(精霊花)などの名もある。(以上 wiki「ミソハギ」より)






ミソハギ - 安城デンパーク
のところでやったように、
ミソハギの 雄しべは全部で 12本もあるのですが、そのうち 6本が長く、残りの6本は短いこと。
それで、長い雄しべ、短い雄しべ、めしべ の位置関係が3種類あることを知りました。

a. 長い雄しべ > 短い雄しべ > めしべ
b. 長い雄しべ > めしべ > 短い雄しべ
c. めしべ > 長い雄しべ > 短い雄しべ

この3タイプです。

まず上の画像のタイプですが、bタイプのようです。(短い雄しべはちょっと見えませんが)





これも bタイプのようです。





これも (短い雄しべのほうが見えませんが)bタイプのようです。





これは 雌しべが見えませんが、長い雄しべ、短い雄しべがしっかり見えるので、a タイプのようです。

今回の撮影では(雌しべが 雄しべより長いタイプ)cタイプ は 発見できませんでした。



タデ(Persicaria microcephala )‐ 鞍ヶ池公園(豊田市)

2019-07-24 13:10:40 | みんなの花図鑑
イングリッシュ・ガーデン 3点セット(その2)

鞍ヶ池公園の イングリッシュ・ガーデンに デンパークのグラス・ウォークにあるのと同じ植物が3点セットでありました。二つ目は 葉と花の雰囲気がミゾソバそっくりなタデ科。





タデ科の中に (その1)で取り上げた タデ属 (Polygonum) と イヌタデ属 (Persicaria) とあるんですね。
(ミゾソバは まったきイヌタデ属 (Persicaria)だろうとおもったら、タデ属 (Polygonum) に分類されることも、イヌタデ属 (Persicaria)に分類されることもあるのだそう)





属名のPersicaria は、「桃(Amygdalus persica)のような」という意味で、葉の様子を指しています。(ブログ花日記「小さな花のタデ Persicaria microcephala」)




種小名のミクロケファラは「小さな頭花の」という意味です。(同上)



タデ(Polygonum amplexicaule) - 鞍ヶ池公園(豊田市)

2019-07-24 12:47:27 | みんなの花図鑑
イングリッシュ・ガーデン 3点セット

鞍ヶ池公園の イングリッシュ・ガーデンに デンパークのグラス・ウォークにあるのと同じ植物が3点セットでありました。一つ目は タデ。





細かく学名で言うと Polygonum amplexicaule 。カタカナ表記すると(ポリゴナム アンプレキシケール)みたいになるのかと思いますが、ラテン語風~英語風と読み方にバリエーションがあって検索で絞りにくいので、元の学名を書いておきます。





Polygonum は、ギリシア語でミチヤナギなどの茎の形から「多くの(Poly)ひざ(Gonu)がある」の意味といわれるが、その他の語源説もある。(wiki「タデ属」)
amplexicaulis は 「抱茎の」





ポリゴナムと言えばヒメツルソバ(Polygonum capitatum)が ポピュラーですね。(sonet 光と風と「ポリゴナム・アンプレキシカウレ [デンパーク]」)




ブッドレア - 鞍ヶ池公園(豊田市)

2019-07-24 11:53:28 | みんなの花図鑑

白いブッドレアの上のほうにあるのは 東海環状自動車道の橋梁です。





東海環状自動車道「鞍ヶ池パーキングエリア」には「鞍ヶ池スマートIC(インターチェンジ)」が併設されていて、ETC車であれば利用できます。
下から自動車道を見上げると、谷間の上の橋梁なので、とても高く感じます。





ブッドレアは Buddleia で、強いてカタカナ書きするなら「ブッドレイア」のほうがいいのかな?と思いますが、そう表記する人はいません。




ブッドレアの花には、好んで蝶が集まると言われ、バタフライ・ブッシュの別名があります。