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アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

コブシとシデコブシ - 安城デンパーク

2025-03-31 07:00:00 | みんなの花図鑑
きのうモクレンをアップしたので、きょうはモクレン科のこりのコブシとシデコブシを。


コブシ



クラブハウス前のコブシです。



コブシ



グラスウォークのコブシです。




コブシ





白の花木園のコブシです。





シデコブシ


ムーンライトウォークから 秘密の花園(イングリッシュガーデン)へ向かう途中にあるシデコブシです。


バックはデンパークのシンボルツリーのひとつ ベニバスモモです。






シデコブシ







芝生広場の地ビール館側のシデコブシです。



シデコブシ
上のコブシのすぐ横の 品種名’キング・ローズ’ と言う名のシデコブシです。









シデコブシ







芝生広場の 彩の花木園側のシデコブシです




シデコブシ
その彩の花木園袖のシデコブシです。(ロドレイア・チャンピオニーの前です)















シデコブシ(桃花)
最後は、ひょうたん山(恐竜王国ディノランド)に向かう橋のたもとにあるシデコブシです。











あと、きのうのモクレンの仲間に加えたほうが良かったのですが、同じモクレンの仲間と言うことで
オガタマノキ







開花が楽しみなのに、今年は そのつぼみを鳥が食べてしまっています (ToT)







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デンパークのモクレンたち

2025-03-30 07:00:00 | みんなの花図鑑
安城デンパークのモクレン科の花たちを2回に分けてアップします。
3月28日~29日の撮影です。
1回目は モクレンの仲間たち。
(2回目は コブシの仲間たち)


ハクモクレン



ハクモクレンは 主として芝生広場に植わっています。






ハクモクレンとコブシは一見似ていますが、コブシが開き切るのに対し、モクレンは 開ききらず上向きに咲きます。











サラサモクレン ’アレキサンドリーナ’



樹名板が掲げてあって、そこには
 Magnolia x soulangeana 'Alexandrina'
  モクレン 'アレキサンデリーナ'
   モクレン科
   園芸品種
と書いてあります。





木の名前は 樹名板はただ「モクレン」となっていますが、
学名にある  Magnolia x soulangeana で日本語記事を検索しなおしますと、
モクレン(シモクレン)とハクモクレンとの交雑種(denudata × liliifolia)「サラサモクレン」と呼ばれているものと分かります。(三河の植物観察「サラサモクレン 更紗木蓮」)





「モクレン は小型で花が紫色、ハクモクレンは大型で花が白色。モクレンは開花が遅い。」(サラサモクレンは)「両者の中間の形質をもち、花色はほぼ白色~淡赤色~暗赤色など変化が多く、花形や樹形などにも幅広い変異があり、多くの品種が作られている。ヨーロッパで人工的に作られたものであるが、中国では自然交雑のものも見られる」(同上)





品種名ですが、樹名板には 「アレキサンデリーナ」 と書いてありましたが、 その検索ワードでググると 「アレキサンドリーナ」に修正して検索されます (´v_v`)
もとの品種名も 'Alexandrina' なので私も「アレキサンドリーナ」または「アレキサンドリナ」のほうが近いと思います。





シモクレンではやや色が濃すぎるし、ハクモクレンだとやや物足りない……
そんな場合は、両者の交配種であるサラサモクレン(更紗木蓮)がおすすめです。
そのサラサモクレンの代表的な品種がこの「アレキサンドリナ」だそうです。
(40代から始める花のある暮らし「モクレン(木蓮)10種類!」より一部編集して引用)




モクレン ’ワイルドキャット’


樹名板には 「モクレン ’ワイルド・キャット’」とあります。


ところが「モクレン ’ワイルド・キャット’」でググると
Google AI は 「モクレンには「ワイルド・キャット」という品種はありません」
と言ってきます(ToT)
でも 白の八重咲きの 「ワイルドキャット」と言う園芸品種はちゃんとあるようです。Google AI が知らないだけのようです。





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陽光桜とユキヤナギ

2025-03-29 07:00:00 | みんなの花図鑑
昨日 (3月28日)雨上がりの撮影です


安城デンパークの園西側に半場川が流れていますが、その両岸に陽光桜というサクラが植わっていて、今が盛りです。
桜並木は、安城市内のNPO いのちの森づくり実行委員会オーナー制により 平成21年3月に植栽されました(240本)。園の外ですが、園路から花を見る事が出来ます。



画像はフェンス越しにすべて園内から 手を伸ばしてコンデジで撮りました。




wikiによると「ヨウコウ (陽光、学名: Cerasus ‘Yoko’)は日本原産の交雑種のサクラで、愛媛県に在住していた高岡正明がアマギヨシノ(天城吉野)とカンヒザクラ(寒緋桜)を交雑させて作出した栽培品種。別名「陽光桜」。」



その由来ですが、同じくWikipediaによると
「高岡正明は第2次世界大戦中に学校教員であったが、戦後、戦死した生徒たちの冥福を祈って各地に桜を贈ることを思い立ち、環境適応能力が強いサクラを作出すべく、25年の試行錯誤の後に、寒さに強い日本のソメイヨシノに由来を持つアマギヨシノと台湾もしくは日本の暑さに強いカンヒザクラを交雑させて誕生させた」ということです。



「陽光」の名は「天地に恵みを与える日の光」の意味だそうです。













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ユキヤナギ、クロヤナギ、アセビ - 安城デンパーク

2025-03-27 07:00:00 | みんなの花図鑑
今日もまた 安城デンパークで3月21日(金) に撮った花たちです。時間がどんどん経っていくので、 大急ぎで脈絡なく?放出です m(_ _)m


ピンクユキヤナギ



ふつうのユキヤナギは白の細かい花がたくさん集まって咲くと雪が積もったように見えるのでユキヤナギなのですが、こちらは蕾が濃いピンクで開いた白い花弁と混ざってピンクに見えるユキヤナギの品種です。





安城デンパークの彩の花木園に数本あります。



ユキヤナギの学名は Spiraea thunbergii です。バラ科です。ヤナギ科ではありません。
属名の Spiraea は ラテン語で「螺旋」を意味します。コデマリの属名も Spiraea です。



クロヤナギ



花穂が黒いから クロヤナギなのですが、開花すると、ふつうのネコヤナギと同じでちっとも黒くありません。






クロヤナギは ネコヤナギの突然変異種で、ネコヤナギの雄花の「苞」の部分が黒くなったので、開花する前(おしべが伸びる前)の花穂が黒く見えるのです。




なので、苞よりも長く雄しべが伸びてしまうと 普通のネコヤナギとあまり見分けがつかないのです。










アセビ



アセビの学名は Pieris japonica subsp. japonica
種小名が japonica となってますが、中国にも自生します。





「馬酔木」の字は「ウマが葉を食べれば毒に当たって苦しみ、酔うが如くにふらつくようになる木というところからついたとされる」(wiki「アセビ」)










「花の直径は6~8ミリほどで口のところは浅く五つに裂け、内部には10個の雄しべと1個の雌しべがある。雌雄同株。花の奥には蜜が光るが、アセビは花にも毒性があり、蜂蜜で中毒を起こした例もある。」(庭木図鑑 植木ペディア「アセビ」より)




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3月21日の ベニバスモモ - 安城デンパーク

2025-03-26 15:00:00 | みんなの花図鑑
安城デンパークにはたくさんのベニバスモモがあります。いま園内のベニバスモモが咲きだして、シンボルツリーの面目躍如です。
日ごとに代わっていくので、とりあえず3月21日(金) の園内各地のベニバスモモです。



秘密の花園のベニバスモモです。






バックはメタセコイアの高木です。




ここからは風車のある子ども広場のベニバスモモです。


ここのベニバスモモの開花が 毎年 園内では一番進んでいます。







ここからは 白の花木園のベニバスモモ。



低いところに出ている枝で、シベの観察 !(^^)!










ふたたび 子ども広場のベニバスモモ。




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サンシュユといえば春黄金花

2025-03-26 07:00:00 | みんなの花図鑑

サンシュユは中国名「山茱萸」を音読したもので、「茱萸」はグミの意味だから、「山茱萸」を訓読?すると「山グミ」となります。
これは 秋に グミのような赤い実が生ることに由来します。




でも、春の花のときは 別名の「ハルコガネバナ(春黄金花)」のほうがぴったりな気がします。
ミズキ科だから トサミズキなどと同じ科ですね。




沢山の黄色い小花が集まって 散形花序を構成しています。
「4枚の総苞片のなかに たくさんの小花が入っています。」




雄しべは4個。ウメやサクラに比べるととても質素です。


アーカイブ (2019-3-09)

花柱と雄しべの付け根の間が盛り上がっていて、蜜を分泌しています。



西洋サンシュユ ’オーレア’

ここからは 西洋サンシュユ。
と言っても自生地が違うだけで、見かけは東洋のサンシュユと変わりません。



セイヨウサンシュユ:ヨーロッパ中部から西アジアが原産
サンシュユ:中国や朝鮮半島が原産

















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ようやく咲いた 早咲きザクラ

2025-03-25 07:00:00 | みんなの花図鑑
3月21日の撮影です。

河津桜

早咲きのはずのカワヅザクラがようやく咲きました。
サクランボやスモモもいいけれど、やっぱり桜はいいですねぇ (^^♪





解説板にてコメント割愛 m(_ _)m






その昔、会社勤めのころ、私は自宅から会社まで自家用車で通っていました。
ある年、はじめて海外に(仕事で)往くことが決まった 4月、道中のあちこちで咲く染井吉野を見ながら、来年もこのサクラを観ることが出来るだろうか?と 妙に感傷的になったことを思い出します。






インドネシアはもちろん タイやミャンマーでは 桜が無いのです。










おかめ桜




これは安城デンパークのオカメザクラですが、私がおかめ桜を知ったのは 名古屋市の伏見の通りです。






おかめ桜も 河津桜も 並木になってると一層引き立ちますね



おかめ桜って めしべが長いんですね





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今を盛りのアーノルド・プロミス

2025-03-24 07:46:04 | みんなの花図鑑

マンサクは春一番に「まんず咲く」からとか言いますが、安城デンパークのマンサク ’アーノルド・プロミス’ は早咲きザクラが咲きだす頃になってもまだこのように満開です。(3月21日撮影)





この ’アーノルド・プロミス’ という品種はアメリカでできました。
学名は Hamamelis × intermedia ‘Arnold Promise’
学名の intermedia(インターメディア)とはこの場合、中国のマンサク(シナマンサク)と日本のマンサクの両方の性質をもつ、ということです。



















もうひとつのアーノルド・プロミス

デンパークには、上の房咲きのアーノルド・プロミスのほかに、もう一本 アーノルド・プロミスが植わっています。


「アーノルド・プロミス」の樹名板があるから間違えようが無いのですが、 上の華やかなアーノルド・プロミスと違って、去年の葉をつけた、明らかに シナマンサクの血の濃い品種です。





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デンパーク広場のハクモクレン

2025-03-23 07:00:00 | みんなの花図鑑
3月21日撮影

ハクモクレン



芝生広場には モクレンとシデコブシの木が植わっています。




ハクモクレンのほうは、去年、開花直後に 鳥にいっせいに 花弁の頭を食べられてしまいましたので心配していましたが、今年はどうやら他のモクレンか、別の花に行ってくれたようで やれやれです。





















シデコブシ



同じ日のシデコブシのほうですが、まだこんなです。




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