アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アメリカオニアザミ - 安城市OZ

2019-07-06 18:09:21 | みんなの花図鑑
<イガイガ>?特集、その4!

ゴボウを見ていて、そういえば、国道一号線の アメリカオニアザミも そろそろかな? と。




行ってみたら、ドンピシャ でした(^^)

全体に短い綿毛があり、翼があり鋭いとげがある。葉は鋭くとがって深く切れ込む。(出典不詳)



頭花は枝上に1-3個つく。直径3-4cmの紅紫色で総苞は長卵形で総苞片は線形で先は鋭いとげになる。(同上)





原産地はユーラシア大陸ですが、日本にはアメリカから穀物や牧草にまじって入ってきたとされており、そこからアメリカオニアザミの和名があるのではないかと思います。侵入経路をたどるとヨーロッパ(原産地)→アメリカ(帰化)→日本となるようです。(ヤサシイエンゲイ「アメリカオニアザミ」)





草丈は50cm~1.5mほどになり、葉や茎に鋭いとげがびっしり生えており猛々しい姿をしています。決して素手や薄い軍手では掴みたくはありません。(同上)




花の下部(総苞片)が球状にふくらんでおり表面にとげがスキマなくびっしり生え、さらに総苞片は花より大きいです。また茎には翼と呼ばれるひれがつきます。これらの特長から他のアザミとの区別は容易につきます。(同上)
・・・それでも、有名な草花掲示板で 「ノアザミ」を このアメリカオニアザミ と回答した常連回答者さんがいた(T△T)
園芸では扱わないもんな・・・



ポンテデリア(ナガバミズアオイ)- 安城デンパーク

2019-07-06 11:13:25 | みんなの花図鑑

ポンテデリア(別名 ナガバミズアオイ)は 米東部からカリブ海地域が原産の、ミズアオイ科の水生植物。
属名の ”Pontederia” はイタリアの植物学者への献名、種小名の ”cordata” は葉形が「心臓形の」に由来します。




ホテイアオイも同じミズアオイ科の水生植物ですが、ホテイアオイが水面に浮かんでいて、根が水底についていない浮遊性の植物なのに対して、ポンテデリアは、根が水底にあり、茎や葉を水面上に伸ばす抽水植物です。(園芸植物 育て方と花の写真「ポンテデリア」)




花被の色は 藤色が多いですが、このような 白色をしている種類もあります。




花弁の1片に黄緑色の点が有り、受粉に役立つ蜂が飛来する目印となります。




花は一日花なので、夕方には萎みます。




ゴボウ - 安城市EB

2019-07-06 09:33:01 | みんなの花図鑑
<イガイガ>?特集、その3!

アザミの花みたいな ゴボウの花。




この時期、ゴボウは完全に 木質化してます。




ゴボウはキク科の植物で野菜としては普通春に種をまいて秋から冬にその根を収穫します。




しかし、そのまま放置すると、翌年の初夏には茎が人の背丈ほどに伸び、「紫色のアザミに似た総苞にトゲのある花を咲かせ」(wiki) ます。




ゴボウはヨーロッパ原産の植物で、ヨーロッパではごぼうの若葉をサラダとして食べるそうです。

根を食べる習慣は 日本に来てから生まれたものだそうです。
「根を野菜として食用にするのは日本と台湾、朝鮮半島だけ」(みんなの花図鑑「ゴボウ」)との記事がありますが、誤解を招きそうです。
朝鮮半島、台湾で根を食べる習慣があったのではなく、かつて日本が植民地統治していたときに 伝わったのであって、元々根を食べる習慣はなかったはずです。