アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ペンタス - 西尾市憩の農園

2019-07-04 22:17:07 | みんなの花図鑑

ペンタスの良さは 赤い星形をした小花が集合しているところなのかもしれませんが、先だってから、それぞれの小花の中心にある 白いシベと 付け根のクラゲのようなもやっとした膨らみ が 気になってます。





赤のペンタスはコントラストが強すぎて、白のシベが飛んでしまうので、ピンクのペンタスで観察して見ることにしました。
白いクラゲのようなものの実態は 花筒から出ている腺毛のようです。




雄しべは5本 あるそうですが、筒内部に付着した形となっており、隠れています。





上に出て 二股に分かれているのは めしべの柱頭です。





花筒の入り口に見える腺毛は おそらく中まで続いているのでしょう。その腺毛の中に おしべは埋もれています。この腺毛の役目は何でしょう? どうもはっきりしません。




つぼみの外も 毛が多いです。



マンデビラ - 西尾市憩の農園

2019-07-04 17:32:47 | みんなの花図鑑

マンデビラ(マンディビラ Mandevilla spp. )あるいは デプラデニア(流通名では デプラ とも) は キョウチクトウ科。




マンデビラの名は ブエノスアイレス駐在のイギリス公使 マンデビルの名より。




キョウチクトウ科の チリソケイ属。したがって 英名に Chilean Jasmine の名がある。(GKZ植物事典)




葉の形状は漏斗形である(GKZ植物事典)




セイロンライティア - 西尾市憩の農園

2019-07-04 17:16:05 | みんなの花図鑑

セイロン・ライティア(Ceylon wrightia)は キョウチクトウ科。




学名:Wrightia antidysenterica
Wrightia はスコットランドの植物学者 William Wright への献名
種小名 antidysenterica は 「赤痢をなおす」の意。(GKZ植物事典「セイロンライティア」より)





花びらは5枚で付け根の部分にも細かい花びらのようなものが見られますが、これは副花冠が発達したものです。(ヤサシイエンゲイ)




キョウチクトウ科の植物はつぼみの状態のとき、花びらの巻き方が上から見て右巻きのものが多いのですが、本種は逆の左巻きなのだそうです。(同上)