アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ノアザミ - 矢作川堤防(安城市)

2019-07-17 19:57:42 | みんなの花図鑑

ノアザミは キク科アザミ亜科。
ノアザミの花期は 初夏から夏、この季節に咲くアザミは本種だけとされています。






花の下部、萼の白っぽい部分がネバネバして粘着力の強いのがノアザミの花の特徴だそうです。






アザミ(薊)の由来は「花に魅かれて触ると葉のトゲに刺される」つまり「あざむく」が変化してアザミとなったとのことですが。(四季の山野草「ノアザミ」)





ノアザミには 多くの虫が集まります。





もうすぐ夏休みですね。





ノアザミに集まる虫を数えるだけでも、りっぱな資料になるそうです。




ヤブカンゾウ - 矢作川堤防(安城市)

2019-07-17 17:50:00 | みんなの花図鑑

きょう、セミが鳴きだしました。
夜明けまでよく降った雨も止み、気になっていた矢作川堤防に行ってみました。





ヤブカンゾウ 7〜8月に、茎頂にユリに似た八重咲きで橙赤色の花を開く。(wiki「ワスレグサ」)





自生地 : 日本では本州以南の野原や薮などに群生する。(同上)





生態 : 3倍体のため結実せず、匍匐茎(ほふくけい、ランナー)を出して拡がる。(同上)





別名 : ワスレグサ、カンゾウナ (同上)




アンゲロニア - 安城デンパーク

2019-07-17 11:19:49 | みんなの花図鑑

「アンゲロニア」って、学名の 「Angelonia」からでしょ!
「Angelonia」って、ラテン語の Angelos からでしょ!

Angelos って」、英語の「エンジェル」日本語の「天使」でしょ?!
この花の どこが エンジェル なの??






この花を近くで見ると、私には 「断末魔」という言葉が浮かんできます (´v_v`)





あるいは 、「阿鼻叫喚」なんて言葉も 久しぶりに (#^.^#)





どこが 天使なんでしょうねぇ
天使には見えない、というのは 私だけではないようで・・・
いわく
●口を開けた骸骨 ●ロウソク ●口を開けた金魚 ●歯並びの悪い口

こちらのほうが、天使よりもよっぽど 真実味があるかと (^^ゞ






「天使」という日本語には 翼をもった天の使い、神の心を人間に、人間の願いを神に伝える、やさしい妖精 のようなイメージがあると思います。しかし、ギリシャ語のAngelos の意味は「使者」でした。

古代の非キリスト教徒のネオプラトニストは、アンゲロスを神々やダイモーンのような超自然的存在として扱った。また、「密使」を意味するペルシア語の「アンガロス」や「神の霊」の意であるサンスクリットの「アンギラス」も、ギリシア語のアンゲロスとともに語源に挙げられることがある。(wiki「天使」)

由来は「天使」と聞いて、やさしさや 翼をもった妖精 のようなイメージをもつことが 本来 偏見なのかもしれません。